受入企業、監理団体、送り出し機関、士業などの皆様からいただいたリクエスト(声)を振り返ってみました。

受入企業向け

私、最近、自身のこのブログサイト内の見直し、
振り返りをしています。

中でも、以前ご協力いただいたアンケート内容について、
見直してみると、
皆さんからのご要望から、
改めて、何が問題なのかが見えてくる部分が多々ありました。

一部、以下に具体的に上げてみますね。

各業種に踏み込んだ内容が欲しい。

実際にいくつか取り組んでいる部分がありましたが、
全面的に、中断しています。

このような先行きが不安定な中だからこそ、
学ぶ時間を割くほうが賢明かとは思われますが、

逆に先行きが不透明だからこそ、
受入はいつから可能となるのか、
期日がハッキリと見えてこないと、
学ぶ側も切羽詰まらず、通常はエンジンがかかりません。

タイミングを見計らって、リスタートかけたく思います。

なお、
現在、業界ではレジデンストラック対策に絞られているかと。
それだけ、煩雑かつリスクマネジメントが大変です。
自監理団体、受入側なりの答えを出して、
手続きを進めるスタートを切っている先もありそうですが、
大半は、先陣を切って現実的なリスクを浮き彫りにしてくれるのを、
高みの見物的に様子見している先がほとんどです。

そして、高みの見物とはいえ、日々刻々と諸状況が変わるため、
アンテナを磨き、キャッチする最新情報から、判断を調整することにも、
少なからずの手間暇はかかり、
なおかつ、身長かつ重要な決断への判断材料となりますので、
みなさん、浮足立たぬよう、地に足をつけるためにも、
けっこうな労力やストレスを抱えています。

つまり、今に限って言えば、それどころじゃない。苦笑

正に今は、各種の法と、
良識な情報発信者のアップデートチェック程度かもしれません。

失敗事例や恐怖体験の方がタメになる

コレは、日本人的には、いかにして大きな成功を収めるための良い事例よりは、
失敗を恐れるが故の悪い事例のほうを好む傾向が強いという表れですね。

そして、特にこの業界では、そういう日本人の特徴が良い面で大きく表れていると思います。
メディアなどには決して取り上げられないことですが、
悪質ブローカーは、まだ少ないほうだろうということ。

他国と相対的に見た場合の、私の感覚値でしかありませんが、
泣いてる出稼ぎ労働者の数は、他国と比べて日本はまだ確率論的に少ないと思います。
そして、それは、国や法や仕組みの問題ではなく、そこに取り組む人間性の問題だと思いますので。

ソレとコレとは別問題で、未だに辟易するヤカラはいらしゃるようなので、
早くいなくなれと、いつも思い、コツコツの業界のレベル上げに取り組み続けていますが。苦笑

日本人は総じて成功するよりは、失敗することを嫌う。
失敗しなければ、成功だと言わんばかりに。

確かに、失敗を事前に察知できれば、
事前に対策を練り、ケアできる先手を打てますので、
失敗するリスクはとても少なくできます。

そういう意味では、成功の確率は高まると言えますね。

私が言う、徹底したネガティブシュミレーションがとても大事だという意図は、
ココにこそあるといっても過言ではありません。

ただ、一般的に中小のオヤジの域を出ない方々には、
このためのリサーチの深さが全く足りなかったり、
広さがあまりに狭かったり、
そもそも、突き進みながら解決していくスタイルがほとんどなので、
Tシャツ、短パン、サンダルで富士登山を目指す方が多い気がしてなりません。

それだけ、軽装で登ったら、大変なことになるという想像力は、
ないように思います。

山はとんでもなく低く見えているのでしょうね。
比例して、自身の能力はよほど高く評価されているのでしょうね。

大学受験などのように、
客観的な数値化などでのレベルの判別ができないので、
目が悪い方ばかりなのも、致し方ないように思いますけど。涙

体験=すべてご破算になりうる事業

前述同様ですが、特に大手は本業や自社ブランドまで響く事業なので、
気をつけるべきでしょうね。
全ての信用、信頼が足元から崩れていくリスクは、
積みあがっているモノが大きいほど、リスクも青天井です。

士業としてのビジネスにつながる情報を

コレばかりは、ご自身で知恵を絞り出していただければと。苦笑
というか、やりようはいくらでもあります。
必要な方、ご相談ください。
ただし、安近短なお話などあるハズもないので、
明日にでも仕事が取れる方法を知りたいような方は、
永遠にネットサーフィンを続けてください。

受け入れ事業所の課題についてやり取りができることを期待

端的に答えを言えば、学ぶこと以外、ありません。
受入側の課題は、知識不足かつ経験不足に尽きます。
そして、本業ではない分、
信頼のできるパートナーにアウトソースする以外、
解決策はないかと思われます。

実習生との距離の置き方

個人的には、助言指導が響くグリップができるかどうかだけかと。
コレは実際にご本人が経験して身につけていく以外、
難しいところです。
いくらでも実例を挙げてお話しできますが、
それは私の距離感の取り方に他ならず、
アナタにとって適正かつ適切な距離感かどうかはわからないから。
*私が思う距離感については、このブログサイトで検索などしてみてください。

最も制度を悪用する者(社)が最も利を得て、真面目に取り組めば取り組むほど手間がかかること。

いやいや、おっしゃる通りです。苦笑
ただし、こう考えると、そうとも言えません。

LTVという考え方です。
悪質ブローカーは、長続きしないのが特徴です。
そもそも、全体最適が整っていないので、
いつかどこかで破滅の綻(ほころ)びが生まれ、破綻します。

手を変え品を変え、生き延びようとしますが、
ソコに付随するストレスは、一般人には計り知れないものがあります。

総じて、目先のコスパはサイコーかもしれませんが、
長い目で見ると、マジメにマトモに取り組んでいる先と、
どちらが本当にコスパが良いのか。

後ろ指を指され、人に恨まれ、身を隠し、逃れ続けるストレスと引き換えにしてまで、
目先の利益を求めたいですかね。

現在、1〇0名のベトナム技能実習生に就業いただき、
日々○○加工に頑張っていただいております。
年2回、ベトナムの送り出し機関にて面接を行い、採用決定しているのですが、
最近は、人数を調整するためのサクラではないか、と思われるような方も増えており、
これからのベトナムで人材を確保できるのか、懸念を感じております。
監理団体とは別の国の検討も進めようとは話をしておりますが、
ミャンマー、カンボジアにしろ、まだまだとの話も聞こえてきており、
特定技能も先が見えない中、会社運営に必要な人材を
これからも安定的に確保できるのか、心配しているところです。

国の乗り換えには、相当なストレスとコストと労力と時間を費やし、
コントロールしおおせないリスクが生まれます。

極論は、川下へ行くたびに、コレらの諸問題という屍を乗り越えて、
進む以外に道はありません。

無論、スルッと行く場合もあります。
特に、監理団体など業者側は、受入側に対して、
一から十までトラブルをイチイチ報告しません。
仕事なので当然と言えばそれまでですが、
裏で相当な苦労を積み重ねて、新たな国のルートを開きます。

非営利事業なんて言ってる機構(法)は、事実上はちゃんちゃらおかしい部分も、
この点にもあります。

ぐるりと戻って、日本人採用と教育指導に励むほうが、
総じてのコスパは良いのではと思うこともあるくらいです。

以上、テキトーにピックアップしてみましたが、
色んな意見をいただいてました。

私のように、以前、ご確認くださっていた方々も、
ご興味ご関心ありましたら、
以下よりご参照なさってみてください。

ご覧の方々の生の声(有料&無料会員のアンケート結果)
https://gaikokujin.link/blog/?page_id=4890

時をおいて見直してみると、
また新たな気付きや、失念していた点など、
色々生まれてくるものですね。

ありがとうございます。

ご覧のアナタにとっても、何かしらプラスになることが、
あるような気がしますので、
そういう視点でご覧いただければと。

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