「知らなかった」ヤカラは、全員悪質ブローカー…過失であっても故意であっても。

受入企業向け

学ばない人、学ぼうとしない人は、
すべからく言い訳でしかない。

法は知らなかったで済めば、
法務省も警察もいらない。

外国の法だったから…
そんな重箱の隅の法なんて誰も知らないってば…
機構はおろか入管も労基も、誰も教えてくれなかった…

全部、言い訳でしかない。

そんなん、誰だって立ち止まって冷静になってみればわかるコト。

でも、いざ、当事者になると、わからなくなるし、できなくなる。

ソレが人間。

辛いのは、
人は、「わからないことがわかっていない状態」でスタートすること。
結果、自分で痛い目を見て学ぶしかない。
痛い目見ても他責しかしない人は、永遠に学ばない。
できる方は、他人の痛い目を見て、ちゃんと学ぶことができる。
業界人がみんなそうなれるように、
色んな事が常識化していくことを願ってやまない。

昨日も職業紹介について書いてみましたが、
どんな法令違反であっても、クリティカルになれば、
全てがダメになるんだから、
「わからないこと」を一つでも二つでも事前に察知し、調べ、学び、
起きうるトラブルを未然に解決していくのが、
プロのお仕事
だと思いますし、
そういう信頼のおけるプロを見つけて頼るのは、
受入先のお仕事
だと思います。

 
一つだけ具体的な例を挙げて指摘してみましょう。

プロの方、
特に是々非々の判断を求められる立場にある、
事業の責任者の方は、
全員、『運用要領』を読んでいて然るべきです。
他にも、色んな資料にキチンと目を通します。

私みたいな低スペックの人間は、
当然、全てが頭の中に入っていなくとも、
何かあれば、運用要領を確認し、
気になる部分の記載先をワード検索して調べます。

当然、ネットで出てくる様々な内容も調べます。

ある程度の知識武装ができたなら、
それらを基に、管轄先へ直接問い合わせ言質を取ります。

聞き出し方、誘導質問など、やりようも色々あるんですが、
この辺りは、入管が、労基が、機構が、役人が、
どのような組織体制でいて、
どういう性質を持っているのかを理解できていれば、
知識武装と同様に、知恵と工夫で、答え合わせはある程度の見通しはつきます。

最悪は、行政相談として、直接伺って膝を突き合わせて話をすればよい。

 
人は誰もが、面倒な事は大嫌い。

また、自分にとって興味のないコト、
必要に差し迫られないコトは、
自ら望んでやるワケがない。

同時に、
これだけのプラスがあるから…というよりは、
こんだけのマイナスが回避できるから…
こんな事態に陥ってしまい大変なことになるから…
という、マイナスを回避するという伝わり方の方が、
相手が行動に移しやすくなる。

コレラがさもすれば、
脅しともいわれ、
相手を載せようとしない行為がために、

やる気がないのか…
自分の価値を高めてみせたいのか…
既得権益をアピールしたいのか…

なんて風にも見られてしまう。

 
ちょっと話がそれましたが、

知らない人ほど、
さも何でも知ってるかのように、
大きく見せたがるし、
知ったかぶりもするし、
テキトーなことも言う。

知ってる人ほど、
謙虚に相手の言葉に耳を傾けようとするし、
必要なことを先回りして伝えようとするし、
大事なのは、ソコに本当に心の底から当たり前のごとく相手を気遣う姿勢がにじみ出る。

知らない人へ、
そんなん運用要領読めばわかるだろ!
なんて、一刀両断なんかしない。

むしろ、いかにして伝えたら、
少しはややこしい内容に耳を傾けてくれるようになるのか、
苦慮して配慮して、自分が相手に対して、
どう接して届けるか、響かせるかに腐心するようになる。

偉そうに言っている私などは、力不足も相まって、
なかなか実現もできないんですが、
時間を取られ、コストがかかったとしても、
相手にとって横道にそれて困ったことになる確率が高い道を行こうとすれば、
相手に届く言葉で伝えられるような業界人になりたいと思います。

 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
SNSやLINEなどもいいんですが、やっぱり個別に届き、残り、ふとした時に探しやすいメール媒体が好きなんです、私。
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