私は、前々からこの業界で、
労働者側と雇用主側の間で、
当事者でもないのに教育含めてどんな理由であれ、
お金を取る人たちは、すべからくブローカーだと考えてます。
その中で、私達も含めて、色んなブローカーがいます。
まず、監理団体、送り出し機関、
登録支援機関、有料職業紹介、人材派遣、
申請取次対応をする行政書士、
労務管理の指導をする社労士、
当事者間のいざこざを間に入って解決する弁護士、
日本語を教える日本語教師、
マッチングやコンサルなど、様々なサービスをする会社、個人事業主、
はたまた実習計画を認定する機構、
技能実習＆特定技能の事業者の助力に励むJITCO、
システムサービス会社、保険会社、などなどの周辺関連業者、
入管（法務省）、労基（厚労省）、日本語検定機関など（文化庁）、
住民票登録などの手続きを要する各地の行政機関、
年金事務所、
外国人労働者へ居住場所を提供する家主や不動産会社、
送り出し国でも関係してくるありとあらゆる機関、
各技能検定機関、各分野ごとの試験機関、
コロナの水際対策、PCR検査、ワクチン、医者、看護士にいたるまで、
大なり小なり、近かろうと遠かろうと、
関係してお金を徴収する人たちは、
全て、ブローカーです。
ちなみに、以前もお伝えしたことありますが、
何らかの許可、届出、認可、資格などを得ていれば、
ブローカーではないなんて、絶対に言えません。
距離が遠いからって、ブローカーじゃないとは思えない。
だって、外国人労働者と受入先から、お金をもらっているのだから。
そう。
ブローカーの垣根なんて、だれ一人として、
明確に線引きなどできない。
人それぞれの感覚値の中で、
ココから先の人はブローカー。
ココから中の人はブローカー。
こんだけ好き勝手にやってる人はブローカー。
よくあるのは、法令違反してやってる人はブローカー。
そう勝手に定義づけているだけ。
ほとんどの方々が、
目くそ鼻くそを言い合ってる場合も少なからず。
（誰もが、どうだオレ様、スゲーだろ…みたいな。苦笑）
そんなブローカー達が、
何をもって悪質というのか。
何をもって一流？というのか。
この線引きが、
『トータルで笑顔、感謝を量産できるかどうか』だと考えるなら、
マッチングでも、教育でも、局面局面で特化した事業者が、
どうあるべきかについて、
私は、世の中に問い続けているのかなと思います。
同時に、綺麗事抜きに、
活動原資としてのマネタイズについても、
その幅感覚含めて、
特に直接関係する人たちは、
『９割ボランティア１割ビジネスくらい』がちょうどよいと、
投げかけているつもりなんです。
別に、ブローカーが全員悪いとは、まったく思わない。
むしろ、ブローカーとして、ぜひとも登場して活躍して欲しい方々もいる。
胸を張っていられるのは、もしかしたら、
自分で知りうる限り、後ろめたいことは何もないってこと。
＝誰かを騙そうとか、ホントのことを言わないとか、
メンドクサイからアレコレ端折る（ラクをする）とか、
自分たちだけが損をせず、得をするよう、天秤を意図的に傾けさせるとか、
そういった行為をしない人。
ないし会社などの団体トップの意思が
しっかりと張り巡らされている場合のスタッフ。
アナタは、自分の立ち位置が、ブローカーだとは思っていない方が大半だと。
ただその場合、こういった観点からも、
見直してみる、振り返ってみると、
身も引き締まるんじゃないかなって思います。
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