残念な監理団体とは、こういうところから見えてくる

受入企業向け

とっても良い?事例を拝見したので、
勝手ながら転載させていただきます。
(全世界へ公開されているグループへの投稿だったため)


今日は、愚痴らせてもらいます。
本日、インドネシアから18人の技能実習生が、やっと入国しました。
私の教え子だったので、羽田空港まで元気な顔を見る為に迎えに行きました。

しかしながら、
受け入れの管理団体の職員は、人手が足りず忙しいので、
入国の際迎えに行く事が出来ないとの事で、一人も空港には来ませんでした。

しかし前日には、帰国の技能実習生が1人いた為、
その1人のために成田空港まで送って行ったそうです。

送り出し機関に連絡して、誰が迎えに来るのかを聞いたところ、
運転手が1人迎えに来るとの答えでした。

到着予定時間を過ぎてもそれらしい人は現れず、時間だけが過ぎていきました。

現在入国時にはPCR検査が行われる為、陰性の結果が出るまで2時間以上の時間が必要となります。
飛行機の到着時刻は9時10分でした。

検査後、実習生が出て来たのは12時近く。

次々と実習生が出てくるのに、それらしい人はなかなか見当たらず。
しばらくして、やっとそれらしい人が居たので声をかけると、そうであると答えてくれました。

私がいなかったら、どうなっていたのだろうか?と言う疑問が浮かびました。

実習生達は、国内のトランジットをしてから、
夜中の便で日本に向かって来て、非常に疲弊した状態。

運転手と話をした際、手元に持っていた組合からの依頼書には、
11時50分に迎えに行くようにと記載されていました。

と言うことは、組合は検査が完了し、
実習生が現れる時間を12時近くとわかっていたという事。

空港から、宿泊先のホテルまで3時間はかかる為、
彼らの食事はどうなっているのか尋ねると、
向こうに着いてからになるので向こうに準備してあるとの回答。

ん?

移動中に飲み物や簡単な食べ物の準備は無いのか質問すると、
管理組合からは何も言われていないと回答された。

長時間のフライトの後、余計な検査で時間がかかり、
疲労と空腹の状態でまた移動させる事を当たり前のように考えている管理組合は、
如何なものだろうか。

今までの対応から判断しても、
技能実習生を同じ人間と見ていない対応をしていたので、
これは管理組合自体の体質の問題なのではないかと思われます。

技能実習生は、日本にとっての大切な労働力であって、
道具ではない事をしっかり理解してもらいたいものです。

賛否はあると思いますが、
今日はあまりにも酷い状態でしたので、愚痴らせてもらいました。

引用元:https://www.facebook.com/groups/385958798508934/

ナゼ、こういうことが起きるのか。
あんまり深く考える人はいない。

逆に、ナゼ、この方ないし、我々は、
ここまでの思い入れ(まぁフツーですけど)を持ち合わせているのか。

ナゼ、この監理団体はこういう対応をしているのか。

ココを考えないと、改善はなされない。

単純に言えば、
この愚痴投稿者は、ずっとこの子たちを指導していたから、
どれだけこの子たちが日本へ来るために頑張ってきたのか、
よくよくわかっているから。
だから、この子たちに思いをはせて、コレだけの強い思いで、
愚痴を書き連ねる行為にまで及んだのだと思います。

おそらく、良い悪い抜きにして、
この方が出迎えに行った空港では、同様の子たちがたくさんいたのではなかろうかと。

その中には、同じように迎えが来ていない先もあったかもしれません。
他の子たちだって、同じような、イヤ、もっとひどい状況もあったのかもしれません。

私たちも含めて、
知らないだけですよね。
縁がないだけですよね。

そう、受入先も監理団体も、
選んだ子、選ばれた子が、
どれだけ大変な思いをしてきたのかをよく知っていると、
間近で見ていると、
自然と、色々してあげなきゃいかんだろと思い、行動に移します。

知らなければ、当然、自然と優先順位も下がります。
みんなヒマじゃないんだから。

別に監理団体擁護のために言ってるんじゃありません。

人それぞれに諸状況や思い入れが違うってことです。

つまり、
この監理団体が、ソコまで思い入れが強くないのは、
単なる段取り作業の一つとしてしか認識できていないので、
思い入れのある理解のある人が、
気づかせてあげないといけません。

人間、ミスやポカはあります。
忘れることもあります。

その子がどれだけ頑張っているのか、
頑張ってきたのか、
その子が入国したてから、このようなキツイ思いをせずに済むためには、
送り出し機関ならば、送り出し機関側が、
日本の受け手である監理団体の出迎え側と、
密に連絡を取って、貿易検査がどのような状況なのか、
誰が何時にどこへ迎えに来るのか、
その後、どこへ向かい、どういう隔離状態になるのか、
入国後法定講習はどうなるのか、

様々、事前に確認しておけばよかっただけのことです。

わかっている人が、知らない人、わかってない人へ、
助言、指導するのは、当然の摂理。

ココにおいて取引先として、上も下もありません。

私は監理団体というポジション特性から、
リーダーシップを発揮しやすいし、求められることばかりと考え、お伝えしていますが、
別に、今回のような入り口前半部分であれば、
送り出し側がリーダーシップをとるのも、全然問題ないことだと思います。

キレイごと抜きに、監理団体から発注をもらわねば、
送り出し機関は成り立たないという現実があるからと、
言いたいことも言えない関係性では、そもそも良い業務にはなりません。

取引として上か下かでしかものを言えない相手先とは、
付き合う以前の問題で、付き合うべきではないでしょう。

また、すでに付き合ってきているのであれば、
いかにして、その相手先を改善させられるかに、骨を折るしかなく、
仕事なんて、そんな簡単でスムーズでストレスのないものであるはずがありません。

ハッキリ言って、相手を批判、非難するだけなら、
誰にでもできます。

この方も、
お分かりだからこそ、愚痴と言われてると思います。
変えたくても、なかなか変えられないから、愚痴と。

コメント欄に並んでいるように、
先が思いやられるとか、
ヒドイ監理団体先だとか、
だから技能実習制度はダメなんだとか、
みなさん、否定的なコメントは大好きです。

それはある意味、しかたない。
人は元来、そんな性質も持ち合わせているから。

だけど、
ソコで終わる人がほとんどなので、
いつまでたっても改善できない先が多い。

キリがないので、相手が「わからんちん」であった場合、
上手にフェイドアウトすべきであり、

わからんちんではない、会話のキャッチボールが続く相手を探して、
気持ちの良いお仕事ができるようにしていきたいものですね。

久しぶりに言いますが、
相手を変えるよりは、自分を変えるほうが、まだ容易(たやす)い。

自分の接し方や、導き方、相手に気づかせられる立ち振る舞い方こそ、
見直し続けるべきであり、
自分が変わっていくと、自然と相手も変わっていくんだと思います。

そうやって世の中が、この業界が、

良い人同士が組む先でしか、
安心も信頼も得られないと、

受入先も出稼ぎ候補者たちも、
少しずつ気づき始めています。

転載のようなストーリー(局面)を、
いくつも繰り返し続けると、
人は自然と離れていくものですから。

残念な監理団体は、自ら首を絞めてることにすら、
気づくことなく、廃業への道を歩み続けますから。

なんか、そんなつもりもないのですが、
説教臭くなって、スミマセン。汗

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