(B)新人職員向けにいくつか基本的な部分を列記してみる

アカデミー

昨日に引き続き…

・わからないことを、そのままにする。

個人的には、ココが一番、未成熟な方には、超えにくいハードルかと思われます。
むしろ年配者の方が上手い部分…確率論でしかないけども。

=わからないまま、そのままにして突き進むから、
テキトーな判断で意思決定が進んで行くから、
トラブルが無くならない。

「無知の知」が多分な原因でもあるけども、
そもそもちょっとした違和感、
ふとした不安感を、
そのままにするから、おかしくなってく。

ココを変えるだけでも、だいぶ結果が変わる。

残念な方は、いくつになってもココが変わらない部分でもある。

 
これ、不慣れで構わないから、
懸命にちゃんと調べたり、誰かに聞くこと、相談すること、確認することが大事。

なお、これは上司や先輩が、新人さんから話をしてくるように仕向けるのが吉。

どう思ったか、何が抜けてるか、どこが大事か。

ナゼ、そのままではいけないのか。

 
ここを面倒くさがってしない上司や先輩は多い。

確かに上司も先輩も忙しい。
抱えてる業務は、当然、新人の比ではないボリューム。
いちいち、時間かけて付き合って、聞いてるヒマなんてない場合は多い。

であれば、

「書かせてLINEでもなんでも送らせれば良い」。
(メモでも何でも、形式や言葉遣いなどの枝葉末節にこだわる必要なく…)

  
実は、言語化ってめっちゃ大事。

この業界では特に…だし、人生にとってもメチャメチャ大事。

「書く」行為をやり続けるだけで、
自然と言語化能力は上がっていく。

一にも二にも、自分の言葉で言語化すると、
自然と頭の中が整理される。
少なくとも、何もしないよりもアウトプットすることになる分、
インプット力が上がる。

さらにそこで、上司や先輩が返してあげれば、
それもまた、同様に、言語化能力が上がる。

結果として、
受入先や外国人の方々に伝える能力も上がる。

  
言語化のコツは、
ひたすらに自分の言葉で書き続けること。

相手に言霊のように、心底伝えたいって欲求が生まれてくるし、
ソレを自分の言葉で言い表せた時には、
その言葉は自分も周りも助ける事が多い。

なので、「わからないことをそのままにせず」、
わからないことだらけ=思考放棄…ではなく、
例え一つだけでも良いので、
上司や先輩にLINEでも何でも、聞く事。

上司や先輩は、新人さんに、何時であっても、
LINEで送ってくるよう、指導?指示?声掛け?をするのが良いでしょう。

 
 
・週に一度でも管轄先のHPを見る

抱える案件が最初からあれば、ソレに限った部分で調べていくのが良い。
具体的な事例にフォーカスするほうが、とっつきやすいから。

ただ、入管や厚労省部分は、全般的に共通する基本的な部分が多い。
在留資格や労働条件などは、それこそ技能実習でも育成就労でも特定技能でも、
ナニジンであっても、監理団体でも登録支援機関でも、どんな分野でも。

で、興味をそそるのは、行政処分事例。

自分のせいで、外国人の出稼ぎ目的が達成できなくなる…人生を狂わせる場合すらある。
自分のせいで、受入先が外国人労働者の受入ができなくなる…社運を傾かせる場合すらある。

フツー、元来の人の性質として、
優しく常識的な日本人の社会人として、
「自分のせい」で相手に多大な迷惑をかけることは、
当然、避けたいのが本心。

だって、相手から非難されたり、自分に実害やストレスフルな状況に陥ることに他ならないから。

なので、定期的なチェックは外せない。

でも、日々、忙しいから…といって、ヤラナイ、デキナイ人は多い。

だから、アウトプット前提のインプットが大事だし、
そのための習慣づけ、環境整備をしていかないといけない。

 
 
やはり新人、未成熟の方向けに伝えようとすると、
どうしても丁寧=長くなる。苦笑

また思いつくことあれば、
機会あれば、書いてみます。

 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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