賃上げアナウンス…1年早かったかなあ。
でも、間に合わなきゃ、意味がない。
ご存知ですよね?
国が、厚労省が、輪をかけて「賃上げ」アナウンスを立て続けていることを。
賃金引上げ特設ページ
https://pc.saiteichingin.info/chingin/
「賃上げ・人材活性化・労働市場強化」雇用・労働総合政策パッケージを更新しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30335.html
他にもアレコレと出てきます。
加えて、
NEXT Work Style
働き方改革
https://hatarakikatakaikaku.mhlw.go.jp/
ただ、賃上げすれば良いってコトではない。
おそらく、人手を確保できないという必然的脅迫と、
最賃UPという強制的なタイミングでのみ、
昇給対応をしているのが、
中小企業の現実でしょう。
日本が国際的にリーダーシップを取る先進国というポジションから転落したくないからか、
国際的なバランスを取っていかないと輸入に依存する日本が立ち行かなくなる必然性からか、
そもそもが国際的労働者獲得競争に負けると日本沈没が見えてきたからか、
いずれにせよ、賃上げムード、このトレンドは、
底堅く避けて通れない問題の一つです。
30年、上げずに済んできたのですから、
そこからの大きな変化に経営者のほとんどがついていけてない。
適応しようとしてない。
目先のコトしか考えて対策してきていない。
対策するだけの勉強やトレンドキャッチに時間を割いていない。
時間を割かない、作ろうとしない。
特に製造業系は、素晴らしい製品をコツコツと作り続けるコトこそが、
生存競争に勝てるんだと、思考停止状態へと逃げ込むばかり。
※この業界も同じ、相対的にコスパの良い人材供給さえできていればそれだけで良い…
そんな思考停止状態で、来日してくれた人材の育成による定着にまで進めない。
ソコまでの『囲い込み』にまで至らず、
必死に仕組化やプラットフォームづくりばかりに固執している。
今年の4月から、中小企業も月60時間以上の残業は、1.5割増しとなる。
・労災事故を起こすな。
・長時間労働させるな。
・賃上げせよ。
全てにおいて、今よりももっと、成長、進化を強制してきている。
大きな流れをつかめている経営者たちは、
どんどん、自組織の体質変化を図っている。
「生産性の向上」なんて、一言では到底片付けられないものの、
機械的、ビジネス的な意味合いで目指すならば、
そもそもが、「人間的に向上」しないコトには、実現は不可能。
成長、進化を目指すなら、
そもそも一人ひとりの人間が、自意識にそれぞれの意思という方向性をもたらせねば、
自発的かつ積極的な行動には至らない。
その方向性を管理するため、
恣意的に同じ方向へ顔を向けてもらうためには、
自らが明らかに確固たる姿勢で、目指し、向かい、背中を見せていなくてはならない。
ソコから、時代が求めてやまない、健全かつ好ましい変化への適応が始まる。
偉そう言ってるみたいで恐縮ですが、
ココまで掘り下げて、心理的、脳科学的、行動科学的に動いていく経営者は、
はたしてどれくらいいるのでしょうか。
別に結果が全てな分、
理屈で筋道立っていなくとも、
カリスマ的に引っ張るでも良い。
猪武者的に背中を見せ続けても良い。
山頂という一定以上のゴールへ到達するための登頂ルートは、
人それぞれに、どんなルートであっても構わない。
ただ、ご来光を拝みたい場合は、
その時間前までに登頂を果たさねばならないのは当然。
本日の話題で言うならば、
ご来光はそれぞれ。
また、ご来光に間に合う時間もまたそれぞれ。
まだ時間があると思う人は、
まだクリティカルではないと思う人は、
登頂する山を選び、
登頂ルートを選び、
実際に登頂を開始すれば良いと思う。
どの山を登るべきかも選べない…
登頂ルートも選べない…
自ら頭脳労働ができない経営者、
力が足りてないと感じる経営者は、
外部の力を頼ってでも、
登るべき山を登っていかないと、
やはり淘汰の波にさらわれて、時間の問題にしかならないと思う。
結果、決断ができず、行動に移せない経営先は、
淘汰に至るタイミングが、それぞれに具現化していくのが今年だと思う。
時代の変化を求めてくるスピードは、
その速度をさらに増して進んでいく。
金が全てじゃないにせよ、
全てに金がかかる経済社会に生きている私たち。
願わくば、間に合わせて行ける方々と共に、
支え合いながら、楽しく歩んでいきたいものです。
追伸、
冒頭に触れたように、無理のない賃上げについては、
去年、2022年が別れ目、節目と無料セミナーまで設けて、
一つの選択肢をお届けしていましたが、
やはり一年早かったのかなあ…目の前に問題が表面化しないと動けないのが人間だから。
(訓練すれば、動けるんですが、そんな訓練もまた、今まで色々伝えてきているんですけどね)
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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