技能実習/特定技能業界への新規参入者が失敗するアルアルストーリー。

受入企業向け

春だけに…

仏教用語?に「共感共苦」という言葉があるらしい。

共感の時代、女性性の時代と言われて久しい中で、
昔から感じていることがあります。

一緒に現場で汗をかかないリーダーの言葉は、
届かないし、響かない…
 

2017年、技能実習新法が施行され、
2019年、特定技能制度がスタートし、
都度、様々な新規参入者が増えました。

周辺関連産業もまた、
興隆が見られます。

2022年、くしくも春の兆しと同時に始まったコロナ明け?、業界再始動の今もまた、
新規参入者が増えてきているようにも感じています。

同時に、失敗して撤退していく人もまた、
増えるんだろうなあってコト。

お金を出すだけの人。
経営者として、事業そのもののかじ取りをする人。
オフィスの奥に陣取って、
鵜飼いの鵜匠のごとく、現場職員を使う人。
顕著な例で言えば、
IT企業で成り上がった経営者が、
経験者を招いて使って、
デジタル思考で参入しようとして、手痛い失敗をし、
事業撤退していくケースでしょうか。

たぶん、コレ、
どんな業界でも同じだと思うんですよね。

現場で共に汗をかかない人の言葉には、
現場に従事している人は特に、
素直に従えないのが、人の常だと思われます。

同じ釜の飯を食いながらも、
自分よりも明らかに苦労し、汗をかき、
頑張って取り組んでいる姿を横目で見るからこそ、
(横目じゃなくともソレを実感もって感じられるからこそ)
(いちいち言わずとも背中を見せつけられているからこそ)
リーダーの言葉には、素直に従えるものです。

そして、現場を知るからこそ、
反発を起こすような判断もまたする人はいません。

人一倍、法律や運用要領、各種資料を自ら読み込み、
学び多く取り組んでいるリーダー。
受入企業の社長と会い、外国人の若者たちと交流を図り、
実態としてどんなことをどれだけ対応せねばならないのかが、
肌感覚でわかるリーダー。

そういう地に足の着いたリーダーが判断することに、
異を唱える人はいるはずもない。

 
この件は、現場でも全く同じことが言えます。

たとえ同じ職場で日々肩を並べて働いていなくとも、
相手の気持ちを十二分に共感共苦できるアナタだからこそ、
外国人の若者たちにもまた、
アナタの声が響いて届くものです。

この事業は、『リーダーを育てられるリーダー』がいないと、
成り立ちません。
*個人事業主は別にして。

サラリーマンとして転職をお考えの方、
新卒でどこかの組織に所属し始めた方、

自分が付き従う経営者の器は、
ちゃんと見極めて臨むようにしましょう。

 
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