特定技能の義務的支援10項目の中でも、
非常にあいまいで、
具体的なイメージがわかない支援項目の一つに、
「外国人と日本人との交流の促進に係る支援」
ってのがあります。
良くも悪くも技能実習のように、
杓子定規に何もかもが個別具体的に定められていない特定技能。
ぶっちゃけ、どこまで、どんなことをしたら、
この支援項目が十分だと入管に認めてもらえるのか、
まだまだハッキリわかってない人たちがいると思われます。
良くも悪くも、「仕事」って考えてる人には、
想像がつきにくいのかもしれません。
逆に、
「わざわざ海外から自社のために日本に来てくれてるんだから…」
「普段、会社と寮の往復ばかりでは、つまらなかろう…さみしかろう…」
そう思える人にとっては、
「仕事」以前の問題として、
同じ会社で働く仲間として、
言われるまでもなく、していることなんじゃないでしょうか。
とはいえ、入管が国として定めている項目なので、
「どれだけのこと」をすれば十分と認められるかは、
「責任」を負っている支援責任者、支援担当者としては、
気になるところですよね。
めっちゃ良い具体事例集を見つけました。
コチラは技能実習ではあるものの、
コレぞまさに、日本人との交流事例の数々。
・自社内で、日本語教育を施してる…
・地元のお祭りに参加した…
・母国のお祭り(恒例行事)を日本人と一緒に祝った…
・サーカスを一緒に観にいって楽しんだ…
・家庭菜園の収穫を一緒に取り組んだ…
…テキストで書いてあることを読んでみても、
イマイチ、ピンとこないのがこの項目。
でも、画像と事例を見れば、一目瞭然で、イメージがつかめるでしょ。
何でもいいんですが、
ソコには、笑顔で楽しんでいる日本人と外国人が同じ写真の中にいる姿があれば、
ソレはれっきとした「日本人との交流」であり、
ホントは法的には「促進」までで構わないものの、
共に楽しんではいけない…なんて、書いてはないんですから。
金儲けしか考えていない先。
事業としてしか位置付けていない先では、
こういった面で、大きな違いが出てくると思われます。
この点は、どこまでいっても、十分条件の範囲です。
ですが、局面を迎えたときにこそ、
こういった地道な相手と共有する思い出が、ブレーキを踏ませます。
出稼ぎな分、賃金の多寡で、
平気で身勝手な行動を取ると思われがちな外国人の若者たちですが、
彼らもまた、同じ人間だもの。
人選を間違えず、
心の機微を捕まえるのが得意な空気を読める日本人。
国が、頭の良い官僚が、
わざわざ支援の一項目にも入れている、このポイント。
何よりも、関わって動いている自分にとって、
大事なポイントの一つだと思います。
参考になるといいな。
そんで、関わる人、みんな笑顔になるといいのに( *´艸`)
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
SNSやLINEなどもいいんですが、やっぱり個別に届き、残り、ふとした時に探しやすいメール媒体が好きなんです、私。
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