技能実習生や特定技能を監理、支援する側が生き残れちゃう方法

お金

あえて、口の悪い卑下した言い方をします。
私たち業者側は、『寄生虫』です。

『コバンザメ』のように、外国人労働者を受け入れたい企業がいないコトには、
満足にご飯も食べられません。

あ、当然、行きたいという外国人労働者がいてくれないとダメなのももちろんですが、
ココでは受け入れる事業主側にフォーカスしていきますね。

これから益々淘汰が進み、全てが二極化していく中で、
どうやって生き残っていけばよいのか。

ふとした瞬間に、色々考えてしまうことはありませんか。

ヤレ、受け入れるべき在留資格は、このタイプが良いとか、
その場合は、この行政書士を使うべきだとか、
その国の送り出しなら、ココが良いとか、
色んなポイントは数えきれないほどありますが、
肝心な受入希望企業がいなくなってしまっては、
『寄生虫』は生きてはいけません。

存在価値がなくなる以前に、
業界、産業としてそもそもが成立しなくなります。

どうします?

この先、来年、再来年が良ければそれでいいのではなく、
アナタの人生はまだまだ何十年と続いていきます。

激変に次ぐ激変に、泳ぎ疲れてしまっている人もいるかもしれませんが、
どんだけくたびれていても、
腹は減るし、寝床は欲しいですよね。

結論から言えば、
外国人労働者を受け入れたい企業が順調に存続していけば、
その間、アナタを求め続けてもらえる存在に成り続けられれば、
受入先もアナタも、生き残っていけるという理屈になります。

ならば、答えは一つ。

アナタが今お付き合いしている受入企業が、
淘汰圧に耐えられるくらいに、
強くしなやかに、成長して行けばいい。

そして、
そのお手伝いとして、アナタが欠かせない存在に成ればいい。

どうも技能実習生にせよ、特定技能にせよ、
それだけを商売にしている頭の固い人は、
全般的にみると多いように感じてなりません。

私の仕事は、技能実習生と受入先の監理です。
私の仕事は、特定技能の在留資格を獲得することです。

うん、そうなんですが、
それだけやっていさえすれば、生き残っていけるかどうかは別物です。

自分が受入企業先をもっと成長させるなんて、
どんだけ自意識過剰でおこがましいんだ!とお怒りの声もあるのかもしれませんが、
そもそも、できないと決めつけている理由がわからない。

この外国人労働者支援業界は、
思いのほか、受入先の会社経営にまで大きく関わっていくんだなぁと、
ご経験豊富な方は、まま思われた機会は何度かあるコトでしょう。

人さえいれば、新たな事業にも取り組める。
人をどう教育して戦力にしていけばいいのかについても、
相談される。

海外進出まで視野に入れて、受入展開している先ももちろんある。

外国人労働者の受け入れに際して、
受入先の業績まで時系列的に垣間見たり、
財務諸表まで意味を理解して判断せねばならないことは、
多々あります。

それも定期的に時系列を追って。

業績を良くしないコトには、
受入自体もままならないのは、
この業界にいれば誰でも自明のこと。

いっときの債務超過や損益赤字になってしまったとしても、
その理由までキチンと理解し説明がつくのであれば、
それはまた、違う意味でも支援となりうる。
(手を引くべきかどうかの判断指標にもなりうることです)

業績はもちろん、指導員や同僚の問題など含め、
様々に受入側からのお悩み相談を受けている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

じゃあ、どうやって、会社の業績を良くしていけばいいのか。

時代は、ドンドン、ホンモノを求めるようになっています。
アナタはもちろん、受入先も、その担当者も、すべからく同じ。

どうしたらいいでしょう?

アナタの強みは何でしょうか?

付き合い先の送り出し国に詳しいことですか?
外国人労働者の受け入れにおいて、法に詳しいことですか?

コレマタ敬愛する方がおっしゃってましたが、
この業界、『受け入れるまで』も大変ですが、
本当の本番は、『受け入れてから』です。

この『受け入れてから』は、
『受け入れるまで』にも根っこの部分で大きく影響してきますが、
本当に大事なのは、正に『受け入れてから』。

そう、業者側の強みとは、
この『受け入れてから』を、キチンとフォローアップし、
受入先への定着を図るコトです。

定着化するからこそ、
戦力化できるからこそ、
受入側は外国人労働者を受け入れる価値があると判断して、
受入に舵を切っています。

ということは、
業者側の強みとは、
『人財を定着化させられること』
とも言い換えることができます。

結果として、定着化させられる人財へと、
受入先も、人財も、双方を導くことが、
本当の意味での業者の仕事と言えます。

であるならば、

それは、アナタは必然的に、『人を育てられる人財』だということです。

あ、もちろん、外国人労働者自身のスキルなどは受入先で習得するものですし、
ココでは当事者同士ではできない、絶対的な支援として、
意味を受け止めてください。

ちょっとズラして考えてみれば、
アナタが人を育てられる人財ならば、
受入先は、また違う選択肢を考えられるというコトです。

もっと深く言ってみれば、
アナタが、『人を育てられる人財』を生み出すことが出来れば、
その会社はますます潤っていくことでしょう。

そうなったら、アナタの存在意義は、
その会社にはないんじゃないかって?

そんなレベルに成れば、
その受入先が、アナタを手放すわけがないじゃないですか。苦笑

そうやって、自分自身が成長して、
相手も成長して行くことが出来れば、
それはかけがえのない仲間となります。
社内外など関係なく。

つまり、
アナタが目指すべきを、
ただただ技能実習生の監理の仕事です…とか、
特定技能の在留資格を取得するのが仕事です…とか、
そういう近視眼的な見方しかできないステージを超えて、
もっと俯瞰的な高い視座かつ業界のみならず様々な広い視野を持った人財になっていけば、

自然とレベルの高い企業に必要とされる存在に成っていくことでしょう。

なんなら、相手側から頭を下げて請われるほどに。

冒頭に書いた『寄生虫』、『コバンザメ』とは、
レベルの低い(失礼)ブローカーと呼ばれる方々です。

私が書いたのは、
下手をすれば、『先生』と呼ばれる方々です。
高い視座や広い視野を持っているだけで、
意識しているだけで、
違う関わり方ができますし、
深く関わるように自然となっていきます。

『人を育てられる人財』とは、
いつものごとく、結果として、振り返ってみればそうなってしまっていただけで、
何も目指してなるモノではないし、
こうすればこうなれるというものでもありません。

相手のことをどれだけ深く親身に考えているか、
考えられるだけの気づきや学びを得られるアンテナを張っているか、
そういう環境に身を置けているか、
こういうマインド的な部分次第で、結果として、変わっていくものです。

余計なお世話を、余計じゃない程度に…

誰と組むか、組みたい誰に成れるかは、
実は、いつの間にやら勝手に成ってしまっていた方ばかりです。

世界を引っ張るほどのリーダーたちは、
生まれながらにしてリーダーだったのかもしれませんが、
私たち凡人は、色々やっていたら、自然とリーダーになっていた…
が、イチバン自然で求められていることではないかと思われます。

そうすれば、
結果として、現在所属先の会社や組織がどうかはわかりませんが、
少なくともアナタは生き残っていけます。

この業界、ラッキーなのは、
自然とそういう道へと向かっていける刺激や、
学び、気づきに常にあふれている業界だってこと。

寄生虫でも、寄生先から、お願いします、寄生してください…
コバンザメでも、お願いします、コバンザメしてください…
と言われるようになれば、

それは言葉が代わって、『先生』となります。
先生でも顧問でもコンサルでも良い人でもなんでも、
言い方はともかくも。苦笑

薬を飲んだら頭痛が治まる…なんて、
安近短で万人に共通して解決するような問題ではない分、
もしそうなってしまったら、
その会社(の人)にとっては、
アナタ以外のアナタ以上の良薬は、どこにもなくなります。

飛べない豚など、ただの豚でしかありません。
そう、飛べる豚だからこそ、
ただの豚じゃないから、周りに求められちゃうんです。

ぜひ一緒に、生き残れちゃった人財になっていきたいですね。

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