今週、選挙アナウンスが増えはじめ、
多くの業界関係者が希望的どころか切実な願望的入国再開をあおってくる。
（ひたすらにブレずに煽り続ける方々もいますけど。苦笑）
期待するのも、チャレンジするのも構わない。
ただ、情報弱者は特に、
困窮する自身の立場から、自分に都合の良い希望的見解に偏っていき、
いつの間にやら、11月入国再開との声を、我が身の中で確定していく。
まあ、振り回されるのは自分なので、
それこそ誰が取り締まるでも、摘発されるでもないので、
好きにすれば良いと思いますが、
振り子の先にいる来日予定者はたまったものじゃないでしょうね。
本人はそう言ったつもりでもないのに、
血気盛んな外国人の若者たちは、ちゃんと人の話も聞かずに、
さあもう、やっと、いよいよ行けるぞと勝手に走り出す。
その後、見込み通りに来日できず、
結果、余計なコストや労力を割き、失望感と共に、
「日本人に騙された」と騒ぎ始める。
感情の起伏をイタズラにアップダウンされたおかげで、
無難な入国、配属にこぎつけられなくなった場合、
余計な借金ばかりが増えた場合、
踊らせてしまった人が、結果的に損をする。
コレらの結末に至るまでのストーリーがわかっていないとしたら、
それは素人さんに等しいこと。
後になって、社会かコロナか国か誰かのせいにするのは、
あまりにも信用のない、浅はかな人がすること。
それくらい、人はバカじゃないので見抜いてる。
そんな、あまりにも目先しか見えていない近視眼業界人のために、
JITCOでさえ、こんなアナウンスを出しています。
技能実習及び特定技能をめぐる入国制限措置・検疫措置などの現状と展望
この中でも、このマトリクスはわかりやすいと思います。
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/jitco-prd-nhp/wp-content/uploads/2021/10/25135156/887f1de8c1b2c6b6bed3fa15fff05bf0.pdf
おそらく、自分ではろくに調べない。
こういった活字を読むことすらしない。
聞けばわかると思っている。
自分で読み込んで理解するより、聞いて確認したほうが早いと思っている。
つまり、あーだこーだ言って、
自分で調べようとは思わない人、
自分の頭で理解しようとしない人、
そんな方々がほとんどじゃないかなと。
そんで、ナゼ、そうなるのかと言えば、
役所は「やさしい日本語」で話してくれないから。
役所側、ルールを制定する側には、制定側の理屈があってのあの「ムツカシイ日本語」になります。
だけど、ルールを理解し守る側にすれば、そんなの知ったこっちゃない。
「命までは取られないならば、まずは突き進め！」がほとんどなのでしょう、残念ながら。
結果、また行政コストがかかるようになる。
お互いにあんまし良い関係性にはならない。
コレを改善するには、現場の人が、きちんとルールをわかっていれば良い。
そんなこんなで、役所でも何でもないJITCOに圧力がかかったのか、
役所よりはまだ聞きやすいと、電話問い合わせが増えたからか、
ガンバって、このくらいの文章ならばと、
先のアナウンスを出したのが背景ではなかろうかと。
この程度ならば「読める」し「理解が及ぶのでは…」とのニホイが、
とても強く漂ってくる解説文章です。笑
純粋な役所では、決して出さない、出せない文章です。苦笑
庶民の我々には、こういうのは、正直、助かりますよね。
昨年もそうでしたが、
私ごときの頭のレベルでは理解が及ばないほど、
確かにわかりにくさ爆発の、
ややこしい線引きが複数交差しているアナウンスばかりでしたから。
それでも、お仲間内で教えていただき、
月日が経ち、理解も少しずつ及んでいきました。
（その頃、入れ違いで入国が、また止まった記憶があります。苦笑）
自分の理解が及ばないと、人はソコで立ち止まって、前に進めなくなります。
そういう時こそ、色々管轄先など聞いてみれば良いのですけど。
情報化社会のおかげで、
これほどまでに複雑な対策、対応が可能となっているのは、
確かに多様性の尊重に応じるかのごとく、
細分化対応が進んでいる現れにて、とても良いことだと思いますが、
なにぶん、その細分化には、ほとんどの人たちがついていけてない、
少なくとも、この水際対策においては。
もう一度、お聞きします。
現時点では、
個室対応は外れてはいませんが、
かつてと同様に、
どうせわからんだろ…
そんな金は出せない…
とりあえず相部屋でもどこでも突っ込んでおけば…
なんて、安直に考えていませんか？
今だと漏れなく誓約違反者はさらされるし、在留資格も剥奪されます。
入国直後の移動には、制限もある。
公共交通なんて使っちゃいけないし、
個別送迎する以外、身動きは取れませんが、
その辺りもまた、ちゃんとできていないと、
想定通りのトラブルが起きるコトに。
ルールも守らせられない監理団体に、
とても受入先へのルール指導（コンプラ推奨やチェック）なんてデキナイでしょうね。
たいていの水際対策違反は、
こういうアナウンスなど一切読まない、読もうとすらしない方々によって、引き起こされています。
本人も責任が発生し、当然フォローする業者側も、受入先も責任はあります、
糖尿になりたくてなった人はいないように、
糖尿にならないと＝誓約違反で処分されないと、
たぶんわからないんだろうなあ。苦笑
お気を付けくださいまし。
＊個人的には、私が毎週お届けしてますアップデートメールが、
イチバン、漏れなく、「わかりやすい優しい日本語」でお届けしてるつもり。苦笑
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