ナゼ業界人は○○提案を受入先へしていかないんだろう?と不思議に思うコト

受入企業向け

この業界の基本的かつ最大のポイントは、
「マッチング」と「人材育成」。

いかにして受入先が求め願う「素養・素地」のある「人材」を集めてきて、
いかにしてその選抜をし、
いかにして必要な事前教育を施すか。

その後、手続きを進め、
やってきてくれた「人材」を、どのようにして、
より自社にカスタマイズした有用な人材へと育てていくかどうか。

この2つが叶えば、
諸問題など大して大きなトラブルはまずおきない。

いや、人間だもの、
抱えている背景や諸事情もまた盤石ではないからこそ、
遠い日本まで出稼ぎに来てくれるからこそ、
問題なんてごまんと起きるんだけど、
1年、2年と過ごすうちに、
先輩が育ち残り、後輩を指導してくれるからこそ、
大中小問わず、色んなイベントが巻き起こるんですが、
それもこれも「慣れ」たなら、たいていはハンドリングできる範囲で収まる。

先に上げた2つがきちんとできているならば。

当事者間のみではとても実現はかなわないので、
送り出し機関や監理団体、登録支援機関など関係当事者が協力し合って、
共に同じゴールを目指していけるよう、取り組み続けていれば。

 
とまあ、ここまではいつものお話。

でもね…ナゼかみんな、この範囲内で完結してしまう。

私がこんなだからか、同じ仕事をこなし続けるだけじゃツマンナイからか、
受入中にもまた、色んな提案を考えて都度都度お話をしてしまう。

・人材育成
そう言われても、何からどのように手を付けるべきか、
たいていの中小零細企業先では、わかっていない。
やった方が良さそうなのはわかってる…
そしたら、どのようにアプローチとソフトテイクオフしていく手段があるのかな?
就業規則や賃金規定の法的見直しブラッシュアップからかな?
雇用条件からかな?
36協定や変形労働からかな?
それこそどこかからプロを引っ張り出して提案を受けてもらい、
第三者から刺激や気づきをもらえる機会を提供した方が早いかな?

・新たな原資創出支援(コスト捻出元つくり)
人材確保、人材育成、ソコに関わる全てに、今まで以上にドンドンコストがかかるようになってる。
ココをケアできないと、この会社終わりかねない…。
自分のお仕事もまたなくなるのかもしれない…
今、目の前でニコニコしながら頑張ってる若者は残り数年?いやそれ以上、どうなってしまうのか…
せっかくこの会社、良い会社なのに、良い社長さんなのに、良いスタッフが集まって恵まれてるのに…
大変上からですが、お人柄も人格も良いのと、
経営者として業績を上げ続ける力があるかどうかは、
必ずしも比例したり連動してはいない場合は少なくない。
ならば、この会社はどうしたら利益を積み増せるのか?
王道は、既存製品を無理なく少しずつでも増産して販売先もその量も増やすこと。
少しズラした新たな製品でも構わない。
要は、受入先が得意な範囲て、可能な限り無理のない流通販路を増やすことくらいなら、
外部にいてもできるんじゃないか?
どうやったら?どこに仕入れたい先がいる?

…他にも大なり小なり、ちょっとした提案という名の、
ヒヤリング、キャッチボール、商品やサービス特性、内部実態、などがわかっていく。
ハッキリ言って、そんな当該事業のコトだけじゃなく、
正に経営コンサル的な部分にまで入り込んでいく。

社長や責任者にしてみたら、月イチで勝手にやってくるコンサルみたいなもの。
壁打ち相手にもちょうど良い。
どうせ月イチは時間を割いて相手せねばならない相手なんだから。

そうやってくと、相手はアナタが訪問してくるタイミングを楽しみにするようになる。

昨日書いた監理費などの値上げとか、極論どうでもいい。
他の監理団体が営業に来た?そんなん興味ない…
他の業者がどうだか知らないけど、目の前のアナタに興味関心が強いから、
今、ヨソに構っている暇はない。
筋道として、アナタを脇において他を検討する行為そのものに、
心理的ブロックをかけることもできる。

極論、できなくてもいい。
アナタが、受入先を、別の世界へと連れて行ってあげればよいだけのコト。
次のステージの扉を、開いてあげればよいだけのコト。

人材育成が大事…でもデキナイ…
じゃ、他はどうやってるのかな?どこまで進んでるのかな?
ウチはできることがまだあるのかどうか…を知ることができれば、
少なくとも、立ち止まったまま何もしないよりは、
相手が自らの意思で、立ち止まると決めた機会を提供できる。
その意思確認に関係し立ち会うことができる。

新たな活動原資の獲得…あれもこれも相手の内情や性格、考え方をよくよく分かった上で、
アレコレ何度か提案してみると、
それらをやらないと決めた相手の問題となる。
(経費削減屋さんを連れてくだけのような薄っぺらいお話じゃないですからね。苦笑)

 
この業界の大きな特性の一つは、
毎月、定期的に企業訪問すること。
であれば、毎月、顔を合わせて、アレコレとお話する機会があるということ。

ならば、業界の傾向や状況などのアナウンスはもちろんのこと、
相手の脳内にある、アナタの認識を、常に上書き保存させていけるだけの、
オモロイアプローチを考えて話しかけてみれば良い。

アレコレお話する内容を業界の関連発展系か、別物系か、
相手が興味をそそりそうな話題をいくつか投げてみて、
ストライクゾーンを絞っていく。

今じゃ、ネットでググれば、たいていのことはわかる。
情報それ自体には全く価値はない。
人がどう考えどう受け止めて活用するかで、情報そのものは必要不可欠になり、
さらにリテラシー的な見る目が求められる。

さあ、いつまでもマッチングだの人材育成だのばかりではなく、
もっと別の次元で活躍できるようになろうじゃないですか!

そうやってジタバタしてみて、切り拓ける道が生まれていくんだと思う。

そうやって別軸から当該業務を見てみると、
応用活用できる部分はめっちゃたくさんあるから、
一粒で何度おいしいんだろう…って思います。

追伸、
コレ、書いてて思うのは、いつも自身の想像力の範囲内で、
そんなん無理ーとか、結論付ける方ばかりだと思う。
なんなら私の受入先訪問時や電話での話の際に同席してくれると少しはわかるんだけどな~苦笑

 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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