【特定技能の行政処分情報】受入企業必見!残念な登録支援機関と付き合ってると行政処分される?!

お金

特定技能でも、上場してる大企業であっても、
受入企業のみ、行政処分公表され、
登録支援機関は責任を負わずに逃げられる…

 
長い方は覚えていらっしゃると思いますが、
2017年の技能実習法が施行された後、
翌年明け、2018年の1月には名だたる世界規模の上場企業が行政処分された。

それ以降、その規模の大企業の処分は見ていないけど、
実は上場している企業もいくつも行政処分されてきています。

コレ、技能実習のみならず、
今、やっと?特定技能でも少しずつ始まっていく?感が…。

厳格化の施行前にどこまでギアが上がるか…?

施行されたら前述の流れ通り時期が少し遅れて、
見せしめ効果狙いで、ドンって出るでしょうからね。

 
今月初旬、今までもろくずっぽ処分公表されてこなかった、
特定技能の行政処分が、久々に更改されてました。

ERROR: The request could not be satisfied

3社とも、「改善命令」の処分公表。

内、過去の2社は、

指導勧告書を交付したものの、その後も同届出を行わなかった×2

「何だこの会社?!」って理由。
意味わからん。

1社は、縫製。
1社は、介護。

しかし、スゴイね。
2社とも、今でも堂々と社長も同じで事業が続いてる。
別に改善されてるなら良いけど、
別会社作って、衣替えしただけで同じこと繰り返してるとしたなら、
行政処分っていったい何?とさえ思ってしまう。
介護も別法人作って衣替えとかもあるのかな?

そんで、今回処分された3社目は、

外国人に支給する手当又は報酬の一部又は全部を支払わない行為

賃金不払いですね。
これが上場している会社です。

ちょっと小耳に入りましたけど、
どうしてこうなるんでしょうね?

どうして契約通りに支払われないのか。
雇用契約、雇用条件は、受入先が定めて、提示して、
それを特定技能外国人が承諾して、
契約成立するワケですよね。

その契約を入管に申請して許可が下りなきゃ、
自社で働いてもらえませんよね。

=入管にわざわざ立証担保を差し出していて、
自分で定めて、自分で提示した契約で、
なぜ履行しないのか。

そんな程度の会社でも上場してるのが、現実です。

 
さて、本題です。

記事タイトルの通り、
技能実習の監理団体と違って、
登録支援機関の行政処分とその実名&理由の公表は今まで一件もありません。
(どこかで件数だけはデータがあった気がする…)

これは、
法の立て付け自体が、
あくまで全責任は受入側にあって、
登録支援機関は、あくまで下請けとして業務の委託を受けているだけで、
法的には何の責任も負わないから
です。

なので、
残念な悪質ブローカーの詐欺集団が、
これは美味しい!好き放題だまくらかして、
揉めたらドロンすれば済む話だとばかり、
全国的な業務詐欺を横行させている現実があるワケです。
注:無論、全部ではないし、むしろごく少数です…それくらいの民度は日本に、日本人にはまだあります。

ちなみに、
ここからは私の勝手な想像です。

道義的な責任なんて、
悪質詐欺ブローカーを訴えても、
ほとんど意味なんてない。

どれだけ業務詐欺をされた被害者だとしても、
その悪質業者との間に、道義的な責任があるとしても、
そういう詐欺会社に限って、契約書だけはしっかりしてます。

行くといって、行ったフリした証拠を用意します。
通訳もいたとして、たまたま対応が遅れただけとか、
要は言い訳はいくらでも並べ立てますし、
なにより、
訴えて金でもむしり取りたいと考えても、
そういう時こそ、訴え先の会社に金は残さず、潰すだけです。

当然、代表はスケープゴートが立ってるだけで、
訴えるために費やすリソースをまた損するだけです。

要は、泣き寝入りするしか手がないってヤツですね。
でないと悪質詐欺集団は枕を高くしてウハウハできないので、
当然の整備です。

 
さて、誰が悪い?

他責にしてる間は、貴社には一切の改善、成長、進化はありません。
上述通り、むしろ後退、退化が進みます。

かといって、この白い巨塔以上に複雑怪奇な業界において、
とてもとても歴戦の能力の高いプロでもない限り、
全体最適を前提とした部分最適を実現することは不可能です。

どこまでも目先のコストをケチって、自社支援でやってみればいい…
責任者と担当者が人柱として地獄を見るだけだから…離職してくかパワハラで訴えてくるから。

 
金払って任せてるんだから…
お気持ちは分かります。

でもね、責任=行政処分公表=外国人労働者の受入不可…は、
受入企業が負ってるんですよ。

扱うのはモノじゃなくて、ヒトなんですよ。
販売製品じゃなくて、原材料じゃなくて、
貴社が直接雇用する労働者であり、
その支援を委託しているだけなんですよ。

当事者が内容もろくに理解せず、委託します?
てか、委託しても、委託者がちゃんと責任果たしているかは、
それこぞ委託した側の責任でしょ?

当事者自身がわかってもいないのに、
分かんない事だから委託する…って行為の意味は、
どこの馬の骨とも分からん相手に、キンタマ握らせるって意味に他なりません。

さぁ、どうする?特定技能の受入先?

 
レベルが一定以上の先では、
この辺りの深さまでは当然と対応しています。
登録支援機関として、どれだけの労力とコストを費やしているのかも、
イチイチ受入先側には事細かく説明も話もしません。

でもね、だから、
一定以上のコストをメニューで表現しているんです。

近視眼の受入先は、いくらでもワンサカいます。

歴史は繰り返す…なぜならば、歴史に学ばない人がほとんどだから。

見えない落とし穴にハマらない人は、
ハマらないんですよ、だって弁(わきま)えてわかってますから。

ハマるのは、いつだって他責と学習能力の低い方ばかり。
その状態にあることさえ、気づけない方がほとんどですからね。
常識って、自分に都合の良い筋道とは違うって事にも気づかないから、
同じことを繰り返す。

淘汰の波が加速するワケです。

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