技能実習や特定技能が、いったいどれだけ大切に保護されているかを感じた瞬間…

受入企業向け

法務大臣閣議後記者会見の概要
令和5年9月5日(火)
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00441.html

法務省もやはり特定技能ニーズは高まっていく認識として増加を見込んでいます。

ツッコミたくなったのは…

「外国人在留支援センター(FRESC)や外国人生活支援ポータルサイトについて実際に利用した人からは「自分の不安や悩み等を丁寧に聞いてくれた」、あるいは「情報が探しやすかった」などのポジティブな評価が約9割あったということ」

だそうです。
かつて私が試しにと問い合わせた際は、若い方が対応くださり、
都度都度、画面を消して上司らしき後ろに控える方へ相談し、
時間をかけて、最終的に聞けた答えは、「管轄先の入管へお問い合わせください…」。

期待はしていなかったので、そうですよねーって、終わりにしましたが、
あれから多少は慣れてきたのだとしても、
想像に難くない対応かと思われ、それでもポジティブ評価ってことは、

「よほど相談できる相手がいない…頼れる相手がいない…」

ってコトなんだと思われます。

そう思うと、
おそらく問い合わせているであろう、非技能実習や非特定技能の外国人の方々と比べ、
個別に寄り添い続ける監理団体や登録支援機関、はたまた受入企業の方々は、
いったいどれだけ役立っているコトか。
どれほどに支えとなっているコトか。

入管だの労務管理だのと、常に責任もって寄り添っているプロと常に繋がっている必要性…
毎月、もしくは3カ月に一度でも、常に自分のお世話をしてくれる日本人のプロがいてくれているという安心感…

技能実習や特定技能”以外”の外国人の方々には、
行政機関のように個別に親身に寄り添えない立ち位置にしか頼れないとしたら、
都度都度、お金を払ってプロかどうかわからない士業の方に頼るしかないとしたら、
本当に困っている方々が多いんだろうなと。

技能実習や特定技能の外国人たちは、相当守られ大切にされていて、
その他の在留資格の方々は全く個別に寄り添ってくれる人がいない分、
だからアレでポジティブ評価となる現実なんだなと。

 
人は、人でしか、支えられない。

個別に、継続的に、個々の諸事情を承知したうえで、助言、提言、助力をくれ続ける人がいて、
常に寄り添ってくれるプロの方がいないことには、
おそらく多文化共生だの、誰一人置き去りにしないだの、持続可能性などとは、
片腹痛いと言われても、致し方ない。

そうしみじみ感じた、大臣の言葉でした。

だから移民問題などは、本当に難しい。

そして、だから、監理団体や登録支援機関、受入先、そして送り出し機関の責任は、本当に重い。

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、無料登録しとくと良いと思います。
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