絶望という名の希望…メンタルやられてる場合じゃない

お金

以下にみなさんがコロナ禍で当該事業以外に、どんな動きをしていらしたのか、
いくつか具体的に書いてみました。

入国ストップに対して、業界関係者の「絶望」は、かなりのものがある。
メンタルがメルトダウンしている人が多い。

いったん希望が見えて突き進んだ後で、
急転直下、奈落の底に突き落とされた状態となるので、
厳しさもひとしお。

特に送り出し側で直接、来日予定の若者たちやご家族からの、
「どーなってる?!」対応に追われている方々は、
声すらかけにくいけど、
どうしようもないし、致し方ない…この業界でメシ食わせてもらってる当事者なのだから。

でもね、
賢明な読者の方々は、この事態もうっすら想定されていたハズ。
直視しようと意識していなかっただけ

現在の技能実習事業や特定技能事業においては、
どうあがいても、出来高事業でしかない。

収入が不安定になるのがわかっていて、
先が読めないコトが不安なのもわかっていて、
今までに何ら違う手を打ってこなかったとしたら、
厳しいかな、ソレも自業自得。

来年は食えそうでも、今月が食えなかったら、
この業界にいたくてもいられない。

だからこそ、皆さん必死です。

コロナにドハマりして、
監理団体立ち上げ直後に、入国者ゼロが2年続く今、
事業停止している先もあれば、
国内残留組のお世話を真剣に取り組んで、
100名以上の特定技能者(特定技能候補者)を一人もこぼさず支援している先もある。
代表自らがアルバイトして必死で縁の下を支えている方もいる。
 

研修センターでは、
日本人帰国者や、技能実習3号や特定技能などのみなし再入国者の隔離対応で食いつないでいる先もある。
日本国内での陽性者隔離を支援している先もある。
別事業を起こして、当該事業が復活しても並行してシフトできる動きをしている先もある。
 

送り出し機関側では、
キレイごと抜きに維持費を極限まで抑えて、
入ってくる送り出し管理費だけで飯を食っている先もある。 
送り出し先では経営者がそこまでスタッフの世話をせずして、クビを切るケースがほとんどなので、
自らが稼ぎのタネを探して、色々トライしている在住の日本人もいる。 

そう、
動いている人は動いてきた。

今やググれば大抵の情報は出てくるし、それらからヒントをもらって、
我が身に置き換え、トライしてきた人は水面下で少なくなかったのではと思う。

日本語教育のコンテンツをひたすら作成して、
アナウンスかけてる方もいれば、
物販の輸出入に励んでいる方もいるし、
セミナー開催を重ねて見込み客集めに余念のない人もいる。
 

もしかしたら、
送り出し国の言語習得にトライしている人もいるかもしれない。 
日本人の採用と教育指導、定着化への道にコツコツと励んでいる方もいることでしょう。 

 
ただ、大半は、待つだけ…
今か今かと首を長くして待つだけ…

頭が良いとか、能力高いとか関係ない。

失敗を怖がらず、
失敗しても悪影響を周りに与えないことにおいて、
せっかくできたこの時間を、有意義に使っている。

フツー、人は何か新たな取り組みを始めようとすると、
周りはドリームキラーに変貌する。
ソレも良かれと思って言ってくるのだから、タチが悪い。
コッチは必至で、何かしら切り拓こうと考えに考え、悩みに悩んで、
ようやく捻り出したトライなのに…

色々な視点からケアできているのか、
抜けてるポイントはないモノか、
そういう意味で、単なるドリームキラーじゃなくて、
建設的、生産的な意見や視点を指摘くださる方は貴重だけど、
そういう人が周りにいない方がほとんどなんだろうな。

たとえ失敗しても、失敗したからこそ得られるものは、
宝石みたいにその後の自分の貴重な経験値になるんだけど、
今も昔も、人は失敗をしたくない性質があるので、
自分自身を教育指導できていないコトには、
自らの足では、一歩も前には進めない。
(結果、会社に入って誰かに半強制的に歩かせられないと歩けない)
(そして、そんな自分の選択でさえ誰かのせいにする)

 
今のような『絶望』の淵に立っている場合、
ちょっとした『希望』さえあれば、
その『希望』に縋(すが)り付きたくなるのも人間。

そういう心理すら自分でコントロールできないと、
コントロールできる人に、いい様にやられてしまうのがオチ.

結局のところ、全ては自分の問題。
社会やオミクロンや誰かのせいにして怒って生きるより、
自らをいかに高めていけるかどうかに特化集中できるほうが、
よっぽどか健全だし、生産的、建設的だと思う。
結果、周りにも良い影響を与えていく。

さて、
アナタはこの一カ月、どうやって時間を費やすのでしょうね。

下手な考え休むに似たりと、
どうせなら、目の前の問い合わせに一つ一つ丁寧に対応し続けるのも手でしょうし、

サラリーマンの方々は、どうせこの後も、また閉じたり開いたりで振り回されて、
作業量ばかり激増する割に収入は増えないからやってられるかと、
業界の外へ飛び出していくのも手だとも思います。
(稼ぐためにこの業界にいる方は、相当ストレスフルなんでしょうね)

いつだって、『希望』はアナタの足元に転がってるものです。 
気づかないだけ、見えないだけ。
あ、それと、メニュー化ができないだけ。

学ぶこと、トライするコトって、本当に大事なコトなんですけどね。
当該事業でわかってないままに人を地獄へ突き落す事態になるような事業は、
あんましないですから。

必死に『根っこが間違っていない、正しい努力』をしてる人は、報われます。
(今では「努力」というよりも「したいこと、すべきこと、興味関心のあること、好きなこと」をひたすらしてればいいだけなんですが)
ちゃんと生きてる人=ホンモノだけが生き残れます。 
ホンモノになるまで、あがきもがき、学んでトライし続けましょう。

 
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