昨日は中身について説明してみましたが、
今回は、セットであるべき、「使い方」について書いてみます。
様々な情報も、ツールも、
使い方ひとつで、信頼関係の醸成にも上手く使えるし、
真逆になる場合もありうる話。
あっと、もらうだけもらって、お蔵入りさせてたなら、正に意味はないですから、
実際に、各現場で、活用してくださいね。
例示するに、そうだなあ…中小には未だ縁のない感覚の、
サプライチェーンについて、書いてみましょうか。
サプライチェーン自体については、ご存知ない方は調べてください。
意味合いを理解している前提で書いてみます。
まず、何の加工も工夫もなく、
受入先へ、「こんなアナウンスが出ているから、気をつけてくださいねー!」って、
メールやLINEなどでリンク先を送ればそれで終わり…って方。
最悪です。
この行為の意味は、「これくらい読んどけ!コノヤロー」って相手は感じるものです。
それか、既読スルー、無視して終わり…もしくは開きもしません。
この結果、アナタからのアナウンスは、メンドクサイものとの認識となり、
相手の心は開くどころか、排除する流れになります。
なので、少しでも、相手側が興味を引く伝え方をすべきです。
こういったアナウンスが出ている意味は、
この先、ベトナムなどから借金背負ってやってくる実習生を受入してると、
元請けから仕事を外される確率が知らずと高くなっているのかもしれません。
確認というか、探りを入れるというか、とにかく頭の片隅にでも、
入れておいていただけると損はないかと…とか、
ある大手先では、借金して来日した実習生の調査をして、
判明した分は全部負担しなさい…なんて無茶な指示がとんだ…とか聞いたことあります。
現状、いやこの先、御社では大丈夫でしょうか…とか。
ケースバイケースだし、受入先との関係性やその距離感などに応じて、
様々アナウンスの仕方は変わります。
送るだけ送って、電話で口頭説明やフォローを入れるのもアリです。
一つ一つはとても書いていられないので、
一つだけ例示しましたが、
それだけ背景や諸事情など理解していて、なおかつ相手との関係性に配慮すると、
自然と、こういうアナウンスの仕方になっていくことでしょう。
言葉で書くと、アナウンス時に知恵と工夫をこらせ!ってなりますが、
そんなの自然と、どう伝えたら相手に届くか、響くか、良かれと喜んでもらえるか…を考えたら、
自然と、そうなっていくものです。
そんなこんなが何度も続けば、
結果、相手は、アナタをプロと認め、アナタに信頼を置き、
何かあれば、向こうから頼ってくるパートナーとなっていきます。
本来、ツールとは、こういう使い方をしていくべきだと考えています。
ぶっちゃけ、こんなの教わる以前の問題です。
でも、今の時代、ココまで教えても、教えたことにならないかもだし、
想像力や応用力を身に着けて欲しいと思うなら、
何度もこうやって例示してまで、育成していくべきなのでしょう。
具体的に手取り足取り腰取り教えてもらえるのが当然だってのが、今の若い世代ですから。
無論、仕事ができる方は、誰に教わるまでもなくできますし、
若くても年老いてても、できるし、
日本人じゃなくても、できるし、
デキナイ人は、どれだけ教えても、本人が頑張っても、デキナイんですけどね。
一つでも、一人でも、上手く使ってもらえたらなあと。
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フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
今はこんなんやってみてます。
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