新たな市場がパックリと開いたからイケイケー!的な方の末路

お金

先日、経産省管轄の工業製品製造分野で、
人知れず?たくさんの“産業分類番号”が、正式に解禁されましたね。

今まで誰一人として手垢のついてない、
まったくの新たな市場が、
パックリと静かにスタートしたって意味になります。

ただし、
当然ながら、長い年月かけて、
追加された産業分類番号の各種事業領域で、

・業界としての意思統一を、行政が認める程度で、図ってきた…

・段階的な試験制度を設け、それらが客観的に適性適切であると立証され、認められた…
=業界団体が動いてきた
=そこが監理支援機関やら登録支援機関的なポジションにおいても、一歩も二歩も先んじでいる

・長い年月かけて費やしてきたリソースを、どこかで賄いたいと考えるのが人の心情であり現実
=大手先が業界全体の事を考えて、会員組織的な会費で賄ってきたのならば、そこまで求められはしないかもだけど、
定期的全国的な試験整備には、どうやってもカネはかかる分、試験実施の利権は間違いなく確保していく
⇔職能などとの関係性やしがらみ、国の試験制度の建付け等まで、マニアじゃない私にはわからないから、どうなんでしょうねえ。

・今まで苦労して、ストライクゾーンをかすめながら受入してきた先にとっては、
ど真ん中となる職種≒産業分類番号もあると思われ、
そういう先こそ、今までの苦労や共に乗り越えてきた戦友との協業には、
とても新参者が入り込める隙間はない。

などなど、
私ですら想像に難くない現実が、推測できます。

とはいえ…
とはいえ…
とはいえ…

ですよ。

100社中、100社全部に唾がついているわけではない。

そんなこんなで、
営業攻勢に出てる先も、結構あるんじゃないかなあ。

 

で、

気を付けねばなのが、

また出た「無知の知」ってヤツね。

新規参入者は、大変僭越ながら、
様々、多様多面的にある、「見えない落とし穴」自体の存在を知らない。

今まで受入したこともない企業側にしたら、
太平洋にイカダにオール一本で、帆もなく漕ぎ出すに等しい。

結果、
無知な者同士のコラボレーションが、
最低最悪、どうしようもなく悲しい現実を、
そこかしこで、量産しかねない。

 
私自身が経験あるので、断言できます。

新たに門戸が開いた領域こそ、
慎重に、調べるべきを調べ、裏を取り、
丁寧に答え合わせを一つ一つ、進めて行かねばならない。

そもそも、該当する分野別協議会へは加盟できるのか?
加盟した後の様々なハードルは、クリアできるのか?

育成就労では、該当試験問題は、どの程度のどんな内容なのか
=外国人にとって指導すれば合格できそうな程度なのか
=どの程度の指導リソースが必要そうなのか

特定技能では、N4(A2)はもちろん、
該当試験は合格できるような程度なのか?
いや、そもそも試験は、当面は、日本国内でしか実施されないと思われるが、
外国でも実施される予定はあるのか?
そんな両試験の合格候補者は、果たしてどの程度、どこにいそうなものか?
特技2号への道が求められる最終ゴールゆえ、そのハードルはいかほどのものか?
(まぁ、特技2号は追々整備されてくかもですけどね…つまり、スタート直後ではハッキリしてない)

そもそもが、
どんな業務ゆえ、どんな人材が、性格、性質の人材が好ましいマッチングとなるのか。
どの国が適性者が多そうなのか。
どの送り出し機関が、対応できそうなのか。
いや、留学生ルートなどが使えそうなのか。
(なんちゃって留学生も実質、ダメになってってるから、そもそもがルート自体ムリゲーなのかどうか)

3年クルクル層になるのか、
3年+5年…あわよくば10年以上を求めてやまない事業なのか。

各種試験は、その受験会場が、当面、東京開催でしかない…とかあるのか?
(地方では、遠方、一泊?二泊?三泊?行程が必要なのかどうか)

 
そもそも論として、
労務管理や入管、分野別協議会、他、
目に見えないコストって、けっこうな額にかさばるのですが、
そんな負担ってできるの?

労務管理自体、現時点でも適性適切にできてるの?

就労制限やら飛ばし行為やら転籍転職リスクやら、
説明し、踏み絵を踏んでいただくポイントは、
山のようにあるんだけれども、
それらをすべて踏まえるだけでも、
相当な時間がかかるけど、
受入希望側があったとしても、
はたして理解や許容ができるものかどうか。

業者側にしても、
常勤職員辺りの受入上限がある分、
試しに一人二人から…なんて言われた日には、
やる意味あるのかどうか。

あーもー、ちょっと思いつく床を書きなぐってみただけで、
山ほど出てきますよね。

 
地に足つけて、
調べるべきを調べ、
知るべきを知り、
わきまえ、踏まえたうえで、
後出しじゃんけんのリスクすら承知の上で、
恐る恐る取り組んで行くくらいが、
たぶん、ちょうど良い感じ。

 
先日書いたような、
イケイケドンドンな無知な経営者がいる先は、
たぶん、自ら火種を招き入れ、豪華に育て上げ、焼かれ死んでいくんじゃないかな。

それっくらい、
昔と今は、厳しさというか、リスクというか、
参入ハードルはけた違いに高くなってる。

ごめんにょ…ってケツまくって逃げて、
知らんぷりしてれば済む問題じゃなくなってるから。

頼むで、阿呆な方々が増えない事を、願ってやまない…。

※いつもながら、自分にも言い聞かせてます…そもそも現場をもうヤル気が無い私なのに…ね。苦笑

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