実質的にコロナが明け、
改めて世界で労働者獲得競争が激化してる。
日本の最賃もまた、東京vs地方で争ってる場合じゃなく、
5/29のレートでみても、
・オーストラリア20.33豪ドル(1,850円)、
・米ロサンゼルス16米ドル(2,030円)、
・カナダBC州15.65ドル(1,560円)
・英国9.5ポンド(1,530円)
・ドイツ12ユーロ(1,640円)
と比べて東京1,041円で争ってる。
ちなみに、高知と沖縄は820円。
もうすぐ、後進国の日本人が、
先進国へ出稼ぎに行く時代がやってくる。
だって、生産性も向上できず賃金も上げられない日本では、
他国との格差は開く一方ですからねえ。
あ、既に、こんな出稼ぎエージェント(送り出し機関)もあるの、ご存知でしたか?
「1ヶ月稼ぎは$30000-$70000!日本円500万円超え!」ってあります。苦笑
(ココが良いとかまったくないですし、ある意味、怪しさもありそう)
https://twitter.com/america191919
こんなとこ、日本でも増えていくのかなあ。
結果、余計に地方での人手不足は進む。
日本人は勤勉…
そんなイメージが先進国に未だあるならば出稼ぎ需要もあるやもしれませんが、
モノも言わない日本人の性格を知れば、使えねーってなるかもですね。
「ハッキリ言えよ!」
「はい、わかりました」
…ハッキリ言えない…
「わかってないのに、わかったって言うな!」苦笑
外国人労働者の気持ちが、やっと実感できるかもですね。
総じてメンタルの弱い日本人。
上手く使えるのは、きめ細かい気遣いができる職場。
そんなん、海外で求められると思います?
郷に入ったら郷に従え…ですよ。苦笑
ソレが、外国へ出稼ぎに行くって意味です。
その国の言葉だって、176時間でしゃべれるようにならないといけないんですよ。
半年で、4級相当までコミュニケーション力を上げなくっちゃならない。
ストレスに弱い日本人だと、そもそもが無理かな。
いや、窮屈さにこそストレスを感じる元気な若者たちなら、
一定数はトライしたいって希望者もいるかな。
田舎の方にこそ、送り出し機関が乱立したりして。
あ、国内法だとフィリピン同様に労働者負担を許さないから、
先進国は日本は割高だから要らないって言うかな。
メンタルも弱く、外国語習得能力も低く、
生産性の向上にも貢献デキナイ人材は、
先進国では受け入れたくもないので、
日本人が求められるかどうか。
わかりやすくポジションを変えてアレコレと書いてみましたが、
いざ自社の人手不足をなんとかせねばとの当事者毎で考える場合、
こんな俯瞰的視点を、地方の一経営者レベルで、
見えると思いますか?
業者側は、見せられていますか?
過去を見れば、色んな国から労働者がこぞって日本へ出稼ぎに来てくれてるんだから、
ウチだって募集かければよい人材が来てくれるんじゃないか…
フツーはそう思いますよね。
でも、今とコレからは「過去」の延長線上にはない。
まして、コレから受け入れしようとしてるなら、
フォーカスして吟味すべきは、半年から3年後、5年後までのコトです。
部分部分では、未だに「憧れの日本へ行けてウレシイ」なんて記事も見かけますが、
全体的なトレンドでは、ましてこの先は、
そういう人たちは目減りし続ける一方だと、理解できるかどうか。
この先、日本へ行けることは絶好のチャンスなどではなく、
労働者が、働きに行く先を選べるようになってる今とコレからは、
既に、会社が選ぶんじゃない、労働者が選ぶ時代になってるコトを、
理解できるかどうか。
理解できない先は、理解できないまま、ことごとくトラブルばかりが勃発して、
当初目算していたコスパなど成り立つはずもなく、
業者がダメだったと言い続けるのでしょうね。
従業員からも業者からも嫌われながら、
淘汰されるまでの時間を過ごすばかり。
この意味をアレコレと調べながら、
実感もって理解する力があるかないかで、
やっと適正・適切なスタート地点に立つことができる。
業者は、常に、この正しいスタート地点に、
受入企業を立たせられるかどうかで、
事業の先行きが決まっていく。
足元から移り変わっているコトに、気づける人、
対応できる人は、残念ながらそう多くはないらしい。
————————————————————–
解体新書企画のご案内が始まりました。
イロハを知りたい方、良質な切磋琢磨をしたい方、最新情報を漏れなくケアしておきたい方は、
ぜひご活用ください。
注:趣旨にコミットくださる方に限ります。
ご案内(メルマガ登録)はコチラ。
自分で言うのもなんですが、業界人は特に、登録しとくと良いと思います。
ホントに、色んなネタを個別にお届けしてますから。
————————————————————–
コメント