令和2年度外国人技能実習機構業務統計、
帰国後技能実習生フォローアップ調査、
見ているようで、見てない人が多い。
気づくことがたくさんある。
上げだすとキリがないから、いくつかピックアップしてみると…
【調査結果のポイント】
・ 技能実習期間を通じて学んだことが「役に立った」と回答した人は95.3%となっている。
・ 役に立った具体的な内容は、「修得した技能」が76.6%と最も多く、
「日本での生活経験」が71.8%、「職場の規律」が64.5%と続く。
何が、どのように、役に立っているのでしょう。
それは、若者として、一緒に仕事をするというコトを通して、
本当に様々な、日本に来てくれたからこそ、
身に染みて体で、肌感覚で学べたこと、気づけたことが多いと思いたい。
挨拶をする、ミンナで協力する、
時間をルールを守ることの意味、
“仕事”をした結果、給料がもらえる(給料をもらうという意味)、
法に守られてる、
身勝手さと人権とのバランス、
思い遣り、優しさ、厳しさ、大変さ、
日本語、来日前との自分との『差』、
稼げたからこそ帰国後の選択肢が増えているというコト、
3年間、5年間、やり遂げたという自身、実績、
・・・もう、上げだしたらキリがないくらい。
そんな前向きな意味での返答が多かったと思いたい。
・ 帰国後の就職状況について「雇用されて働いている(22.8%)」、
「雇用されて働くことが決まっている(9.9%)」または「起業している(18.5%)」
と回答した人が合計で51.2%となっている。
・ 従事する仕事の内容は、「実習と同じ仕事(46.2%)」
または「実習と同種の仕事(15.9%)」と回答した人が合計で62.1%となっている。
雇用されようが、独立しようが、
同系の仕事に就こうが、別の仕事に就こうが、
日本での経験が、その一人一人の人生の貴重な糧となって、
成長してくれていたなら、本当にありがたいことです。
帰国後技能実習生に対する支援実態等調査
・ 帰国した技能実習生の技能移転を進めるために
「支援を行った」と回答した監理団体等は76.7%となっている。
・ 技能移転を進めるための具体的な支援内容は
「日本での技能実習の修了証明、在職証明等の発行」が76.5%と最も多く、
「帰国後の就労・起業に関する相談対応」が39.3%、
「帰国後の就職先の案内や推薦」が38.1%と続く。
例え、終了証明一つ発行するだけでも、
彼らにとっては、名誉なコトであり、
帰国後の宝となる。
コレ一枚で、自分の将来の足しになる。
帰国後の就労支援や起業相談、母国での就職先案内や斡旋だって、
LINEやMessengerで何往復化する程度のことかもしれない。
でも、確かに、彼らの自身にもなり、良き相談相手と繋がっているとも言える。
監理団体として、送り出し機関を通して、
助言、指導を伝えるコトだって、彼らにしてみれば自分一人じゃできないコト。
こんな人財を量産しているのは、本当に社会貢献と言っても過言ではないと思う。
本音と建前がこれほど乖離している制度は他にない…
確かに、そういった面も否めない現実の中でミンナ頑張ってる。
だけど、確かに、
国際貢献、国際協力は『成っている』現実もまた、
直視していただきたいものです。
メディアは批判するばかり。
商売だし、否定的、批判的なほうが注目が集まるから。
結果、一般ピーポーにとっては、上っ面しか見えないから致し方ないところもありますが、
一面だけを見て否定するコトなら、誰にだってできる。
批判される側に立ってみて、初めて実感してわかることもたくさんある。
木を見て森を焼き払えという人が、どれだけ視野が狭いのかも。
虫食いがあれば、ケアするのが当然。
目先の批判や非難に負けたり、流されることなく、
王道を進みたい。
お天道様に顔を背けて生きていきたい人なんて、誰一人としていない。
自画自賛じゃないけど、
たまにはこうやって自己肯定していくことも、
肯定的な現実を直視することも、
大事だと思います。
特に、こんなストレスフルな今だからこそ…。
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さてさて、次の企画がいよいよ一つ一つ表面化していきます。
カミングスーン。笑
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