現技能実習生に対して、特定技能への移行を薦める、その難しさと手間について

ポイント

先般より、
あれやこれやと毎晩、実習生たちとやり取りしています。

 

今まで特定技能での雇用ができなかった受入先で、
業務区分の追加?変更?で受入ができるようになり、

この育成就労への制度移行の転換点もあって、

現技能実習生に対して、
3年の期間満了後に、
特定技能としての継続雇用を促す流れになったので。

 

つまり、今まで前もって、
特定技能以降の道筋を提示できなかったため、
彼らの頭の中では、
「3年限定出稼ぎ」以外の選択肢はなかったのです。

彼らにしてみたら、
それこそ寝耳に水の降ってわいたお話です。

 

私も、今までにその選択肢を明示できなかったので、
特定技能の話は、軽くしか触れてきませんでした。

それも、きちんと期間満了すれば、
別先での特定技能の選択肢という権利や資格を得られるよ!程度の話しか。

それが、技能実習中に、
現受入先で、もう5年は働けるようになったと。

 

ハッキリ言って、メチャ給料が高い会社ではありません。

でも、
技能実習と違い、特定技能としての引き留めも考慮し、
それでも、けっこうな給料提示をお願いできる事にもなりました。
(会社としても、彼らの評価は一定以上あるので、彼らにならこれだけ出しても問題ないって判断できてるんですよね)

ちゃんとお世話して育ててくれている現受入先に対しては、
現実習生たちも、
一定以上の感謝と、
会社に貢献せねばという姿勢を持ってくれています。

更に特定技能になると、
これだけの評価を提示してもらえるんだともわかり、
彼らにとっても、
ちゃんと考えるだけの良い選択肢を提示できています。

 
 
はてさて、どうなる事やらと、
会社の社長さん同席のもとで、
先日、説明会を開きました。

その後、賃金明細の提示をはじめ、
色んな角度で、都度、話をしてきています。

途中で、個別に面談もし、
本人の意思や考えなどを丁寧にヒヤリングもしてきました。

それでも、
それぞれの考えや諸事情があります。

そして、全部が全部をこの短期間で伝えおおせないところもあります。

 
そんな中でも、
今や個別にSNSも繋がっていて、
自動翻訳の助けも借りつつ、
あーだこーだと、毎夜、やり取りをしています。

※時々、メッセージを送る相手を間違えそうになったりして、
たかだか数名でも、かなり大変です。汗

 
当然、送り出し機関側や分野別協議会加盟など、
彼らの相手だけをしていればよいってものでもなく、
もちろん、登録支援機関的な立ち回りの話も細々整理しなくてはなりません。

加えて、近々現実習生のみならず、
帰国した元実習生にも声をかけてみたりもしています。
(元実習生とも個別にやり取りが進みます)

 

ハッキシ言って、一社数名だけでも、
かなり大変です。苦笑

彼らと彼らの家族の、
人生プランの選択肢について、
ある意味、真剣な人生相談に乗っているわけですから。

それも非日本語で。
(通訳介さずに…それだけの意思疎通と直リアルのコミュニケーションも通じて)

なお、無論、
会社にとっても、同様に今後の事業プランの小さくない軌道修正でもあるので、
本当に、神経が磨り減るほどに、丁寧なケアと詰めが必要になります。

 
 
そんなこんなで、受入先側と外国人側の間に立って、
毎日、報告、相談、連絡のやり取りをしているこの2カ月近く。

いよいよ、会社が目途として定めた締切日が近づいてきて、
彼らも本腰が入ってきました。

どうなることやら、
ふたを開けてみない事にはわかりませんが、
全方位で、後悔のない選択ができるように、
それこそプロとして、踏ん張りどころの一つです。

さぁ、頑張れ、私。苦笑

 

追伸
業界では、8者40人だの、10者50人だの
あくまで目途なのに、必須強制ルールの発動がありますが、
私にしてみたら、よくそんな数の対応ができるなあって感心してしまうほどに。

 
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