ナゼ、今でも監理団体を必要とするのか…育成就労でも変わらない現実

お金

昨日、久々に、”現状での売買”の話を書いてみた。

ナゼ、制度廃止の今、監理団体を必要としている人たちがいるのでしょうか。

一般的には想像つかないかもしれませんが、
こういったニーズがあると想定されます。

1.育成就労に変わっても、結局のところ、育成就労→特定技能と流れる割合が多いし、特に受入側はそれを望むニーズが多く存在するから。
(1~2年といえど居てくれることが確約できるから/特技ではいつ転職されるかわからないから・・・そう思ってる企業も業界人も多いから…そういう問題ではないのにね)
(転籍/転職できるといっても、転籍/転職のデメリットの現実を知れば、マトモな人材は移らないから)

2.特技でのマッチングが上手く機能しない=事業化が難しいから。
(ここは説明が長くなるし種々雑多だから割愛)
(入管申請しかしないスポット行政書士のような方は別かもしれません)

3.監理団体→監理支援機関?とか、非営利などのワードが出ている以上、同様の団体が継続対象となるように読めるから。
(条件ハードルがもっと厳しくなるみたいだけど、今のうちに現状ハードルくらいこなせるようになれば、次のハードルもそこまで高いと感じずに済むから…良い練習期間になると考えているから)

他にも、

・グループ企業で外注化していたコストを、内製化すれば利益が増えて、やりやすくなると考えたり、気づいたり?した経営者や上司が、たまたま今のタイミングだった。
・監理団体事業に取り組んでいた先が、クリティカルなミスをやらかし、早急に別の器を用意せねばならなくなった。
・所属先の監理団体で頑張っていたけど、どうにも我慢ならない現状に、担当している受入先にも後押しされて、このタイミングで、独立せねばならなくなった。

などなど、実に様々な理由が勃発して、
その方それぞれの理由で、
”今”、監理団体(の器)が必要になっている方は、毎年いらっしゃるんです。
いつもながら、良い悪いは別にして。

 
同時に、同様に数年前に監理団体を設立し、ホカしてる方々もいる。

・コロナもあって上手く事業立ち上げ出来なかった…
・そもそも事業運営できるだけの実力がなかった…
※上記二つの理由で置いておいても、とてもじゃないけど、維持費に金が出ていく一方で歯止めがきかない…
・せっかく作ったのに、船頭同士で取り分配分で揉めて、空中分解した…
・回せるだけの実力のある職員を雇えないし育てられもしない…
・想定以上に金&時間ばかりかかるから、とん挫した…

などなど、コレマタ様々な理由で、
まがりなりにも器はあっても、活かせられない方々もいらっしゃる。

 
だから、ダメ元でも、私にまで問い合わせが届く状況にあるんだと思われます。

この先も少し増えるかもしれませんね。

でもね、私はこのブローカー商売をしているつもりはありません。

プロ中のプロへ繋いでオシマイ…私の役割としてはね。

後は、時間と労力をかけて、ちゃんとしたビジネスにされるかどうかは、
繋いだ方のやりようと、相談してきた方次第。

私はココに関わっている時間はありません。
正確に言うと、もっと別の事に時間を割きたいだけ。

それに、私なんぞよりも、よほどお詳しくお得意な、それでいて信頼のある方がいらっしゃるのだから、
その方にお任せした方が、お相手の方も本望でしょう。

そして、私のちっぽけなプライドで、
少なくともこの業界で、右から左で金を稼ごうとは微塵も思わない。
(あ、アベンジャーズサービスとしてであれば、お受けしますけど、ソレも実際にはろくにやってないから。苦笑)
(その割に、別口から入ってくるのは、お受けしてますけども)

ただね…結果として、第三者の私が、
必要とニーズに応じて、この方へ…って繋いでるから、
ある意味、マッチングが成立する確率は、相手が徒手空拳でさまよってるよりは、よほど高いようですね。
そもそも、無理そうな方は繋ぐ以前に、返答で返ってこなくなるから、
ある意味、繋ぐ先の方もスクリーニングが少しはできてて、助かってるかも。苦笑
 

要は、いつでも、新規参入者はいらっしゃるし、
制度の改正とか関係なく、世の中もまた動き続けてるってこと。

そして、育成就労へ変わろうとも、
この業界の王道としたら、
1.育成就労で互いにお試し期間として様子を見る。
2.終わる人は終わり、去る人は去り、残る人は残る。
3.特技まで移行し、10年以上のお付き合いになる先/人材も生まれる。
この流れが、一番現実的かつ、継続性の高い事業の方向性となるでしょう。

その一丁目一番地は、育成就労であり、事業に取り組むなら、
「未だはっきりしてはいないけども」、
監理団体/監理支援機関?の器が必要だってことですね。

コレをまた、既得権益だって騒ぐ残念な方々もいらっしゃるのでしょうけれども。
(だったら、ご自分でやれば良いだけなのにね…誰に止められているものではないのだから。苦笑)

 
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