入国が止まった状態での「安全」な人手の集め方。

お金

緊急事態宣言に連動して新規入国が止まっている今、
ほとんどの方々の読みは、2月7日では終わらないってこと。

=見込んでいた新規入国は、ままならないってこと。

技能実習生では、入国後法定講習の都合もあって、
2月入国しないと、3月配属できない。
=4月から実習に従事できないってことから、
いわゆる『人手不足』に窮する先は少なくない。

3月入国で、4月配属、
4月入国で、5月配属…

春先の収穫を見越している農家さんなんてのは、
大変わかりやすいところ。
いや、農家さんだと、2月3月での人手が欲しいのかな。

そう、潰れていく先も増えていくであろう今、
逆に人手が足らなくて、欲しくて仕方ない先もまたたくさんあるものなんです。
別に農家さんだけじゃなくて。

清掃需要は特に頻度的な意味で増加してるでしょうし、
食品加工は当然、建設だって、止まることはありません。
マスク製造だって、地味に底堅い需要があるのでしょう。

でも、期限を迎えて帰国していく子たちはいるけど、
新規入国は止めてしまっている。

であれば、
どうやって集めればよいのか。

まず、あぶれている日本人失業者を雇えれば良いのは言わずもがな。
ただ、いつもの調子で、コロナであろうが、日本人は使えないとの頭の経営者も多く、
どこかに外国人労働者がいないものかと探し続けている先は少なくない。

つまり、マトモな日本人労働者を集められない、
また、集められても定着化させられる自信のない先が多いってこと。
(ある意味、言語化してみると、少し情けない…まぁ簡単じゃないのはわかるけど)

特にこの業界にいる業者側の先には、そういう企業ばかりが並んで困って待っている。

でも、
誰でも良いから、連れてきてくれ!っていう先に限って、
いざ連れて行ったら、こんなの使えん!って言われることは多い。
おいおい!ってツッコミたくなりますが、それが現実。

コレはすべからくマッチングの問題。

だから、一儲けできないかとにらむIT業者などは、
こぞってマッチングサイトをつくり、
リストを共有し合って、
ウチには何千人の登録者が!って、アピール合戦を始める。

別に全部が全部とは言わないまでも、
転職斡旋ブローカーは、ここぞとばかりに積極攻勢。

特に背景が読めない情報弱者の経営先に対して、
いかにして上手いこと頃がしてお金を巻き上げ、ドロンできるか。
焼き畑農業にいとまがない。

前置きはこのくらいで、答えを言えば、
以前、ご紹介した、元技能実習生で、帰国するにできない。
期間はまだ残っているのに、転籍先、転職先がない。
そして、レコードがしっかりしている。(←ココとっても大事!)

コストもかからない。(←ココも現実的にとても大事!)

それは公的情報源に限るに決まってる。

実習が継続困難となった技能実習生等に対する雇用維持支援

http://www.moj.go.jp/isa/nyuukokukanri14_00008.html

求職者情報提供先・求人事業者情報の掲載

http://www.moj.go.jp/isa/nyuukokukanri14_00014.html

1/20時点情報。

職を探して困っている外国人労働者は、76→79名
外国人労働者を受入しますと手を挙げている受入候補先企業は、29→32社

労働者側は、受入先を地域でも職種でも賃金待遇でも選べる。
受入企業側は、労働者が希望する分野別でセグメントできる。
直接本人じゃなく、間に入ってフォローしてくれる先まで載ってる。

ナゼ、ココを有効活用しないのか。

全部がOKなんてあるワケないけど、
少しでも安全パイの確率の高い先へ、ナゼ探しに行かないのか。

そんな面倒な手続きはやってられない。
ならば、わかっている業者に頼めばいい。

コストを抑えたいなら、自分でやればいい。

誰も強制はしてないし、自分で選べるハズなのに、
解決できる確率のある手段を提示しても、
やんない先は、もうどうしようもない。苦笑

もう一つ。

特定技能総合支援サイト

特定技能総合支援サイト | 法務省出入国在留管理庁
特定技能制度での就労をサポートする「特定技能総合支援サイト」。トップページをご紹介します。

述べ申し込み数ながら、全申込数 7,099 人の応募があります。
企業の全申込数は 75 社。

オンライン開催にて、当該開催地域での就業を希望する方を対象とのこと。

人手が欲しい先は、これらへ参加するほうが、
よほど悪質ブローカーに手籠め(てごめ)にされる懸念は少ないかと。

業者と懇意にしている先は、業者へ探って提案して欲しいと相談してみればいい。
依頼されてる業者は、エントリーして探してみればいい。

下手な民間ブローカーに相談するより、よほど現実的な答え合わせができる。

いや、そもそもが、自社求人へ応募してきてくれた人の中から、
適性をきちんと見極めて、選んで受入したい…って方は、
正に選べる立ち位置を確保できる、新規入国を待つしかない。

ただし、
前出のマッチングサイトでの人材確保の一手を打ち、
上手いこと採用できたとしても、
以前から申し込んでいた新規入国待機組がいた場合、
もうお前らはイラナイなんて、口が裂けても言えるものじゃない。

そこをちゃんと承知したうえで、
目の前を乗り越えていける手段を吟味して判断すべきかと思われます。

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