外国人労働者メリット…ナゼ必要なのかをなるべくわかりやすく

問題解決

いつまでたっても基本的な検索ワードが多い気がして、
改めて書いてみます。

まぁ、困ってから調べ始めるから、
人それぞれのタイミングとなるので、致し方ないのですけどね。

えっと、キッカケは、人手不足から以外、ありません。笑
つまり、求人募集をかけても、
電話一本、問い合わせのメール一つ届かないから、
もう外国人でも誰でも良いから、ウチで働いてくれという状態になって初めて、
重い腰を上げるのが基本線です。

そこで、大きく二通りの分岐点に立ちます。

一つは、今まで通り求人募集を続ける。
なんならもっとお金をかけてでも続ける。

もう一つは、諦めて外国人労働者の受入方法を探る。

前者の道を進んでも、色々な分岐点がありますが、
ココでは割愛させていただきます。

で、外国人労働者の受入を考えて調べ始めると、
どうやら大きく3通りのやり方があると。

①技能実習生
②特定技能
③技人国(技術、人文知識・国際業務)

そこで、おカネをかけてかかけずしてか、
もう少し勉強していくと、
どうやら就労させても良い業務と、そうではない業務に縛られる。
給料は思ったよりも安くは済まない。(正確には人件関連コスト)
手続きはとても面倒で時間もかかる。
などが、わかります。

待っていてもしょうがないし、
一度頼んでみようと、どれかを選んで、
受入をしてみます。

運が良ければ、良い人財が安定雇用に繋がりますが、
運が良いのは、良い業者に巡り合えた場合と、
自社がまともな労務管理など体制整備が整っていた場合の
二つが重なった場合に限定されます。

ほとんどの受入先では、手痛い失敗を繰り返しながら、
それらの反省を活かして、次の受け入れに励みます。

どうにかこうにか、安定的に受入と定着化が実現できれば、
少し落ち着きます。

つまり、外国人労働者のメリットは、
人手不足解消以外の、何物でもないということですね。

でも、実は、意識して気づかないメリットは、たくさんあります。
走り続けて、ふと振り返ってみれば、確かにそうかもとうなずける部分です。

それは、外国人労働者の受け入れを通じて、
たくさんの副次的なメリットがあったということ。
様々なことが、今までできなかったレベルで、俯瞰的、時系列的に、
見直しやブラッシュアップができるということ。

まずよくある話が、社内活性化。
あまり日本語が話せないものの、元気いっぱいな若い子が入社して、
職場が明るくなる場合は決して少なくはありません。
フツーの日本人ならば、彼らが若くして頑張っている姿を見れば、
優しく気遣って接してくれます。
マンネリ化している職場でも話題が広がり、
若い外国人に負けてちゃならないと、日本人スタッフも頑張ってくれます。

同時に、法的に小うるさいことばかりなので、
意外と、36協定や変形労働、
はたまた就業規則そのものの見直しなどにまで発展することも多く、
どれだけ社会では労働者保護が進んでいて、
自社がそのアップデートについていけていないのかなど、
よくよくわかることも少なくありません。
(ひどいところは、この機会にその存在を知って、36協定を結ぶようになったくらい。苦笑)

海外を知り、外国人労働者の生活背景の現実を知ると、
自然と優しくなれるし、責任もって受け入れをしてあげなくちゃならないと思えます。
同時に、日本人がどれだけ裕福な暮らしを享受できているのかを、
肌で感じることもできます。

上手くいけば、海外進出の足掛かりすら考えられます。
閉塞した日本経済の先行きを見れば、
海外がどれだけ魅力的か。

要は、人手不足がキッカケではあったものの、
経営者や関わる人それぞれの視野が広がり、
視点も今まで以上に増えて、
出来るコトは増え、目が届く部分も増え、
外国人労働者の受け入れに舵を切る前とは、
また一味も二味も違った会社経営や、
職場環境を築けることが可能となります。

コレだけ変化のスピードが目まぐるしい時代に、
致命的なのは、世間の動きについていけずに、
様々な部分で浦島太郎になってしまうことです。

先日取り上げた吉本問題然り、
参院選挙の身障者当選然り、
今までの時代の固定観念や価値観のままいて対応を誤ると、
自社が立ち行かなくなるリスクが山積していることにすら気づけない。

そんな経営者が多い中、
経営者自身もレベルアップしていかなくては、
今いる日本人スタッフさえ、何時までついてきてくれるかわからないってこと。

こういう目に見えない、わかりにくいことに、
重きを置けたり、気づけたりすることが必要であり、
それらを自然と考えさせてくれて、
自身の見直しにすらなりうるのが、
外国人労働者の受け入れという手続きを踏んでいくことの、
メリットであり、
必要である理由でもあります。

デメリットとして、コストばかりかかるとか、
時間もかかる割に想定通りに進まず振り回されるとか、
まぁ、狭い視点で目の前の問題を重要視する方もいますが、
先に挙げたメリットを考えれば、
自身の問題に他なりません。

コストを最小限に抑えるのも、
目の前の1点だけを見るか、何年スパンで見るか、
人生というスパンで見るかで、全く変わってくることでしょう。

時間も労力も自分次第でコントロールしようがあります。
できないのは実力が未だ十分じゃないだけ。

今じゃ、どの街を歩いても、外国人の方を見ない日はありません。
いつまで別世界の人だと思っていますか?

接点を持たずにいるコトなんて、全く意味のないことだと思うと同時に、
新たなマーケットとして取り込むくらいの考え方は、
今の日本には、日本人には必要なコトじゃないかとさえ思います。

なるべくわかりやすく書いては見たつもりです。
絵(イラスト)やグラフや数字などなくてスミマセン。

でも、伝えたいことは、ソコじゃないので、ご容赦願えれば。


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