大変興味深い記事でしたので、
ご紹介させていただきます。
この業界では、ベトナム人救済で有名な、
いわゆる駆け込み寺に取り組んでいらっしゃる先がご紹介されていた記事です。
日越ともいき支援会
朝日新聞玉置さま
ありがとうございました。 pic.twitter.com/Mr2v66yQUN— NPO法人日越ともいき支援会 (@tomoiki2020) October 31, 2022
業界人にはアルアルすぎる点ですが、
特に気にすべき部分、
言語化された部分をピックアップしてみます。
—
会社には感謝している…
でも、稼ぎに来ているんで…
地方から賃金水準の高い大都市圏に人が動く傾向…
技能実習から特定技能へ移った約70名のうち、
約1割は3カ月以内に、
3割ほどは1年以内に転職…
転職先のほとんどは賃金の高い大都市圏…
SNSでは特定技能人材を対象にした好条件の求人が飛び交う。
だが、転職がうまくいくとは限らない。
どんな仕事かよく理解しないまま転職して、
「こんなはずじゃなかった…」と、
思っていた待遇と違うことがわかると、
求人はいくらでもあるので、すぐに辞めていく。
特定技能の相談者数が、
技能実習を上回るようになった…
(圧倒的に分母が違い過ぎるのにね。苦笑)
転職先を紹介するといった虚偽の投稿に騙され、
20~30万円、支払った…
特定技能は仕事を失うと誰も保護してくれない。
(特定技能就労中でも支援が不十分でもバレないし、よほどでない限り処罰されない)
転職するにも数カ月かけて大量の書類を入管へ提出しなければならない。
—
などなど、知ってる人に言わせれば、
何をイマサラな話。
そんで、とうの昔から、対策できている話。
それでも情報弱者×近視眼な外国人の若者たちは、
ことごとく詐欺の被害者という落とし穴へ、
みんな仲良く転落していく。
こんな流れを仕組化して防ごうとするにしても、
官僚は打ち出の小づちのごとく、
都度、改善ルールを世に送り出すこともままならない。
結果、タイムラグの狭間で、
悪質ブローカーが暗躍する余地を、わざわざ与えている現実。
おそらく、想像に難くないコレラについては、
特定技能の法案が出てきた2018年、2019年あたりで、
業界人は想定していた。
当時、特にこういう駆け込み寺の方々こそが、
「転職可能な特定技能は素晴らしい!」って騒いでた。
「強制奴隷労働制度の技能実習は廃止せよ!」って叫んでた。
今、当時の自分に、どんな声をかけるんでしょう。
でも、世の中、こんなオタクなフリークばかりじゃない。
結果、ヒドイ惨状が現実化している。
当然、メディアの口の端に載る今では、
それ以上の被害者たちが、たくさん水面下で生まれている。
この惨状を生み出したのは、
日本という国ですかね?
詐欺で稼ごうという悪質ブローカーですかね?
それとも、わかっていて何もしていなかった業界人たちですかね?
特定技能の施行前から、
たとえ声は小さくとも、
アチコチで指摘がされていた話。
ロクに調べもせず、ええわええわで受入するような、
人手不足にあえいでいる企業側ですかね?
真の悪質ブローカーなら、
まずは、虚偽虚構の求人で、欲につられて動く外国人の若者たちをかき集める。
その後、テンプラリストをこれでもかと揃え、
「ウチには何百人もの求職者がいますよー!」
といって、今度は受入たい企業側をかき集める。
双方に嘘八百を並べて、
両方から、あの手この手でカネを巻き上げ、
ひたすらに情報弱者を相手に、焼き畑農業を繰り返す。
(焼き畑農業の方、スンマセン💦)
なんてやりやすい狩場なんでしょうね。
この業界にも、『クロサギ』のイケメン平野紫耀がいないものかしら。苦笑
ルールメイカーにはなれない下々の現場の私たちにしたら、
どれだけわかりやすく、
どれだけ相手に届くよう、響くように、
理解を促すべく、適正適切な判断材料を提示し、
当事者責任としての判断、決断を求められるか。
導けるか…でしかない。
ただ、「無知の知」は、こういった業者側の取り組む姿勢次第で、
変えていくことができる。
法改正など待たずとも、
「組むべき相手」を間違えなければ、
被害者など出るハズもない。
追伸、
オモロイですね、誰かのコメントを読むのとは、
また一味も二味も違った「響き方」があるのが、
メディアでの記事。
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フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
SNSやLINEなどもいいんですが、やっぱり個別に届き、残り、ふとした時に探しやすいメール媒体が好きなんです、私。
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