組合設立、監理団体許可までに5年かかった…

お金

先日、5年もかけて、立ち上げたって話を、地元で耳にしました。

知ってる人、わかってる人に言わせれば、
アホみたいに余計な金と、
それ以上に貴重な時間を多大に費やし過ぎでしょ…

そう言い捨てられてよしですが、
現実はそんなもんです。

だって、知らないから。

『オレサマのチカラ、実力、シラネーお前らが、
 何を偉そうに…』

そういった社長さん方だから。
プライドが許さないのでしょうね。

なので、

『ガンバってください!』

としか、言わないことにしてます。

お金ばかりに目がいくのでしょう。

『儲からにゃヤル意味ないだろ…アホかオマエは…』

ですよねー…で、フェイドアウト。
(まあ、今偉そうに言ってる私も、当時ソコからが入り口だったりしますけど、さすがに今の時代では…ねぇ)

ハッキリ言って、
レベルの低い経営者たちです。

理解もできなきゃ、
感づくこともない。

 
周りでは、毎年毎年、

「ウチも人手不足だから、
 アンタんとこでやってくれるなら、
 頼むよ~!…」

鵜呑みにして、5年かけて、

「さぁ、お待たせしました、お願いします…」

「悪いね、待ちきれずに他で入れちゃった…
 (コイツ、何を今更…(本音))」

もしかすると、5年前から既に受入してた先だったかもしれません。

 
毎年毎年、有象無象が新規参入してきます。

徒手空拳、暗中模索の現場担当者の心持ちや体制整備状況すら知ることなく、

「オレサマが案件取ってきてやったから、
 営業行って来い…」

取れるワケがない。
いや、社長の顔を潰すワケにいかないからと、
エエワエエワで安易に受注したなら、
約束も守れず、迷惑を撒き散らし、
余計に顔を潰す結果へ一直線。

社長は社長で、
「悪いね、ウチも大損したから…」
「担当者がトロくて申し訳ない…」
ソレで、おしまい。

そうそう、
「オレサマは忙しい…」
「オレサマの仕事じゃない…」
そう言って、
業界のことなど何一つ調べもせず、
学びもせず、気づきもせず、
経験者を引っ張ってくればよいという、
極めて安直な考え方をしてる経営者も少なくない。

カネを用意し、
皮算用で欲を膨らませ、
失敗したらツッコんだカネが返ってこないリスクを負うことだけが、
オレサマの仕事だと言わんばかりに。

残念です。
【この仕事は人が全て】

金は確かにある程度まとまって入り用ですが、
ツッコんだカネを直球で回収することすらままならないこともまた、
知らずにツッコんだアナタの落ち度。

現場をよく知る職員のほうが、
まだ実態をわかっている分、
正しい判断ができそうです。

こんだけ失敗してる方々、
途中で空中分解してる方々が多いのに、
ろくずっぽ調べもせず、
相談すべき人に相談せず、
せっかくの助言にも耳も傾けないレベルの経営者たち。
目も耳も頭も悪いから全く見えず…

自業自得です。

 
反面、
わかっている経営者は素晴らしい。

リスクもコストも人員も、
十二分にわかった上で、
独自の算段で腰を据えて取り組んで歩んでいきます。

 
たぶんこの現実は、
水面下で表には出ないので、
ずっと続くのでしょうね。
点数で客観的にわかるものでもないのですから。

だとすると、
過渡期の今、混乱はまだまだ続きます。
ドブに水と時間を捨てる経営者も多そうです。

名ばかり通ってる行政書士や社労士辺りに、
組合設立、監理団体許可を投げる。
それも100万単位のお金を放り込んで。

外国人顔負けのOKOK返答で、
出来上がるまで何カ月もかけて、カネばかりせびられ、
あげく納品されたものは、自分のコントロールが効かない器。
下手すると、受入したい対象職種さえままならない器。
悪質ブローカーの格好の餌食ですかね。

私のブログでさえ、
たまに組合売買について書いた記事が、妙に跳ね上がる時が、
年に何度かあります。

いつの時代も、大損こくのは、見る目がない人たちです。
(組む相手を間違える人たちともいえます)

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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