「痛い目を見る頃には既に手遅れの人たち」は、残念ながら地獄落ち…

お金

このお仕事、ホントに、
イチ発注に対しての納品(失礼)、
イチ契約完了までのサービス(と言って良いと思いますが)、
この期間があまりに長く、

その間に関わる登場人物も多く多岐にわたり、
リクルーティング、
面接、
日本語教育、
入管法、労働法関連、技能実習法、特定技能ルール、
はたまた士業それぞれの済み分け、
法ではとてもくくり切れない様々なトラブル対応、
色んなことをケアしないと、
契約され、発注を受けた約束を、最後まで守り切ることはできません。

 
今回、何を言いたいのか。

あまりにも膨大で、種々雑多あるので、
人は今、目の前のことに、ついつい、フォーカスするあまり、
本来の目的を失念してしまいがちです。

それは、

3年なら、3年の間は、
ちゃんといてくれること。
 

いるだけじゃなくて、満足の許容範囲内の、
労働をこなすことと、その対価を受け取ること。

結果として、契約満了までのゴールへとたどり着くこと。

もちろん、安直な強制力を行使して、
楽して居てもらい続けるコトではありません。

人間なので、保証も補償も付けることはできません。

注:
特定技能周りの方、間違っても、5年は居てくれるなんて、
安直なお話、してないですよね…。
もしくは、それらがそう容易いことではないことも、
きちんと伝えていますよね?
そのうえで、精いっぱい、外国人のみならず、受入側も支援します…ってお話ですよね。

ときに、この業界にいると、ついつい、
ビジネス的な損得を最優先させたり、
自分側の道理を最優先させたくなったり、
色んな軸へと、偏りがちになります。

 
「法令順守」が目的ではない。
「いかにして楽できるか」が目的ではない。
「いかにして儲けるか」が目的ではない。

わかっていても、目の前に諸問題が勃発していくと、
傾いてしまうことばかり。

 
目の前で人手がなくて困ってる会社がある。
目の前に就労先がなくて困っている外国人労働者がいる。

じゃあと、それぞれのポジションから、
仕事なのでと、懸命に結婚相手を探し始める。

わかるなー、初心者の頃を思い出す。苦笑

結果、安直に、アチコチへ顔を出してマッチング相手を探す。

そう簡単には、上手い事、見つからない。

仕事だもの、当然と、動きさまよい続ける。

ジタバタしていく中で、色んな絶望に気づく。

サラリーマンは結果が出せない。
独立起業者は、自己資金がなくなり、借り入れも底をつく。

そんな状況になれば、
結果として、目の前の金にしかフォーカス(執着)されなくなっていく。 

ほとんどが、このパターン。

当初の目的が、どこかへ行ってしまうパターン。

コレを地獄と言わずして、何を地獄というのやら。

受入側の方へ。
地獄に落ちている人も、決して顔にはそうと書かれてはいませんので、
お気を付けくださいませ。

地獄へ落ちたくない方へ。
一度落ちたら、這い上がってくるのは大変です。
地獄に落ちずに、踏ん張り続けられている諸先輩方を見習って、
そのコツをちゃんと把握したうえで、取り組みましょう。
それだけ、業の深い業界なんです。

  
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