技能実習の『罰則』と『処分』に値する行為とは

受入企業向け

先週、いつものごとく技能実習の行政処分を掘り下げてみましたが、
ビックリするくらいアクセスが伸びたので、
良い機会だから「おさらい」をしておこうと思います。

いつもながら、「脅す行為で正そうとする」のはレベル低い気がして
個人的には好きくないんですが、
このほうが響くようなので、
自分のためにも、今一度、刑罰など復習しておこうかと。

 

まずは、いつまでもナメくさってるヤカラにお届けしたいのは、
『懲役刑』がある行政処分だってこと。

わかりますかね。
牢屋に入るってコトですよ。

そんで、
300万まで罰金刑があるってコト。

さすがに、
いつ、誰が、いくらの罰金を、どこへ支払い、
同様に、いつから、いつまで、誰が、牢屋に入っているのか、
ソコまでの公表はありません
けど、

今までの許可取り消し処分や、
認定計画取り消し処分って、
この懲役刑、罰金刑になってるってコトですよね。
私、犯罪者に知り合いはいませんのでわかんないっすけど。

行政から、公的に、処分されるって、
そういうコト
ですよね。

それだけ、悪質だってコトですから。

 
では、どうしてソコまでの処分を受けるのか。

 

ね、明らかに悪質でしょ。

○重大・悪質な法令違反
○同種違反を繰り返す場合 等
 

あまりにも明らかに重大、悪質な法令違反。
コレは誰もがそう思えるような、拘束監禁とか、金銭搾取とか、
2000年代とは思えない行為に対して、一発で出るものですよね。

そして、実はこのケースが少なくないと思うんですが、
改善指導、勧告に従わず、改善もできず、
かといって技能実習生受入を止めずに、
突き進む行為。

例えば、
残業代も支払えない、そもそも給与を支払えないのに、
受入すな!ってことだったり。
ダメだって言ってるのに、やらせちゃいけない業務に従事させ続けてたり、
虚偽を繰り返し、嘘の上塗りを続けていたり、
これ等の行為を悪質と言わずして、
何を悪質といわんやってヤツです。

ルールを守るのは最低限のコト。
私たちのお仕事は、ホントはルールを守らせることじゃない。
*あまりに細分化かつ現実の諸問題が山積なので、
ソレ自体がお仕事のようにも思えるでしょうけど。

本来は、ルールの観点も含めて、
どれだけ技能実習生や実習実施機関に寄り添えるかどうか

二人三脚をちゃんと続けられるかどうか。

win4allへと導けるかどうか。

権利も権限もない監理団体が、
確かにナナメウエの立ち位置になって、
自身も含めた他の3者を合意したゴールへと連れていけるかどうか。

でないと、自分たちのお仕事はままならないし、
なによりも続かない。
=成立しない。

何度目かですけど、大事なコトなので、
何度でも、確認していきたいものですね。

追伸、
というか、トッププライオリティーが「笑顔」にあれば、
自然とフツーにルールを学び、守ろうとなります。
ダメな人はダメなので、組むお相手を間違えない「目」が大事ですね。
グヂグヂ言ってる方は相手にしないコトです。
ただし、誰もが初心者な時期はあるので、そこからして「寄り添える相手」なのかどうかってコトです。
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