技能実習生や特定技能者の入国が止まった1月から、
早、丸2ケ月が経とうとしています。
昨年、3月くらいから入国が止まった後、
実質8月くらいまでの5か月近く止まっていた間に詰まってしまった子たちを、
9月以降、年末まで、もしくは1月までの間に、
必死に詰め込んで入国させてきていた。
そして、3月以降も、WEB面接を抱えていた先では、
候補者を集めての集合講習や、リモート講習が可能な先では、
コロナ禍であろうが関係なく、半年を経過し、
また来日の列へ並んで待っている人が増え続けていく。
ハッキリ言って、スケジュールの確認見通しが立たないということは、
関係当事者すべてに、相当なストレスを与えます。
予定も計画もあったもんじゃない。
結果、どんなことが起きていくかといえば、
人材側からは、エントリーしたけど、やっぱ辞めます…
受入側からも、諸事情の変化による、受入辞退…
そんな両サイドからの後出しじゃんけん。
今のミャンマーほどではないにせよ、
世情が不安定だと、事業も相当な"揺らぎ"に振り回され、
二度手間三度手間ばかりが増え、出ていくコストも増え、
入ってくる活動原資は増えない。
=リソースが目減りしていくのは否めません。
しかし、それでもなお、受入申込は後を絶たない。
どれだけ日本人失業者が増えたとしても。
監理団体も送り出し機関も、あの手この手で、
可能な限り、受入手配を進め続ける。
状況はどうあがいても、体力勝負の側面は否めない。
=小規模事業者はことごとく力尽きていくかも。
変な言い方ですが、体力のないところは、
黒字倒産みたいな様相も見えてくるのかもしれません。
そうなると、二極化はさらに加速して、
受け入れ人数の多い先へ、
送り出し規模の大きい先へと漠然と流れていくのが人の本質なのかも。
=不安定であればあるほど、安定や安心を求めるから。
だけど、きちんとした担当者がいるところは、
受入先は、その担当者から離れられないので、
結果、どれだけ”揺らぎ”があっても、担当者と共に、
別の監理団体へ移っていったり、
新たに監理団体を立ち上げていく動きもまた、
増えていくのかもしれません。
混沌はさらに混とんを生み、振り回され続けていくので、
やはり、自分の中にコレっていう「核」がない人は、
相当大変なストレスに駆られていくのでしょう。
さらに個人的には、今後益々、個人でも経営能力の視点や肌感覚は、
必須のスキルや能力になっていくものと思われます。
つまり、ブラサガリーマンはブラ下がり続けられなくなっていく。
飲食店やホテルなどと比べたら、まだまだ恵まれてる業界ですが、
2021年の今年、本当に「ふるい」にかけられる一年になりそうですね。
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ただいま、こんなことやってます!笑
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・“20minutes”YoutubeLIVE
・既存のアベンジャーズサービスもリニューアルを計画中。
コチラも近日、公開予定。
・監理団体許可取り消しの『統計分析』本を出版
・受入企業の認定取り消しの『統計分析』も出版してみた
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