なんか4団体ともセコイしダサい監理団体の改善命令先

受入企業向け

この画像↑、懐かしいっすね…お元気かなあ。

監理団体は罪には問われない…としてアグラをかいてきた方々は、
今回の処分、ちゃんと意味合いをキャッチできるでしょうか?

いや、キャッチすらデキナイから後日処分されるのでしょうね。苦笑

そんで、
経営サイドで気づけたとしても、現場職員が受入先で暴力行為を見逃がさない仕組みや、
監査してないのに、してきました的なテキトー監査をさせない仕組み作りが、
そんな組織体制を整備できるかどうかは別物ですね。

あ、現場サイドの方も、自身の所属する経営サイドが、
こういうアンテナの感度が鈍いとわかると、
自身の立ち位置そのものに不安を感じるようになるのかもしれません。
同様に、同僚の一人でも、テキトーなのがいたならば、
いつ自分が懸命に真摯に取り組んでいたって、
この組織にいる以上、いつ取り消しになってもおかしくないと、
足元がどうにもグラついて、マトモに立っていられなくなるかもしれません。

キレイごと抜きに、行政は強制力という権限を持っています
にらまれたら終わりなんですよ。
どこまでが許容され、どこまでが堪忍袋の緒が切れるのかは、
当然、わかってないと、切ったハッタの現場では心配になりますよね。

そして、そんなコト心配すらする必要なく、
チェックすら不要な運営は、
当たり前のコトを丁寧にやっているだけのコト。

あぁ、またグダグダと長くなる…
なので、昨日の続きを。

2 改善命令を行った監理団体 
  
(1)MPW協同組合(代表理事 王 歓歓) 

処分理由:
傘下の実習実施者に対する監査を適切に行っておらず、監理事業の適正な運営を確保するため
  

法的根拠:技能実習法第 36 条第 1 項
第 36 条第 1 項
主務大臣は、監理団体が、この法律その他出入国若しくは労働に関する法律又はこれらに基づく命令の規定に違反した場合において、監理事業の適正な運営を確保するために必要があると認めるときは、当該監理団体に対し、期限を定めて、その監理事業の運営を改善するために必要な措置をとるべきことを命ずることができる。

代表のお名前では、中国の方みたいですが…
旧名称は、愛媛アパレル工業協同組合。
あるアパレル会社さんの所在地に旧組合の住所もありました。
コレ、名を変えてやってるだけなのか、
組合売買して別口の連中がやってての、この結末なのか…
2021年5月が最終登記変更日。
いずれにせよ、監査くらい、ちゃんとやれば良いのに。
つか、やらないって、意味わからん。
こういうのを、悪質ブローカーって言うんですよね。
ホント、同じ目で見られたくもない人たちにとっては、大迷惑です。

 
(2)協同組合創造(代表理事 福井 淳一) 

処分理由:
傘下の実習実施者に対する監査を適切に行っていないこと
法令に従った適切な技能実習計画の作成指導を行っていないこと
  

法的根拠:技能実習法第 36 条第 1 項
(以下、改善命令は、全て根拠は同じのため割愛)

2019年の求人を見ると、
従業員数: 事業所 2人 / 事業所(女性):2人 / 全社:2人
他、全然わかりません。
イーカゲンな方々が、イーカゲンな事業をしてたんですかね。

 
(3)中部クリエイト事業協同組合(代表理事 近藤 義男) 

処分理由:
傘下の実習実施者に対する監査を適切に行っていないこと
法令に従った適切な技能実習計画の作成指導を行っていないこと
  

法的根拠:技能実習法第 36 条第 1 項
(以下、改善命令は、全て根拠は同じのため割愛)

役所、サボったな…苦笑
(2)と全く同じ処分理由。
ココもHPも何もないんですが…
電話番号でググるとある不動産屋が…
おっと、派遣屋さんでもあるみたい…
代表のお名前では、ODA民間モニターの団長として同姓同名が岐阜県で出てきた。
テキトーにやってると、こうなるんですね。

 
(4)東毛テクノ開発協同組合(代表理事 阿部 員可) 

処分理由:
傘下の実習実施者に対する監査を適切に行っておらず、監理事業の適正な運営を確保するため
  

法的根拠:技能実習法第 36 条第 1 項
(以下、改善命令は、全て根拠は同じのため割愛)

おっと今度は(1)と同じ処分理由。
5月、忙しかったのはわかるけど、前回のように、
もう少し具体的に処分理由を公表して欲しいなあ。
しかし、ココもまた全然わからない。
正直なところ、HPを掲げていれば良い団体とは言いませんが、
掲げてもいない先は、悪さでもしてるんじゃないかって勘ぐってしまいますね。
堂々と世の中に顔向けできないことをやってんじゃないかと。
つか、監査行けよ!適正な運営しろよ!

 
以前、士業といえど、
『「資格さえあれば悪質ブローカーではない」とは、決して言えない』…って書きましたが、
監理団体も、まったく同様です。
非営利事業と位置付けていても、ブローカーはそんなの知るかと好き勝手にやり散らかす。
常勤性を一つのハードルにしてても、監査に行くかどうか、
行ってちゃんと監査指導しているかどうか、
誰にも分らない。
法という手段では、限界があるって、いっつも思います。

どれだけ資格があろうが、
悪質ブローカーは残念ながらいるんです。

制度廃止だの、特定技能は転職ができて素晴らしいだの、
韓国は国が管理してるからしっかりしてるだのと、
色々と声高らかに叫んでいる人たちがいますが、
人が安近短に利益を求めて動く以上、
ぶっちゃけ、どんなレールを引こうが、同じことの繰り返しです。
歴史がそう教えているのに…
厳罰化すればするほど、アホは情弱な身代わりを置いてさらに潜るだけなのに。

さあ、明日は実習実施機関である受入先の確認をします。

追伸、
特定技能の登録支援機関も、全く同じ歴史を繰り返します。
経験者は火を見るより明らかと、まことしやかに噂してます。
去年末にも特定技能所属機関も、第一号が行政処分されてます。
アホは学習しません。
アホでない日本人が多いことを祈るばかりです。

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、登録しとくと良いと思います。
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