情けは人の為ならず…招聘受入責任は最後の最後まで…

受入企業向け

昨日の続き…いつもながら自分に言い聞かせる意味でも。苦笑

どれだけムカつく相手であっても、
最後の最後まで、ちゃんと対応する
問題児だからと手を抜かない。

発つ日に部屋チェックしたらまったく片付け、掃除をしていなくとも、
チェックインカウンターでお約束の荷物広げが始まっても、
(今回は一人だけだったから気の済むようにさせた…いくら言っても理解できないから)
母国まで着いたコトを確認する。

コノヤローって、いくら思っても、
コレでやっと手が離れると思っても。苦笑

日本を発つ最後の瞬間まで…
いや、母国に無事に着くまで…

いやいや、帰国後の脱退一時金手続きでの不明な点や問い合わせ相談であっても。

それが、日本へ出稼ぎに来てくれた外国人への若者への最低限の礼儀…

日本人がやりたがらない仕事をしてくれた外国人の若者への感謝。

プロとしてというよりは、
先々の日本人の息子や娘たちのために。
ナニよりも、自分で自分に嫌気が差さないように。
自分自身のために

もしかしたら、
出国ゲートをまた戻ってくるかもしれない。
出国後、すぐに舞い戻ってくるかもしれない。
(勝手にみなし再入国として出国して…今は空港職員が端末をたたけば雇用継続の是非がわかるみたいだけど、全員じゃないし、帰国日=退職日までは雇用契約は生きている…ただし、再入国の際には解除されている)

もしかしたら、残っている後輩たちに、
くだらない余計な文句や入れ知恵を、後出しジャンケン嫌がらせしてくるかもしれない。

どこぞのネットに守秘義務的な画像や、
プライバシーを無視した写メなど流すかもしれない。
入管や管轄先各所へ何らかのリークをされ、
痛くもない腹を探られる意趣返しをしでかすかもしれない。

・・・しないかもしれない。苦笑

皆さん、どんな気持ちで最後を見送りますか? 

もちろん、3年間が素晴らしかった若者が、
誇らしげに胸を張って、満面の笑みで帰国していくときには、
一定以上の寂しさと、また来て欲しいとの思いと、
母国で家族と幸せになって欲しい、
母国で成長した彼が成功する姿も願いつつ…

そんな子ばかりなら嬉しいんですが、
そうはいかない、キレイごと抜きの現実。苦笑

 
追伸、
監理団体実地見学ツアーは、ほぼほぼ埋まってきました。
(コレを書いてる段階ではまだ確定ではないけど)
面白いのは、介護の監理団体が、新潟を見学したいとご希望くださったこと。
確かに女性が主な受入になりますし、
介護は施設が集まって監理団体を設立して取り組んでいる先は少なくない中、
介護のことはわかっても、『技能実習制度』や『外国人の若者』の指導などについては、
なじみも経験もあまりないので、足りない部分を補おうとされてるのかもしれません。
そして、それは、おそらく正解です。

介護は特に、3年で終わり、入れ代わり立ち代わりでも構わない…的な、
割り切り受入を希望している先はほぼないと思われ、
特定技能という2階を対応している、異業種からも、
学べる部分は山ほどあると思われます。

私、偉そうに言わせていただければ、
介護であろうが何であろうが、本質は同じ。
「人」であり、「外国人」であり、
「育てる」こと=「寄り添う」ことは、
女性が得意とするところ

私もあまり気にかけてはいませんでしたが、
実は意外と「介護」においても、活きる見学になるなあ…と思いました。

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