特定技能外国人と面談してきた…

受入企業向け

先日、お手伝いしてる特定技能外国人へ、
定期届出提出前の面談に行ってきました。

ちなみに、言葉を正しく使おうと思っていない人は、
特定技能生…とか言いますが、
技能実習生とはまったく違う存在だという認識が甘いんじゃないかと思ってしまう。

特定技能の外国人は、
もはや○○生と言われるような、トレーニング人材ではない。
れっきとした一般労働者であり、
私などは動じても違和感をぬぐえない。

同時に、そう呼称しているということは、
独立独歩を目指す人材と見ていないので、
いつまでも、ある意味、甘やかし依存心を減少させない行為とも思える。

私などは、「特定技能者」とか短縮して表現することが多くありますが、
いずれにせよ、特に技能実習生とは存在が違うという、
彼ら彼女らに、そう意識づけることは必要だと思います。

 
・ハラスメントはないですか…
・妊娠には注意しましょうね…
・ケンカすることもあるかもだけど、仲良くね…
・年末年始、事故には気を付けてね…
・母国で解決できないことなど起きたら相談してね…

等、何度目かで、声をかけてきました。
寮にも顔を出して、様子を確認してきました。

 
顔見て目を見て表情を見て、
時折、一人ひとりに個別に質問して返答を聞きながら、

届いているか、響いているか、
伝わっているか、
表情が曇る瞬間はないかなどを確認していました。

自分が安心したいだけでなく、
相手にもまた、伝わっていると、表情が様々変わってきます。
 
不慣れな方は、
「…わかりましたか?」とのみ聞けば、
「はい、わかりました」としか返ってこないことをわかっていながら、
ついつい、そう聞くばかり。

ココでの目的は、
忘れていないですか?
再度、『「ナゼ」気を付けるべきポイントなのか…』を、
言い方を変え、
タイミングを変え、
伝え方を変え、
理解を促します。
意識づけるといってもいい。

書式にあるような、杓子定規な話など、
私に言わせれば完全なルーティン。

大事なのは、ソコじゃない。

 
技能実習生でも、1年目と2年目、2年目と3年目では、
かける言葉のテンションも、説明量も、
ソコへたどり着くアプローチの仕方も、
少しずつ変わっていく。

元技能実習生としての特定技能者へも、
新規入国者としての特定技能者へも、
当然、相手の度合いを感じ取り、把握しながら、
ギアも変えて、一人ひとりに届くよう、響くよう、伝わるように。

相手との距離感を無意識にも図りつつ、
支えや拠り所となるよう、
とはいえ、依存することもまたないよう、
会話を重ねていく。

特に特定技能で、
自社単独受入を目指す企業においては、
必ず支援責任者や担当者の前で、
「やってみせる」
それも、何度も…。

企業単独受入を目指す方々は、
特定技能の外国人が、少しずつ信頼を寄せてくる過程を、
定点観測していると、
せめて、私の場合は、私なりに、
どのように関係性を構築しているのか、
距離を測っているのかについて、
多少なりとも、理解できるようになる。

できる人は、できるようになる。
デキナイ人は、いつまで経ってもデキナイ。

第三者的存在というポジションの優位性もまた感じ取れるのかもしれない。
当然ながら、立ち位置の違いを、
品上がるように仕向けて行くから。

結果、経営者がコストでしか見てない場合は、
不要と見られ、機会を削られていくんですが、
現場的には、特に特定技能外国人が頼ってくる姿を目の当たりにすると、
安易に削って問題ないものかを相当心配するようになる。

私は別にどちらでも構わない。

安定をコストでマネジメントしたい先は、
私のような存在を求める。
求められれば、変わりなく、アレコレとグリップを効かせていく。
定着化の足しになっていく。

安定を自分たちで構築したい先は、
私のやり方もまた参考にしてもらいながら、
自分たちで工夫を凝らし、経験を積んでいく。
失敗しても、ソレを糧として邁進し続けられるかどうか。

できるかどうか、
腹をくくって取り組めるかどうか以前に、
コスト削減が優先される先は、
私は不要なのでフェイドアウトしていくのみ。
その受入先が野となれ山となれ、自己責任と。
(関わる外国人たちとは、縁は切らない、何かあれば可能な範囲で裏でフォローする)

アナタは、どんなつもりで、
特定技能の外国人の『支援』に取り組んでいますか?

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フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
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