人手不足なら給料50万出せばいい…一蹴しかデキナイのは思考停止の人

お金

月曜の朝っぱらから、重いネタでスミマセン。汗

円安で騒いでる日本人と外国人。

どこまで行っても、足元を見られ続ける経営者。

人権保護(人権DD)でも、SDGsでも、サプライチェーンでも何でもいいけど、
給料を上げ続ける以外、選択肢がない。

 
経営者がナゼ賃上げを拒むのか。
当たり前だけど、原資があるかないかだけ。

ナゼ、今よりパフォーマンスの変わらない社員の給料を、
何の理由もなく今まで以上に上げねばならないのか…
従業員の給料が大幅に上がるなら、
自分はそれ以上にもっと上がらないと、
なんか自分だけ損してる気がして気分が悪い…
な~んて、くだらないちっぽけなプライドもあるのかもしれないけど、

そもそも論として、生きていけない社会になったなら、
それに見合う賃金を支払えねば、
労働者の労働力の質云々を問うまでもなく、
提示できない、支給できない経営者の下に、
労働者はいられるはずもない。

50万はわかりやすい現実的な例として数字を提示してるだけなのは、
言うまでもない。

20万だった額面を、少しずつ25万へ上げていくのでも構わない。
20万スタートで、賃金規定と評価制度を整備して、
能力給のインセンティブを用意していくのも構わない。

問題の根幹は、賃上げ対応できる能力もチカラもない経営者。

経営者のみならず、人は図星をハッキリ言われると、
それが潜在的にも指摘されたくないコトだと、
即座に、怒ったり、否定したりする。

面と向かって不躾に言われようものなら、
オマエは何をわかったような口をきいてるんだ!
って間違いなく、怒鳴られる。

明確な答えを持ち合わせていない経営者であればあるほどに、
そうやってごまかし、自己肯定(現状肯定)に入る。

例えば、
現状より1万円を全従業員の底上げにしようとすれば、
従業員が10人なら、10万円+社会保険などの増加会社負担分の経費アップ。
×12カ月分(120万+α)が、年間で捻出せねばならない固定費の増加。
当然、残業があれば、その分も上乗せが増える。

100人なら100人、1,000人なら1,000人分。

この原資を作るのは、経営者の大事なお仕事。

すぐやらねばならないワケじゃないが、重要なお仕事ってヤツ。
ココに取り組まずに、逃げ続けてきた経営者が、
長年のツケを支払うことになるという、ごくごく自然な摂理。

他のコストを下げるでも構いませんが、
人件費ってバカにならない大きな構成比率。

基本的には、今までなかった原資を新たに生み出す手段になるのでしょう。

ボディブローはドンドン蓄積されていきます。

脅しそのものですが、会社がこけたら、それは経営者の責任です。
時折、従業員の生活など全く考えない経営者が、
平気で自身の資産だけ確保して、自己破産込みの倒産をします。
矢面にさえ立たずに、弁護士を立てて、自分は雲隠れ。

ついて行く人を間違えた労働者たちは、
自責で次の働き先を見つけねばなりませんが、
ある意味、これもまた自己責任でしかないのでしょう。

私、アホみたいに昔から、
「ドコ」と組むかではなく、
「ダレ」と組むかが大事だと、
言い続けてきています。

別に外国人労働者だの送り出し機関だの受入先だのと、
そんなレベルのフェーズで言ってるんじゃなくて、
それぞれどんなポジションにいたとしても、
一人でできる仕事じゃない分、
組む相手が大事だってお話です。

この経営者と労働者の関係においても、まったく同じです。

経営者にしたら、組む相手を間違えると、
重箱の隅をつついて訴えてくるモンスターを自分が労働者として招き入れたことになるし、
労働者にしたら、前述の通りの事。

さて、アナタの付き従う経営者は、
はたしてアナタの給料を50万に引き上げてくれるでしょうか?

引き上げてくれない経営者に好きで付き従っている方は、
50万ないと暮らしていけない現実に向き合う局面では、
どうやってお金を稼ぎますか?

私、ずっとずっと、「全社会人個人事業主化」も掲げ続けています。
(この数年で直面させられる人が増えると思ったから)

2年前にも副業複業セミナーもやってましたし、
今年の春には、経営者向けに無理のない賃上げセミナーも何度かやってましたし、
間に合うといいなと願ってます。

今でも、水面下で個別相談などあれば、対応してますけど、
ほとんど自力で乗り越えようって方が多いんじゃないかな。
できるデキナイは私にはわかんないし、受益者負担、自己責任でしかないんだけども。

 
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