いつも思うコト…なぜワンプライスしか、考えないんだろう…

お金

監理団体の営業?時に、いつも思うコトがあります。

なぜ、一律に監理費がワンプライスなんでしょうね。

監理費の幅があると、ナゼそうなってるんですか?ってツッコミが、
外国人技能実習機構からあるものですが、
逆に、一律ワンプライスでなくっちゃならないというワケではありません。

私はいつも、法などよりも大事な本質や、現実というものがあると思っていますので、
乱暴な意見であるかもしれないコトは、
平にご容赦願います。

 
単純に、ナゼ、一律、監理費は、一人頭、3万円(仮にね)と決めつけているんだろう。

手のかかる企業、
手のかかる技能実習生、

日々煩雑化するコンプラケア。
時折、変更アジャストせねばならない送り出し関係。
(あ、そうそう、送り出し管理費も同様です)

同じ価格で、対応し続けるコトは、
ほぼほぼ無理な状況が、特にこのコロナ禍では目白押しとなっています。

今まで、その金額でアレコレと長いお付き合いを頂いてきた先は、
お互いに勝手がわかっている部分も多いので、
それでもかまわない消化の仕方ができるのかもしれませんが、

特にコレから新規で受入に進む先などは、
おそらくこの技能実習受け入れ事業においての、
労務管理や不法就労雇用排除懸念などのコンプラハードルに追いつくためには、
相当な幅広いチェックやコンプラ整備が、入り口の時点で求められます。

様々ちゃんとケアできてる先はまだしも、
36協定って何?って先では、
月々監理費はともかくも、入り口の時点で、
お申込金として、相当な額面を頂かないと、
そもそもが適正に追いつくほどのほう対応整備が、ままなりません。

また、月々監理費で言っても、
例えば、入管申請費用として、一人4000円かかります。
課税証明、納税証明なども一人600円かかります。
例えば、5万頂いてるなら、受入先も本人負担もなく、
頂いてる金額の中から、負担すれば良いコトです。
もしかしたら、3900円の実習計画認定手数料だって同じことです。

病気になったら、通院同行などに駆り出されたり、
技能検定にすら引率して立ち会わない先もあったりと、
それらのフォローを監理団体が穴埋めしているのだとしたならば、
穴埋めを必要としない受入先と比べて、
費用の多寡に差があって当然です。

私も敬愛しているある方が、「実習生屋さん」になってはいけないと、
警鐘を鳴らしていましたが、
ココにおいて、「できる先」と「デキナイ先」があるので、
ソコを商売的に、適正受入をケアするためにも、
監理団体側でフォローしてあげる面は、それぞれのお付き合いの仕方によっても、
変わってしかるべきなのではと感じてなりません。

要は、
Aコース:監理費3万円 
ただし、監理指導はするので、全てを受入先で現場対応願いますってコースと、

Bコース:監理費5万円 
ただし、不慣れな間は、監理団体職員も現場フォローに実質入ります的なコースと、

2種類に分けたっていいと思います。

技能実習制度事業は、非営利事業ですが、
だからといって、職員の給与まで一律ではありません。

ミスなく漏れなく、必要十分に立ち回れる職員と、
そうではない職員。

受入先の指導が行き届き、
やんちゃなトラブルメーカーを選ぶことなく、受入後も実質のお世話が少なく済ませられる、
そんな寄り添い方ができる職員と、
先手もろくに打てず、後追いフォローばかりがいつまで経っても減らず、
効率の悪い対応しか出いない職員とでは、

明らかに作業量に比べた監理費粗利率、いわゆるコスパが違うので、
一人で面倒見れる受入企業数や、受け入れ人数もまた、
大きく変わってきます。

一人で何百人も見ているんだぜ、俺ってグレイト?って
勘違いな方々を言ってるワケではありません。

平たいこと言えば、
2万円なら、2万円なりの十把一絡げな対応以上はできかねるし、
3万円、4万円、5万円なら、それに見合った対応ができる。

選ぶのは受入先であり、
互いに納得の上で決めて歩んでいけば良い。

必要に応じて、見直しもすればよい。

ぶっちゃけ、監理団体事業においては、
融通の利きにくい面もあるので、そう簡単には変えにくいかもですが、
特に新規受入先、もしくは、
新たに特定技能での受入にかじを切る先などでは、
同様に、Aコース、Bコースとメニューを分けてアナウンスしてあげるコトが、
お互いにとって納得がいく受入になろうかと思われます。

そのうえで、
Aコースでも高いところ、
Bコースでも高いところなど、
価格の高い安いを言えばいいのにと。

この業界を良く知らない人たちの中には、
特に、特定技能周りだと、
1万円でも高いとか、
ナゼ、3万、5万と費用が取れるのかなど、
言われる場合がありますが、

なるべくして1万円であり、
互いに納得の上での5万円であったりするだけです。

自身の立ち回り方ひとつで、
どうとでも変わる費用の部分。

多様化の時代というならば、
コスト面でも多様化してしかるべきだと思われます。

皆さんの先では、いかがでしょうか?

追伸、
いつものことですが、
到底デキナイ…って思ってる方には、
どれだけ時代が移り変わっても、デキナイものです。

Aコース、Bコースどちらであっても、最低限のコンプラ縛り義務はあることも、
承知はしていますが、ソコは上手に3万の基本コース内でケアしてあげてくださいネ。

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追って上位入賞者へは謝礼を含め、表彰させていただきます。
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