大手より中小のほうが、理解と先見性が高い場合が多いのかもしれない…

お金

ある特定技能の転職(転籍)先探しをお手伝いしてみました。

*「業」としてではなく、任意的支援としてです。

任意的支援の部分ですが、
及第点以上の人材でしたし、
企業と本人の汚点による離職ではなく、
期間満了による退職として、
あらかじめ数カ月あっての円満合意でしたので、
お相手との相性によっては、
支援に足ると判断したうえでのコトとなります。

そのうえで、
いくつか当たりましたが、
想定通り、難しいですね。苦笑

本人にしてみれば、
人生設計上、決して小さくはない決断だけに、
なんとか見つけてあげたいものですけど、
残念ながら、タイムリミットもあります。

その中で、面白かったのが、
ある中堅どころの企業の対応と判断です。

地元ではそれなりに有名で、
全国でも皆さん知らずとお世話になったことのある食品加工会社でしたが、
あまりに給料が安すぎる。苦笑

第一条件として、
時給でいくら程度以上でないとそもそも定着しないと提示した段階で、
今の付き合い先の方(受入条件)が安いから…とお断りが入ります。
(詳細は、ソコと繋げて打診くださったお仲間内の方とのお話なのでわかりません)
*なお、国にもよりますが、最賃スタートでも評価に応じた昇給幅の明示・公開情報があれば、
まだわかります。

まあ、もともとゴリ押しする気は毛頭ありませんので、
「失礼しましたー!ありがとうございましたー!」で終わりましたが、
ソコソコの大手だからこそ、
中間管理職の方々は、コスト感を厳しく言われてるのでしょうね。
大変なんだなあと、思わず同情してしまいました。苦笑

というのも、
人材を手放す会社さんの方が、よっぽど小さいのに、
よっぽど理解と先見性がある。

何のために受け入れしているのか…

ソモソモが『定着』してもらわないと、
余計なリソースばかり割かれて疲弊し、
何のための採用(受入)なのかが、わからない。

ちょいちょい離職者がいそうな感じでした。
おそらく、成立している間は、そのまま行くのでしょうね。
そんで、櫛の歯が欠ける如く、大量離職の雪崩が起きてから、
『さて困ったどうしよう…』って、
のんきに事に当たるのでしょう。

やはり、トップのアンテナの高さ、低さは、
大中小、関係ないんだなあと思った次第です。

慣習的な価値基準は、
大手であればあるほど、末端まで神経を通わせるのは大変です。
その点、中小なら、神経網を機能・維持させるのはラク。

即断即決でもあるので、賃金設定からして、やりやすいんだろうなと。

やっぱり、大中小問わず、
「ドコ」と組むかではなく、「誰」と組むかはとっても大事だなあと感じた次第。

ちなみに、ソコとお付き合いしてる先もまた、
様々な単価を絞られるよう、大変な思いをしてるんだろうな。
経営側は数字しか見てないんだろうけど、
現場は大変なんだろうなあ…心身ともにヤラれてなきゃいいけど…。

なんて、負け惜しみ的な心配もしてみました。笑

追伸、
教育には、時間がかかりますし、デカけりゃデカいほど、
経営者と直接話せる機会も少ないでしょうから、
業者側も大変だし、力量も問われますね。

同時に、受入先が渋いことを理由に毛嫌いしエリ好みしてたら、
業者側も事業にならないとして、
結果、労力をかけないブローカー的なポジションへ転落してくんだろうな。

そんで、業者側の現場担当者も、所属組織の経営者の指示に従わないといけないから、
結果として疲弊してくんだろうな。
イヤなら、辞めるしかないし…
だから・・・・・・・・・
長くなりすぎるからやめとく。苦笑
(やっぱ、最後の最後は、個々の力量次第だなあ…とつくづくそう思います)

 
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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、登録しとくと良いと思います。
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