んなこたわかっちゃいるけど、デキナイ理由…Part2

余談

先日、人材育成について、同様のコトを書いた。

今回、もっと突っ込んでみる。

これまた先日、
月給50万でも応募がない現実って記事を、どこかで見た。
確か、料理人か何かだったように思う。

世の中は、すでに大学全入時代。

日本人の若者たちのほとんどは、
もはやそもそもの就労先として、
外国人労働者が働いてくれているブルーカラー職種は、
選択肢として、思い浮かぶことさえ、ないのかもしれない。

高卒市場の現実を聞いても、
とてもとても採用できないし、
できても続かないし、
そもそもが、続けてもらえるように運べるレベルではないらしい。

 
この現実に対して、
更に時代は、外国人労働者でさえ、
ただただ、感覚で良さげな人材を選んで招聘すれば、
問題なく働いてくれるような、生易しい時代ではなくなって久しい。

それでもまだなお、
特にブルーワーカー職種を求める中小零細では、
日本人に比べたら、外国人労働者のほうがマシらしい。
(だって、50万出せば間違いなくたくさん応募があるから。苦笑)

結果、
本気で受入に失敗をしたくない場合は、
コスパをきちんと最大化させたい場合は、
大きく二つ。

1.マッチングを成立させる。
そのために自社で求める人材を、
任せたい業務と社内風土に適した人材を、
ちゃんと他者へわかるように言語化して、
募集業者に機能したスクリーニングをしてもらわないといけない。
また対象人材が集められるだけの雇用条件の各種を、
綿密に打合せして、定めねばならない。
必要に応じて、昇給の基準なども整備しておかねばならない。
賃金規定などもまた、同一労働同一賃金などの観点から、
外国人を日本人と同等以上として、どう扱うべきかも。

2.定着化してもらう。
給料の納得性、業務の指導、社内環境の整備、
生活の円滑化、転職リスクのケア、などなどなどなど。

 
言われて当たり前のことですが、
残念ながら、これらが、

『わかっちゃいても、デキナイ…』

ぶっちゃけ、「できる資質」と「リソース」がない。
(失礼)

人間、予防にお金も労力も時間も割かない。

痛い目を見て、初めて反省し、軌道修正を図るも、
自身が現場にも入る中小零細の経営者には、
これらの熟考や整理整頓、組み立て、
更にはトライ安堵エラーを繰り返すだけの、
体力、資金力、時間、気力、ノウハウがない。

結果、打つ手がないと諦め、
日本人はおろか、外国人労働者さえ、
来てくれなくなるまで、
今のままを繰り返すのみ。

倒産までの片道切符を、ひたすらに突き進む。

何かしらの解決策を求め続けるも、
見つからないし、見つけられないまま、
イタズラに時間だけが費やされていく。

 
リソースについては、ちょいちょい書く機会があったけど、
「資質」については、書いたことないと思うので、
触れてみる。

端的、率直に言えば、
経営者が確固たる覚悟を『言語化』できているのかってコト。

私でいえば、
他の誰よりも、「笑顔と感謝が自然とあふれ出す社会」を目指して、
日々、楽しく挑戦し続けている。

そのために、
どうしたらよいものか。
誰と組み、どんな切り口から、どんなアプローチで、
どのように一つ一つ実現していけるものか。

全てはソコから、始まっている。

ただし、
ココに経営者が行きつくまでには、
それなりの経験や学び、気づきが求められると思う。

少なからず、自分が心の底から納得でき、
周りの誰に何を言われようがどうにも変えられないほどの信念が
ソコにあるハズだから。
(私もそれなりに苦労はしてきたらしい。苦笑)

コレを掲げられるかどうかを、
私はココでは、「資質」と言ってみた。

後は、自分の感性や直感、価値観など、
特に琴線に触れる部分から、取り掛かってみると良いと思う。

自分の興味関心が強い部分からであれば、
入り込んでいく「やる気スイッチ」は、
自然と入ってしまうコトが多いから。

私でいうなら、「出会いサイト」であり、
「おっさんずラブ」なのかもしれない。笑

 
もしかしたら、
他にも色んな手段や道のりがあるのかもしれません。

でも、デキナイ理由を明確にしたら、
後は、乗り越え方を考え、トライしてみるのみ。

いつまで、デキナイ理由を吐き出し続けるのか。
いや、吐き出しながらでもいいので、
足踏みすることなく、ジタバタと前に上に進んでいくのが、
大事なんだと思う。

追伸、
自分の生き方そのものが定まると、
めっちゃ生きやすいんですけどね。

時代がどれだけ移り変わろうとも、
まったく振り回されることなく、
やるべきことは自然と定まりますから。

 
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