情報化社会の真の怖さは、やはり「裸の王様」問題ではないかと。

仲間

「え…そんなの知らないよ…」

この業界にいて、そんな体験をした方は少なくないのでは。

昔は「そんなこと知ってる人の方がほぼいないんだから、致し方ない…」と現実的には許容されてきた部分かもしれない。

でもこれだけネット、スマホ、SNSが発達した高度情報化時代において、
「知ろうと思えば知る機会はいくらでもあった事実」において、
「知らなかった」は、もはや「罪」でしかない。
特に当該業界で生業として収益を得ているプロにしたら。

でもでも、今まで実際にトラブルに直面してきた人でない限り、
無知の知は、誰かに教えてもらっておかねば、ケアできるものではないのもまた現実。

気づいている人、お分かりの人、想像力や応用力のある人は、
少額のコストを費やしてまで、多額の将来損失をケアし続けている。
いや、プロとして「知らなかった…」の言い訳を是としない人は、
お金さえ上手に活用して、探し続け求め続けている。

 
AIがどれだけ発達しても、システムがどれだけアシストしても、
それらを「活用する側の人間」がやはり根幹の問題であることに変わりはない。

「知らなかったこと」は、何も業界特化の知識やルールだけではない。

考え方、価値観、選択肢…生き方そのものもまた、知ることができる機会にあふれている。
自分のみの周りの環境や習慣の中では、到底知り得ない世界が、
本当に広がっている…自由にコストもろくにかからずに。

結果、経営者のみならず、知るべきを知ろうとしない、探しもしない、一歩も踏み出さない、
いわゆる旧時代のままの「裸の王様」が、いちばん罪深く、恥ずかしい。

特に業者側で、行動に移さずウダウダし続けて何年も経っている人たちは、
令和の今でも、ベトナムへキックバックを求めているのでしょう。
妊娠したら強制帰国させているのでしょう。
有休も5日間取らせていないのでしょう。
日々、パワハラしてるのでしょう。

知らずと情けない業界人に転落したくない人は、自ら求めて、学び続けています。
プライドのあるプロは、環境も習慣も整えて、日々、交流を図っています。
何かあったら支えてもらうために、今日も誰かを支えています。

十分かどうかは、結果が教えてくれる。
また人の性質的に、相対的に他の先と比較して十分かどうかを知ります。

もっと言えば、人が離れていく人は、十分じゃない。
損得や利害を超えて人が近寄ってくる人は、それなりのことができている。

結局、人間性であり、属人力になります。
仕組化や役割分担などは、ふりかけみたいなもの…お米が無かったらあまり意味をなさない。

 
この業界もまた、大きな過渡期の真っ最中だけに、
いつまでも「無知の知」を自覚して、支えあっていきたいものですね。
1の力を10にも100にもしていくためにも。

————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました