技能実習でも特定技能でも、小手先だけでなくこの荒波を乗り越えていく方法

受入企業向け

技能実習でも特定技能でも、
役所に電話すればたいていのことは教えてもらえる。
少なくとも是々非々のラインはある程度見える。

ネットでググれば、SNSで#検索すれば、
色んな情報が出てくる。

でも、業界人の悩みは尽きない。
受入先は受入先として、
監理団体は監理団体として、
登録支援機関は登録支援機関として、
送り出し機関は送り出し機関として、
行政書士、社労士、弁護士は、それぞれの士業として…。

なぜならば、
ピンポイントで自身の背景と諸事情と自分の価値観や性格なども加味した上で、
この場合、どうすべきかについて、
的確適正、適切な助言、提言、第三者見解を知りたいから。

結果、自分の判断にミスがないかどうか、
他にもっと考慮すべきポイントや、ケアしておかないとマズい点等が漏れていないか。
別先で自分が見過ごしている法に触れてしまうリスクはないか。

いやいや、そもそも論として新たな気づきや学びがあるかもしれない…
もしかすると、変に偏った方向に流れた判断をしているのかもしれない…

本当に大海に浮かぶ小舟のように、
目まぐるしく移り変わる社会環境もあって、
難破しないかどうか心配になります。

天気も気温も水温も、風の強さも巻く流れも、波の高さも潮の流れも、
全て刻一刻と今自分が置かれている状況下でピンポイントに把握しておらねば、
いつ嵐が訪れるかわからない。
いつ違うところへ流されているかわからない。
予定が狂うと食料や水さえ、持つかわからない。
水に濡れ気温が下がり、急激な変化に体調も壊すかもしれない。
搭載してある様々な機器が壊れるかもしれない。
万が一のSOS信号発信も間違いなく機能する状態でなくてはならない。
船の装備や備品が、何かの拍子で壊れたりなくなったりするかもしれない。
陸の仲間たちからの様々な連絡手段も間違いなく維持できていないとキツイ。

まして自然は人間が想定する範囲で収まらない。

私たちの場合は、そこにもっとコントロールしおおせない、
人としての感情や、抱える背景、諸事情などが、全員違います。
国も言葉も常識も慣習も何もかもが。
共通するのは「同じ人間」ってだけ。

そうそう、自然も目に見えない部分もありますが、
人だとある意味、目に見えない部分の方が多い。

 
そりゃーねえ、一人で満足に立っていることすら、
ままならなくて当然です。

だからチームを組むんです。
大企業さんは頼もしいお仲間たちが周りに何人もいるから良いのですが、
私達のような中小零細は、タッグを組んで、
より強固に維持発展させていかねば、
とてもじゃないけど、波の数々を乗り越えて目的地へたどり着けません。

更に難儀なのは、経営者が自分一人で大会に船を出すなら良いのですが、
そこには乗組員がたくさんいます。
一度海へ出たとしても、マズくなった時点で近海なら最悪は引き返せます。

でもね、この業界は、途中で引き返すって、難しいんです。
お金で解決できることもありますが、
役所にレコードされたものは巻き戻してロハにはできない。

 
結果、失敗したくなかったら、頼れる仲間が必要となります。
日々移り変わるなら、移り変わる日々を、変動するパラメーターを、
それぞれ可能な限り無理なく拾える環境整備をしておかないと、
あっという間に自分が知らずとズレて漏れていることが多い。

だから私は、コミュニティを築き、適度に進むよう運営しています。
(いつもながら単なる寄り合い、寄せ集めのグループとは違います)

人間、どこまでも社会的な生き物です。
一人だけで、一組織だけでは、とてもとても生きてはいけない。
逆に言えば、メンバーで構成する社会が健全に成熟していけばいくほどに、
今まで想像もできなかったことさえ、叶えていくことができる。

別に大きくなくていい。
大きすぎると目も行き届かない。
私もケアしきれない。

今の時代はどんな時代かというと、そういう時代を私たちは活きています。

ご興味ご関心のある方は、以下よりどうぞ。

【技能実習&特定技能の関係者向けコミュニティ】進化し続ける解体新書企画、第20期募集のご案内(簡易案内版)|元技能実習生監理団体職員|note
主に『外国人技能実習制度』&『特定技能制度』についてのコミュニティです。 この業界で、『笑顔になりたい人』、『笑顔を量産したい人』、そのうえで結果的に『成功したい人(失敗したくない人)』、『自身の成長・進化を加速させたい人』は、ぜひどうぞ。...

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