『誰のために』外国人労働者受け入れ支援事業に取り組んでいるのか?

仲間

先日、久しぶりに初心を思い出させていただきました。

何度目でしょうか。
私みたいに興味関心がアチコチに目が行くタイプだと、
足元がおろそかにならないよう、
気をつけないといけません。

よく、外国人の若者たちのために…と動いている方が多くいらっしゃいます。
(少なくとも私が「笑顔」なんて掲げているので、特に私の周りには)

でも、ソレって、本当は、誰のためでしょうか。

ある方から、
ナゼ、このお仕事に取り組んでいるんですか?的なお話をお聞きした際、

自分は世界各国、いくつか行って見てきたし、
やはり必要に応じてその国へ訪問できるのが嬉しい。
コロナ禍で行けずとも、接点を持ち続けられる、
その国の方々と交流ができる、続く。
さらには、
その国の若者たちに、自分が生まれ育った日本との接点を、
出稼ぎという手段であっても、縁を紡いで、
喜んでもらえたなら…

って、思っていますと、
そんな感じのお答えだったんですね。

私も非常に共感する部分です。

そして、同時に、
人によっては偽善者呼ばわりされるほどに、
ある意味、自己満の世界です。
上から目線とも言えます。

それでも、何もせずに、矢の飛んでこない場所から
陰口しかたたいてない人より、よっぽどマシだと思ってますけど。

つまり、
自分のためなんじゃないかなと。

そして、さらには、
技能実習でも特定技能でも、
外国人労働者のために、支援どころか指導にも励んでいるコトは、
結局、受入先のために繋がっていくんです。

3年なら3年。
ちゃんと頑張って業務に従事してくれるからこそ、
当初のコスパ含め、受入先は助かるんです。

私、このブログのタイトルにも入れてますが、
やっぱり、

win 4 all (win for all)

なんだなあって、改めて思いました。

前述で言えば、
自分のため=監理団体、登録支援機関、送り出し機関になります。

近江商人の三方よしでも構いません。

事業活動を「自分良し」、「相手良し」、「世間良し」の
三方を満足させるよう行わなければいけないという意味のヤツですね。

コレが、『自分だけは…』って人が一人でも入ると、
もしくは、一人でもその方向へヨレていくと、
4者全員のバランスが崩れ、おかしくなっていきます。

さらに、
この4者間の関係性や、向かうべき方向を定め、
導けるポジションは、やはり監理団体(日本側の業者)が一番ふさわしい。

つまり、この4者という同じ船に乗り合わせた仲間内の中での、
リーダー役です。
(別に外国人労働者以外のどのポジションでも、やりようによっては可能です)

二人以上のグループでは、リーダーが必要です。
留まるだけなら不要ですが、
皆で向かうべき方向があるならば、
そのゴールへと引っ張っていかねばならないのならば、
意思決定権者が必要になります。

当然、最終判断は受入先になりますが、
受入先が最終判断を下すための判断材料は、
やはり監理団体になるので、
結果的に、意思決定をもコントロールできることを考えると、
やはり、監理団体が実質的なリーダーなんだと思うからです。

一緒に組んでいる人が、相手が喜んでもらえるように、
皆をまとめて導くことで、
「自分のため」が満たされる。

こういう混乱の過渡期だからこそ、
自分の足元、根っこを見直し、思い出すことは、
大事なんだなあって思いました。

 
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