技能実習の監理団体と特定技能の登録支援機関は、受入先の代行業?それともコンサル業?

受入企業向け

代行とは…
① 本人に代わって行なうこと。
本来の職にある者に故障があるときなどに、その職務を代わって行なうこと。また、その人。
② ある物事の代わりとして行なったり認めたりすること。

コンサルティングとは…
クライアントの相談に乗り、クライアントの企業経営や戦略、課題などに対してアドバイスや解決策の提案をして企業を支援すること

ネットでググるとこんな説明を受けた。

アナタは、アナタが提携している監理団体や登録支援機関は、
いったい、どちらでしょうか。
実際に、お聞きしてみると良いかもです。

 
この業界においては、ココの線引きは現実的には曖昧とも言える。

なぜならば、この業界での代行業とは、
受入先の代わりに、勉強してあげること。

調べてあげること。
勉強して分かったことを受入先に伝え、
デキることデキナイコトを教えてあげる。

コレって、コンサルティング?

調べて間違いのない答え合わせ結果を、
包括的に網羅して、整理して伝えることって、
それだけでも結構難儀なので、ニュアンス的にコンサルティングとも言えそうですが、
膨大な法文を読んだり、そもそも適用されるルール自体を探したり…とはいえ、
それは単なる代行業の範疇を超えないとも言える。

一方、コンサルティングとは、
経営レベルから助言、解決策の提案を行う…とある。
つまり、代行したうえで、どうあるべきか、そのための具体的な方策にまで及び、
助言、提案を行うことと言える。

コレが監理団体で言う「特定」と「一般」の違いなら分かりやすいが、
そういうわけでもない。苦笑

 
さて、改めて…

アナタは、アナタの監理団体、登録支援機関は、どちらでしょうか。

金額的に言えば、安ければ単なる代行業?高ければコンサル業?
それもまた違うのが、この業界の深淵(しんえん)の一つ。笑

 
ココは、関係当事者同士が、どこを目指して取り組んでいるか。
どこに付加価値の重きを置いているか。

において、変わってきます。

法の立て付け的には、
監理指導の責任を負わされている監理団体は、
実際に相手が指導に従ってもらわないとお仕事になりませんから、
必然的に「コンサルティング」せねばならなくなります。
(業務上、代行的なお仕事は当然となります)

でも、登録支援機関は違いますよね。
これこそ単なる代行業と言えそうです。
だってあくまでも法的な責任においてですが…責任が全くない。苦笑
提出すべきを期日までに提出していさえすれば、
処罰されることもない。
(あ、一応触れておくけど、虚偽隠蔽など常識でダメなのはダメよ)

乱暴な言い方ですが、法の世界だけで言えば、
監理団体はコンサル業。
登録支援機関は代行業。
とも言えそうです。

なお、ちゃんと触れておきますが、
法がどうあれ、人ひとりの人生を大きく狂わせる責任感を自覚できていると、
登録支援機関だろうが何だろうが、結果、コンサルティング業をされています。

もちろん、監理団体と言えども、
意識の低い先では、金ありきの代行専門屋さんがいます。
その周りでうごめく悪質ブローカーさんたちもまた。

 
申し上げたいのは、
この業界で業者側で働く人たち、
またそんなスタッフ、職員の方々を率いている経営者は、
プロのコンサル集団でなくては、
法的はもちろん道義的にも実際の安定事業運営的にも、
成り立たないってコトです。

結果、周りからコンサルって言われてしまうってコトです。

そんなコンサルたちを率いる経営者もまた、
プロ中のプロでなくては、束ねられるものも束ねられません。
てか、是々非々の経営判断を問われる局面で、
適正適切な決断ができず、事業自体の運営ができません。

必然的に、
・勉強できる人
・コミュニケーション能力の高い人
・人間として一定以上できてる人(苦労されてる方)
などなどでない限り、コンサルタントとして、受入先からの信頼も得られません。
同様に、外国人技能実習生や特定技能外国人からも。

 
ChatGPTの登場で、もはや知識的な意味での代行業は、
一定のアシストを得られるようになりましたから、
今後は、より一層、コンサル業でなくては頼れない、頼られない業界へ、
そのシフトが加速していきます。

どんどん、ホンモノしか生き残れなくなっていく。
コレを、生きやすいと喜ぶ人と、
生きづらいと苦悩する人と…
アナタはどっち?

 
追伸、
本日のつぶやきをChatGPTに要約してもらったら、以下のお答えを頂きました。笑


「代行」と「コンサルティング」の定義と、監理団体や登録支援機関の違いについて説明された文章です。代行業とコンサルティングの境界線は曖昧であり、業界によっては区別が難しいことがあると述べられています。また、監理団体と登録支援機関では、業務内容や責任の度合いが異なり、前者はコンサルティング的な業務も必要とされるが、後者は単なる代行業とされていることが指摘されています。ただし、法的な観点からは両者に責任があることが強調されています。

私はChatGPTでも要約しきれない部分を、言外に届けていきたいし、
響くと良いのに…って自己満足で書いてます。苦笑

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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