技能実習、特定技能周りで、今、困っている問題と打開策を整理してみた

受入企業向け

多種多様なトラブルが、これでもかと降って湧いて出てくるこの事業。

平常時のアルアルではなく、
コロナ禍の今、
レジデンストラックが進んでいる今、
どんなアルアルトラブルが現場で起きているのか、
自分でも整理してみたくなった。

まずは、在留中の方。

現状、安定して業務に取り組めている技能実習生や特定技能者は、
通常時のアルアルトラブル対応で、今回は触れない。

安定していない先では、休業補償が年内は補填があるので、
無担保無保証の借入金(この非常時の運転資金)でも、
当座は何とかしのげる。
=経済さえ、需要さえ復活すれば、返済原資も稼げる。

先行きが到底見えない先では、
事業閉鎖や倒産にも直面し、
休業補償どころではない事態に直面している技能実習生や特定技能者もいる。

この場合、転職、転籍先探しにあたる必要があり、
引き受け希望先の数と、それを求める数が明らかにアンバランスであろうと思われ、
そもそもマッチング自体もそう簡単に成立せずに、
不幸の量産が始まっている。

ココでは紹介しませんが、
残念な犯罪行為に及ぶ技能実習生のメディアニュースも増えてきているのは確か。
いわゆる表面化が始まっている。

ビジネスチャンスととらえ、
困窮な事態を改善することで利益を得られるとにらむ有象無象が、
ここぞとばかりに参入してきますが、
これまた、救済が最優先ではなく、
自身の事業成立が最優先=金の回り具合によるものとなり、
土台、手間暇ばかりかかって利益の実現がままならない現実に気づけば、
すぐにも事業撤退となることでしょう。

また、帰国手段が少しずつ現実的になってくれば、
自然消滅していく確率も高いので、
期限付き事業でもあります。

バックエンドならぬ、次の一手まで見据えての展開であれば、
その一手の狙いどころ次第かと思われますが。

次、新規入国待ちの方。
レジデンストラックで騒いでいる方々のことですね。

個室じゃなきゃならない、
14日間隔離中の行動について、
どこまで外出可能なのか、
いや、隔離だけにそもそもが外出は絶対厳禁なのか、
軟禁状態に耐えられるものなのか、
責任はどこまで負うことになるのか、

そもそも、コストは誰が負担し、
その回収に見合うだけの利益が、
今、招聘することに、見いだせるのか。

ベトナム、タイは一定の算段が見えてきている方もいらっしゃるようですが、
ミヤンマー、カンボジア、ラオスはスタートしたけど、
ルール上、現実的なのか。

中国、インドネシア、フィリピンはいつなのか。

在留中と、新規入国と分けてザックリと列記してみました。

一つ一つを丁寧にドリルダウンして、
細々と丁寧に説明していこうとすれば、
それだけで一冊の本ができそうです。

私、ぶっちゃけ、止まっているこの業界のリスクを色々お伝えして、
生存戦略上、リスクヘッジを自身にかけたほうが良いのではとご案内してみましたが、
ソコに食いつける方、実際に取り組まれる方はほぼおらず、
目の前のこれらのトラブルにテンテコマイの日々の方がほとんどのご様子です。

別棟の取り組みには、好きでやってる手前、また細々と続けていこうと思いますが、
大半はこの業界どっぷりの方々。

私は余計なお世話などにかまけず、
コチラの現実に改めて終始していこうと思います。

その中で、
前述、全てにおいて、根幹となるべく必要不可欠なのは、
正しい公的情報だということ。

そして、この公的情報は、
法務省、外務省、厚労省、他、
各役割分担に応じて、権限先ないし発信先が違います。

つまり、

どこかにまとめてある情報などないということです。

強いて言えば、
facebookグループなどで善意の方が気まぐれにシェアくださる断片情報をつかまえる程度。

そう、自ら複雑怪奇で、いったいどこに目的の情報源があるのか、
もはやワケワカメな中、それでも探し求め、咀嚼消化することが求められています。

でないと、
一つ大事なポイントが抜けただけで、
全ての苦労が水の泡どころか、大きなマイナスや事業継続リスクすら招きかねない。

さらに面倒なのは、
日が経つにつれての上書き更新。

私、まだ未確認ですが、
直行便でなきゃダメって言われてたけど、
経由便でもOKになったとか、

技能実習生の転職、転籍は特例として認められていて、
でも、受入実績のある先じゃないとダメだということまでは許容されていないことが判明したりとか。
(平常時、解雇実習生のフリ先がなく、どうにも困っている実習生救済のためには、
 人数制限を特定許容したり、新規先への受入も可能だったりしました)

もしかすると、いろんな軋轢の中で、
個室対応や14日間隔離中の外出制限も、
この先、一定の緩和が見られることがあるかもしれません。

実習生救済措置についても、
何らかの新たな特例が設けられるかもしれません。

つまり、ルールもどんどん変わっていくので、
チェックアップフォローにみんな時間を取られていて、
新たな特例、変わった条件、諸々の咀嚼消化に相当時間を費やされていて、
水面上では、楽でいいように見えそうですが、
マトモに取り組む先は、大変な労力とコストを費やしています。

特にレジデンストラック周りについては、
当面、この問題は続く予定があるので、
ある先と、タッグを組んで提供する予定があります。
毎週、アップデートもする予定です。
(コチラはメインは協力関係者の方々になりますが)

私が提供しているアップデートメールでも、
ご紹介させていただければと思っています。

刹那的な感も強いのですが、
正にその日その日の常のアップデートは、
欠かせなくなっています。

当然、私も含めてですが、
ご覧の方々の漏れのない日々の確認に
特段の注意を払って、取り組みましょう。

ご入用の方は、以下よりどうぞ。

アップデートメール
https://www.gaikokujin.link/member/cf/1p5y4

なお、また懲りずにちょっと考えていることがあります。苦笑
皆さんにもご協力願えたら、
とっても嬉しいです。

また後日、お伝えさせてください。

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