外国人労働者業界にいらした新人さんや不慣れな方へ

お金

桜満開もピークを過ぎて移ろいゆく、
4月の時期なので、こんな話題を…

この業界にいる新人さんや不慣れな方向けに問いたい。

アナタの周りには、こうなりたいと思える先輩はいますか? 

何らかのご縁で、この業界に足を踏み入れたアナタ。
適性さえあれば、この業界にはドップリハマれることでしょう。苦笑

でもね。
ヤリガイ詐欺に負けてはいけません。

カネが全てじゃないにせよ、
カネに負けてはならないってこと。

新人の内は、まだ自分はソコまでの経験がないから…
給与が決して高いワケじゃないとしても、
そう自分の中でも納得のいく理由があるかと思いますが、

1年、2年、3年と経っていく中で、
どうして自分の給料は上がらないんだろうと、
疑問に思う時期やタイミングがやってきます。

そう…残念ながら、これだけ労務関係、
今でいえば同一労働同一賃金といえ、
慣れて先輩に相談せずとも一人でたいていは回せるようになってきて、
長年の方ともそん色ない動きをしているのに、
一人前になったと思えるのに、
ナゼ、自分の給料は上がらない…?

そりゃそうです。
諸先輩方が築き上げてきた既得権の上に、
自分の仕事が成立できていることが、理解できないから。

理解できたとしても、
人の気持ちとして、
新人の頃と同じ給料のままはおかしいと思う人がほとんどだから。

受入先はもちろん、
監理団体、登録支援機関、送り出し機関、士業事務所など、
結局のところ、
分配されうる利益がどれだけ自分のおかげで増えたかを、
明らかに認められない限り、
分配できる昇給原資がない…。

農業が、サービス業が、
比較的に安い賃金で回っているのは、
自分のチカラで成果をあげられていないから。
経営者が、アナタ自身が、新たな分配原資を稼げていないから。

冒頭に聞いたように、
仕事もできて、給料もそれなりにもらえて、
こうなりたいと思える先輩がいれば、
明らかにソコを目指せばよいのですが、
実は、同じことをし続けているだけでは、そんな先輩にはおそらく成れない。

なぜならば、
その先輩は、アナタよりも前から貢献し続けているからこそ、
その待遇とポジションを得ているのであって、
アナタは、その先輩以上の成果を上げねば、
その先輩と同等以上には成れないことをわかっていない。

結果、誰もソコを気付かせてくれないから、
ずっと悶々と不平や不満を抱え続ける。

頭の良い方は、なんとなくわかっていて、
でも、それを解決するだけの気力や意欲をもてずに、グズついている。

だって、具体的にどこまで何をすれば昇給するかが、わかんないから。
特に経営者側(上司)が明示していない場合がほとんど

経営者側は、意欲のある人財には、
常にその人財のために、給与の上げ方を明示してあげないといけない

少なくとも、親身に相談に乗ってあげられねばならない
様々な話をせねばならない。
そんな相談が届きやすい環境を整備しておかねばならない

だって、せっかく育った人財が去っていくのは、
組織にとってマイナスだから。

時代の流れは、公僕の賃金規定が定められているように、
基本的な給与カテゴリーが設定されていて、
その中でも細かく等級が定められており、
まるで社会主義国かのごとく、
アナタは、このカテゴリーにおける何等級だから、
今、いくらの給与が支払われている。

アナタが昇給を望むなら、
具体的にこのタイミングまでに、
これらのハードルを越えてもらえれば、
この等級になるので、コレだけの給与UPがかなう。

…といった感じ。

そして、それらが成立するような人事評価設定を
定められるかどうかが、経営者の、上司の仕事。
維持できるかは、雇用する側の仕事。

今のように、業績に振り回されるならば、
全てとは言わないまでも、業績連動部分を評価にも影響させねばならない。
(経営側は業績に応じて、プラスにもゼロにも持ち出しマイナスにすらなる影響が多大)

新人さんとはいえ、こういった俯瞰的な理屈や現実を踏まえて、
自分の給与が上がるかどうかの可能性などを加味して、
アナタが成りたい、目指したい人物像を描き、
邁進していく必要があります。
 

考えるコトが苦手で、嫌な人は、
流されて、誰かに依存して生きていくしかない。

実習生でさえ、目の前の条件に飛びつき、
流される子もいれば、
より良い条件をえり好みして、面接にエントリーしていく子もいる。

送り出し国よりも先進国と未だ一応言われている日本の日本人のアナタは、
実習生と境遇は違えど、同じ問題で悩むことが多いと思われます。

時代が時代なので、
この業界にドハマりしているならば余計に、
どう成りたいかを定めて、
強烈に具体的に妄想して、具現化への道をアレコレと辿ると宜しいかと。

人は、目に見えるモノ、市民権を得ている価値に対して、
相場的なお金を支払います。

良くも悪くも、この業界の仕事量と応えている質については、
安くみられる業界です。

内情も知らない一般人や、えせ玄人は、
人身売買で大儲けしてやがってと、言われている業界です。

その中で生きていくためには、
自分がどんなポジションで、どう立ち回っていくべきなのか。

ちゃんと考えながら、日々の業務に邁進すべきだと思います。

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