技能実習や特定技能制度の「物知り」が凄いのではない…

受入企業向け

長い年月の中で、修羅場などの色んな経験をしてきて、
何をお聞きしても、たいていはお答えできる方がいます。

はたして、その方はすごいのか…。

はい、すごいんですが、ココで言いたいことはちょっと違います。

本当にスゴイのは、
アレもコレも先回りして、問題そのものを未然に防いでいる方。

気づいて、気にかけ、そのままにせずに調べて、
対応を考えて、手を尽くしている方。

知らないよりは、知ってる方が良い。
当然のことですが、
私が申し上げたいのは…

「修羅場にならずに収めている方々はたくさんいらっしゃる」

ということ。

そして、そのお一人お一人が、スーパーな物知りの方とか、
ご苦労をされまくってる方とか、
そういう方々ではないということ。

最低限のルールは当然ながらわかっていないと元も子もありませんが、
極論、ルールなんてわかっていなくとも、
「フツーに考えればわかること」は、総じて大きく違ってはいないと思われます。

つまり、相手が嫌がるコトや、
逆に相手が喜ぶコトが、
大きく反れていなかったなら、
労使は相愛になり、
アナタとの関係性もまた相互に良好で、
結果、何事もなく順調に回っていくということ。

トラブルが起きた時に限って立ち戻るのはルールになります。
ルールに準拠して、そのガイドラインから、どうすべきかという答えが導き出されます。

ピンボールってゲームがあるじゃないですか。
今の若い方々は知らないかな。汗

アチコチにボールが当たって跳ね返って、収まるポケットへと吸い込まれていくゲームですね。

あれと同じ。

ボールが盤上からはじき出されないように、
大枠が定まっています。

アチコチに杭や壁が部分設置されていて、
それこそアチコチに当たりながら、収まるべきへ収まっていきます。

盤上から飛び出すようなボールは、そもそもないし、
そんなに強くボールも打ち出しません。

収まるべきへ収まっていく力は、重力になりますが、
この重力が、win4allの目的として、収まるべきポケットを定めているだけのコト。

つまり、フツーにボールを打ち出せば、
アチコチ何度か当たるにせよ、ボールは目的地へと、
重力が働いて、導かれていくものなんです。

ごくごく自然に。

その際、ぶつかる壁や杭は、たいてい当たる箇所が決まっています。

たまにワイルドぴっちさならが、普段当たらない箇所に当たって跳ね返るだけです。

必要な部分に、あらかじめ、杭や壁をつくってある。
ココにこの角度からぶつかれば、自然とどこへ跳ね返っていく。

そういうことがわかっている方々は、
打ち出したボールの軌跡や、
ぶつかり跳ね返って飛んでいく先も想定した上で、
収まるべきポケットへ転がっていくように立ち回っていらっしゃるということです。

いつもながら、本当に、目に見えないところで、
目に見えない部分に誰よりも先んじて気づいて、
芽を摘んでいたり、良心的にマネジメントできている方々は、
本当にすごい。

少しでも世間様が、その努力を、成果を、
目に見える形で理解できたなら良いのに…といつも考えてしまいます。

しかし、
実際に現場で取り組んでいる方々は、
そんなことまで望んで、どーだオレサマすげーだろ!って主張したい方々じゃない。
(そういう方々はむしろ逆のことをしてる…)

それでも、願ってやまない部分が、
私みたいなタイプには、感じてならない時があります。

せめて、組織のトップから、労をねぎらう機会があることを祈って。
(やって当たり前のコトばかりじゃないですからね)

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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