この先、生き残る監理団体、登録支援機関とは

受入企業向け

いくつもポイントはあり、
総合力でしかありませんが、
思うところを列記してみます。

なお、イチイチ書くと読みにくくなるので、
いつも通り、技能実習の監理団体を代表格として、
書いてみます。
それぞれご覧の方々のポジションに置き換えてごらんになってみてください。

 
まず大前提は、
『99.9%、法令違反で処罰されない監理団体』であること。
≒実習実施機関である受入先に、法令違反をさせずに済むよう、
取り図れる監理団体職員であることが挙げられます。
*どこまでも当事者でないことと、事故やミスはどこにでも誰にでもあるので、99.9%と表現。
*ほか、細々ポイント事にドリルダウンすると長くなるので割愛。

そのうえで、
『受入先に定着化が図れる監理団体』であること。
ココも大きなポイントです。
つまり、
両方とも、良い受入先=良い経営者や担当者がいるお世話先が多いと、
事業は安定して、発展していきます。

もっと言えば、
そのような受入先へと導ける監理団体職員がいると、
事業は安定していきます。

ただし、もう1点。
『良質な外国人労働者を安定供給できる送り出し機関』との提携は、
隠れた大きなポイントでもあります。

…お判りでしょうか。

経営側が、適正なインフラを整備し、
職員側が、適正な受入先教育を施していく。

この両輪がキチンと連動して有機的に機能しているならば、
企業に求められ、社会に必要とされる存在以外の、
何物でもありません。

バランスやテイスト的には、
今の時代は、余計なお世話を一歩も二歩も踏み込んで取り組んでる先が、
正に、そんな存在へと進化しているように感じてなりません。
*必要不可欠な最低限の事だけしてる先は、ソコまで求められないって意味です。

 
たかだか数点、ポイントを列挙してみただけですが、
一つ一つ、相当レベルの高いことを求められています。

これらを成立させ、なおかつ維持していくだけでも、
日々、相当な労力、頭脳労働が必要になります。

なおかつ、さらに発展を考えるなら、
それこそどれだけ有能な人材をそろえていくことになることか…。

様々、仕組化を整備していく。
常に変化をキャッチアップして、
日々、ブラッシュアップしていく。

なおかつ、受入先の個別事情を知り、
見合う適切な助言指導を、先回りしてアナウンスしていく。

毎日様子がわからない各国各送り出しとも日々状況確認し、
現場の意見も吸い上げながら、
軌道修正と指導・提案にも余念のない経営者。

互いが互いを大事に思い、
どっちが客だの上役だの言うまでもなく、
受入先、監理団体、送り出し機関の3者は、
横並びのチームとなって、一丸と現場にあたっていく。

もうね、至極当たり前のことを書きましたが、
いつだって、どんな業界だって、
基本的な当たり前のことを、どこまでやりきれるかで、
同業他社との違いが深まっていきます。

日々、現場でどんなことが起きているか。
どんな問題が発生しそうなのか。
その原因は何なのか。
一つ一つを解決していくためには、
どう立ち回るべきなのか。

方向性のコンセンサスさえ共有できているならば、
後は、先々を見据えつつ、目の前の一つ一つにどう向き合い乗り越えていくべきか。

改めて、基本に忠実に取り組んでいきましょう。

たまには自身の足元も振り返ってみて、
大切にできているか見直ししてみると良いと思います。

追伸、
ある方から返信をいただきました。

世界に対する「上から目線」はやめたら!…
「してやる・やってやる・支援」はかり。…

人によっては、そう見えるものなんですね。
我が身を振り返ってみて、「してやってる感」がにじみ出ているのかもしれないと、
良い意味で振り返る機会になりました。

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、無料登録しとくと良いと思います。
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