受入企業側の苦悩は、圧倒的な知識不足(経験不足)にある

お金

先日、ある大手と言われる介護施設への、特定技能の営業訪問に同席してきた…

仲間内で現場事業に取り組む方に請われ、
ご一緒させていただいた際に感じたこと。

正直なところ、
受入側の勉強不足は否めない。

また、事業である以上、コストに敏感なのも否めない。

そのうえで、
業者側も、お金を稼げねば、
生活もままならず、
彼が本音で取り組みたい教育事業も実現できない。

結果、相手先に合わせて、
まずはコストの面から説明を繰り返すのも、
よくわかる。

だとすると、すぐにはこの仕事は始まらない。
(まぁ、もともと今のタイミングでは動けないので、
 先を見た動きであることは全員が承知のことなのですが。)

大手だからこそ、吟味に吟味を重ねる気持ちはよくわかる。

だけど、業者側のお話を鵜呑みにしてばかりいるのもまた違う。

自分で裏を取るべき。
調べるべき。
自分で入管や機構などに問い合わせるべき。
(お役所へ下手に問い合わせること自体に躊躇がある方は多いが、そんなことはない)

アレもコレも業者側からの声を頼りにしていると、
営業側にすれば、どうしてもポジショントークになる部分も多く、
本音の本音は出てこない分、

そればかりでは不十分だということ。

ベトナムを売りたい人は、ベトナムの良いところを推す。
インドネシアを売りたい人は、インドネシアの良いところを推す。
フィリピン、ミャンマー、タイ、他、当然のこと。

技能実習を売りたい人は、技能実習を推す。
特定技能を売りたい人は、特定技能を推す。
他にも就労系に従事できるパターンであれば、そのパターンごとに、
売りたいものを推す。

受入側は当然のごとく、混乱する。
本業ではない分、
わからないことは、山ほどあるハズ。

でも、そんなの学んでいるヒマはない。
でも、学んで吟味して決断して進めていかねば、
ジリ貧なのもまた現実。

大手だけに、地元の行政絡みで、推進している事業との絡みもあるらしい。
ソコはソコで、ソコのポジショントーク。

もはや、何を基準にどう考え、判断すべきかなど、
見当もつかない。

コレがラーメンをどこへ食べに行くかなどであれば、
悩みは少ない。

ラーメンなど一生食べ続けてもお釣りがくるほどの大金が動くことなので、
そういうワケにもいかない。

結果、ポジショントークも、
本気で自施設の内情をよくよく理解してもらったうえで、
自施設を最優先に考え、率直に意見してくれる、
有識者がいたほうが、よほど早く、物事の判断が可能となる。

だけど、
そんな信頼に値する人間もまたいない。

そもそも、自施設の本音の悩みなど、
早々に他人に開示できるようなものでもない。

無論、受入側も、業者側も、長い間、これらの山を登り続けられねば、
求める結果にはつながらない。

一年がかりも当然、ありうるお話。

業者側で言えば、
中小のオヤジの考え方は、
人手不足先など、そこかしこにあるのだから、
ナゼ、簡単に受注してこれないのか、
理解に苦しむのでしょう。

物事を知らないのは、
もらいが少ないという現実を、知らない方々は少なくない。

学ぶという姿勢こそが、
自社を救うし、
寄り添う覚悟の度合いが大きければ大きいほど、
信頼を獲得できる業者であるように思う。

そんなこんなを感じた一日でした。

追伸、

介護施設にしたって、利用者にすれば、
どの施設がどう良いのかなど、利用者にはわからない。

まだ介護施設であれば、地元の口コミ評判に左右されるかどうか程度。
当然、長年、真摯に取り組み続けている先のほうが強みがあることになる。

でも、この「真摯」という意味がとても大事。

どうやって、コレを広めていくのかは、
ほとんどの施設が、出来高でしか考えておらず、
結果論として言えば、資本力がある大手が体力勝負で勝つ流れにしかならない。

利用者は、寄らば大樹の陰を地で行く情報弱者なのだから。

転じて、業者側は、介護業界ほど、
地元での口コミ評判など期待できるハズもない。

ならば、どうすべきなのか。

急がば回れ。
体力勝負な面は否めない時間の問題もありますが、
結果的には、求心力マーケティングに取り組み、構築していったほうが、
受注も早いと思われます。

コレ、介護施設でも同じ理屈なんですけどね。

気になる方は、コチラをどうぞ。

求心力マーケティング
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