送り出し国&送り出し機関の選び方

ポイント

何度目かになりますが、
久しぶりに書いてみます。

その前に、ふと思った事を前提に前フリとしても記します。

見えないポイントの見える化の仕方

ひとえに言語化するしかありません。
加えて可能ならば、
画像や映像で補足する事です。

※必ずしもできるわけじゃないし、
その説明も必要なので、やはり基本は言語化です。
言葉で、文章で、図柄などで説明するのが、
目に見えないポイントの唯一の見える化手段となります。
なので、文章は読むべし。
コレに尽きます。
そもそもが法文や運用要領などのルールも読んで理解せねばなりませんから。

 
さて、送り出し国、送り出し機関の選び方について書きます。

一般的?フツーの探し方、選び方と比較して、
相対的に書くほうがわかりやすいと思われますので、
先に一般的なアルアルストーリーを記します。

 
(一般的なアルアルストーリー)

どこかでタイが良いと聞いた…。
周りは皆、インドネシアだから…。
先々考えるとインドやバングラデシュで取り組んで差別化に賭けたい…。

などなど、まず興味関心のある国から選定します。

そしたら、その国の送り出し機関はどんな先があるのかと探して調べます。

何のツテも何もない方々は、
SNSを彷徨ったり、
ググってみたり、
どこかで何かしらのご縁や繋がりを求めます。

横繋がりのある方なら、
同業他社に聞いて相談し、まずはと紹介してもらいます。

そうやって出来高で繋がった先とアウトライン的な金の話を中心に確認して、
まずは一度やってみようって動きます。

結果、うまく行かずに終わります。

その際、あの国はダメだ…というレッテルをつけて。

後はその繰り返しです。
どの国も似たかよったかで、
こんなものかと変に納得して、
ならばウチはこうやってく…なんて、
ある意味、金儲けブローカーそのものになっていきます。

コレがアルアルパターン、アルアルストーリー。

 
(私の場合、あくまでも私の場合)

前述のアルアルパターンとは、
全く真逆の順番、ストーリーとなります。

誰と組むか…でしか考えてない私は、
組むべき相手がたまたまでもいる送り出し機関を選びます。

更に、たまたまその送り出しがどの国だったか…だけの話です。

ただ、私の場合、
皆さんがよく感じるのは、

アンタだからそうやってできるんだよ…
アンタはアチコチの送り出し先もよく知ってるから選べるんだろ…
ウチにはとてもできないよ…

あぁ、コレもアルアルリアクションなので、
耳に聞こえてくるかのようです。

あのね…
「んなわけないじゃん!」って話なんだけど、
届かないし響かないから、
別の方向で話しします。

 
昔も今も、私は送り出し国や送り出し機関を自分で選べる立ち位置にいません。

結果、ある意味、
強制的に指定の国の指定の送り出し機関のご担当者の方と、
やり取りすることとなります。

正に今の現場職員の方の立ち位置です。

では、どうしてきたか?

答えは至極、単純明快。

色んな話をして、その担当者との信頼関係を築き、
その担当者を自分好みのデキる人材に育ててました。

私の指示に従って動いてれば怒られないから、
責任を負わずに済むから、
ラクだから、
…から入り、
でも、別に上から目線で指示命令的な話し方じゃなくて、
様々な助言や提言を、冗談やバカ話を混ぜて、
し続けてると、
勝手に相手が私に一目置くように、
自然となっていきます。

何なら送り出し国、送り出し機関決定権者に伝えるべき内容すらも、
担当者に伝えて、アレもコレもギブギブ対応して、
現場同士での信頼関係構築を大切にします。

もっと言えば、
ご褒美に他の引き合い先も紹介したりもします。

必然的に私に顔が向くようになり、
この人を裏切ったりはできない(裏切る方が損をする)…と、
心的碇(イカリ)を沈めていきます。

もちろん、最初っからこすっからい担当者だった場合は、
これまた上手にチェンジを図りますし、
それこそ送り出しの担当者が変わったとしても、
同じことを繰り返すだけ。

なんならコチラは一職員だけど、
送り出し先のトップとも同様の手順を踏んで接点を増やします。

そもそも現場は現場の担当者のものなので、
どうとでもやりようがあります。
(なので、相当好き勝手にできます。経営側は問題なく金が回ってればそれでいいんですから。笑)

そんなこんなが続いてくと、
戦友的な関係性になっちゃうんです。

今までコレでどうにもならなかったことは記憶にありません。
中国でもベトナムでもフィリピンでも。
(あ、大昔のスタート時、中国で送り出し担当者が通訳と組んで候補者や合格者から大金を巻き上げてた時だけ、どうにもなりませんでした)

 
コレが私の、私なりの送り出し国、送り出し機関の選び方…てか選び方ですらなかったかも。苦笑

もちろん、
フリーハンドでマッサラのゼロからどこの国の送り出しと提携するにはどこかオススメないですか?って聞かれたら、
相手に応じて懇切丁寧に対応したりもするし、
お付き合いも、何もないのにひょっこり用件だけ送ってくるお相手なら、
力不足でスミマセン…ってお返事してます。

冒頭に相対的な比較のほうが分かり良いのではと書きました。

あえて一般的かと思われるストーリーと、
私の場合のストーリーとを書きました。

もちろん、
もっと細かく選択肢を拡げつつ、
今でも新たな有能先はないものかと探していたり、
何度も足を運んで確認してたりする方もいらっしゃいます。

何も私のやり方が唯一無二の道とか、そんな事言ってるんじゃない。

選び方、探し方はそれぞれです。

送り出し国、送り出し機関を探している方にとって、
少しでも参考になればと。

また、送り出し先の方にとっても…。

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