技能実習も特定技能も、たとえ制度がどう変わろうとも…

受入企業向け

ホンモノって?

人に信頼され、期待され、求められている業界人は、
たとえ制度がどう変わろうとも、
海外から日本へ出稼ぎに来たがってくれる外国人の若者たちがいる限り、
お付き合い先からは、「いなくなっては困る人」です。

特に幅広く奥深い業界知見的な意味において、
用心棒、相談役、トラブルシューターとして、
当事者同士以外の身近な第三者が必要不可欠なんですね。

 
資格、許可、色んな制限やハードルを時代が強いてきますが、
乱暴に言えば、そんなの便宜上の一定の客観基準が「あったほうがマシ」なだけだし、
基準=ルールがなくては、処分もデキナイから、敷かれているだけのこと。

そもそもが不慣れな新規参入者には、
道路とガードレールとセンターラインがなくては、
まっすぐ走ることすらままならない。

有識者会議だの、制度改正だのは、
その道路の幅を拡げるのか狭めるのか、
ガードレールを高く強固にするのか低く簡易的にするのか、
センターラインを大きく赤字にするのか青字にするのかだけの話。

 
ホンモノなら、
キャッチアップ&ブラッシュアップを不断で習慣化して続けてるし、
ソコから読み取れる時代の変化にもしっかり「間に合うように」アジャストし続けてる。

いったい、どこに不安要素があるものなのか。

 
以前どなたかとお話していた記憶がありますが、
どれだけ先読みしようとも、
VUCA的不安定な今を生きている私たちは、神でも天才でもないのだから、
日々すべきことを愚直にしているだけで、
それ以上を心配しても疲れるだけ。

無関心とは全く意味が違いますが、
無意味にメンタルを疲弊させるだけなら、
酒でも飲んで寝てた方がよっぽどマシです。

むしろ、不確定なパラメーターの変化を予測している暇があったら、
もっと足元にフォーカスしてはいかがでしょうか。

 
ホンモノって、バランスが取れてます。
得意も強みも十二分に発揮してるし、弱みも苦手も何らかでカバーされています。
人格もコミュニケーション能力もキャラ設定も全てにおいてマネジメントされています。
そして人間味に溢れています。

要は魅力的で、関係性を繋いでおきたくなる存在なんですね。
相手にそう思わせ、またその関係性も上手に持続させていきます。

本能でやってる方はカリスマと言えそうだし、
学んで身に着けてきた方は、キャラをそこまで昇華させて意図的にやってます。

相性は人それぞれなので、合う合わないがあります。
昇華の度合いによってはケアできる人のすそ野もとても広くなります。
(広いから良いってワケでは無いです)

 
人としての成長、進化が一定以上進めば、
ふとした瞬間に振り返ってみたら、
アナタは人から求められてやまない人になってるものです。

「結果は後からついてくる」

そのために、昭和から平成にかけて通じていたテイストは、
「お客さんのためになる事を考え続けていたら、気づいたら数字が積みあがっていたってなるもんだ…」
って考え方でした。

でも、今は違う。
時代がバージョンアップを求めている。
「アナタがどこへ向かいたいのか」を自らに問い続け、
確定、修正などを繰り返し、本当に強く願って、外部へも言い続けていたなら、
自然とその世界へ近づいてしまう=周りに仲間(お客さんや取引先含む)という人が集まってくる=結果も付いてくる。

ちょっと横道にそれますが…
「成功」ではなく「幸せ」を追い求める時代になっているので、
この辺りのバランス感覚は必要ですね。

今は特に過渡期、移行期。
何より問題なのは、「成功」の延長線上に「幸せ」があるのではなく、
「成功」と「幸せ」は同一線上にあるワケでは無いとなってますから。

そして、経営者も労働者も、その度合いやバランスはともかくも、
「成功」も「幸せ」も同時に求めてる。
混在してる。

多様性の尊重を実現させていく今の時代は、
一組織内での価値観の混在は振り回されるので、
トップ自らが「ココを目指す」って方向性を決めないと収拾がつかないし、
乱暴な言葉尻で言えば、合う人だけいてもらい、合わない人は去ってもらうし、
そもそもが近寄ってもらわないって姿勢が大事になってくる。

 
何が言いたいのかといえば、
変わるものも、変わらないものも、
両方とも大事で大切にできているホンモノになれていれば、
心配は何もないってコト。

 
ただ、ホンモノへと歩む道のりもまた、時代は変化している。

求められる総合力はドンドン高くなり続けるし、増え続けるのが今。
だから人は迷い、戸惑い、立ち止まって思考停止状態になる。
ストレスに苛(さいな)まれる。

支え合い、励まし合える、刺激を与え、逆にもらい、
補いあえる、助け合える仲間が欲しくなる。
常に色々と確認すること、できることは、実はとても大切。

だから特に、相通じ和える相性の合う仲間が欲しくなる。

ホンモノは、決して一人や一組織内だけでは、育たない。
もっともっと広い世界で繋がっていくコトが望ましいし、加速の源となる。

ネットのないリアルのみの世界だったなら、
リアルで繋がる人との間でしか、切磋琢磨はできなかった。

今は違う。
誰とでも繋がろうと思えば繋がれる。
繋がりたい相手も選ぶことができる。

つまりは、ホンモノへと加速する手段はいくらでもあるワケだ。

みんなそれぞれが目指したいホンモノになっちゃったなら、
どんだけ楽しい世界が待っていることか。

結果、制度がどう変わろうとも、それらは些事でしかなく、
気にかけるほどのコトでもなくなる。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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