監理団体のWEB上での「監理費表」の公表について

問題解決

先週は盛りだくさんだったので、少しお裾分け?苦笑

しばらく前に、いわゆる「監理費表」をネット上でも公開しなさい!ってお達しがありましたよね。

コレのこと。
https://www.otit.go.jp/files/user/20220608%E7%9B%A3%E7%90%86%E8%B2%BB%E8%A1%A8.pdf

すぐ思いつくのは、
「ウチより他の団体の方が安いじゃないか…ってわかっちゃったら、めんどくさいなあ…」
ってコトですかね。

この件について、正に先週、官報で、
こんなアナウンスがありました。

404 Not Found

官報はずっと公開が残らないので、少しメモしておくと、

「困難であると認められる相当の理由がある場合」、

Web公表せずともよい…となっています。

この「場合」って意味合いについて、
昨日から機構の電話は何度も鳴っていることでしょう。

なお、私は監理団体の運営はしていませんが、
たとえしていたとしても、気にせず、堂々、公開していることでしょう。

 
私、自身の戒めや勉強のために、
ご存知の通り、毎月の技能実習の行政処分について、深堀りしています。

行政処分される監理団体のほとんどは、
HP自体、Web上に載せていません。

IT業者のプラットフォーム狙いのマトメサイトに、
勝手に掲載してくれているので、
基本情報はいくら隠していてもわかります。
(もちろん、機構のHPにも公表されてます)

要は、HPも堂々と載せていない先は、
裏で何してるかわかんないって確率が高いとみられかねない。

堂々と公開しておけばよい。

今の時代、一昔前の(いやふた昔以上前なのか?)登記簿謄本の代わりにもなりえます。

今や、隠そう隠そうって姿勢は、言外に伝わります。
残念な監理団体先には、
残念な受入先が集います。

ゴキブリホイホイみたいに、まとまったところを一斉にたたいていただくのもアリですが、
集まりきるまでのタイムラグの被害者が問題です。

別にね。
お金で動く先は、お金で動いて行けばよいと思います。

いたずらに高けりゃ良いってワケでもないんですが、
マトモな先は、しっかり費用もケアしています。

てか、お金の多寡ではなく、
コスパの問題ですよね。

その意味さえ理解できない先は、他へ移っていただければよいし、
自身のコミュニケーション能力の問題かもしれません。

いずれにせよ、公開して、マズいコトは一つもなく、
むしろお金で動くかどうかのリトマス試験紙にもなります。

また、受入先が見て自社のケースと比較した場合、
説明を求められますが、それこそコスパをしっかり伝えられる良い機会になります。

よく言いますよね。
クレームやトラブルの時こそ、チャンスだと。

この機会に、やはりアナタに頼んでいてよかった…そう相手に思わせられるホンモノであれば、
何ら問題のないお話。

そもそも自意識過剰で、見てもいないかもしれない。
まして現状でもアナタに満足している受入先は、
そんなの知っても、調べるだけメンドクサイ…と既読スルーでしかないコトでしょう。

 
こういう点で、コソコソ、アレコレと騒ぐ先は、
よほど人に、受入先に知られたくないことがあるのかとさえ。

情報化、透明化は当たり前の既定路線です。
当然のごとくと、期日を待たず、ドンドン公開している先も多いコトでしょう。

もしかすると機構も、監理団体の姿勢のグループ分け、ソレ狙いなのかもしれませんね。

別に変にアピールすることでもありませんが、
公開してね!って言ってるなら、公開してあげましょう。

別にトップページのど真ん中に張り付けてって言ってるんじゃない。
監理団体としての概要や、どこぞにそっと載せておいて、
見たい方はどうぞって感じでいいんだから。

隠したり、自信なさげに言い訳ばかり並べている方が、
相手は不安になり疑心暗鬼になり、心は離れていく一方ですから。

 
追伸、
そういえば、昨日の運用要領の改正公表に、この件、もう少し具体的に出てましたね。

————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました