中国→ベトナム→インドネシア?→???…どうスライドしていくべきか

受入企業向け

ある少人数グループで、
たまたまこんなコメントをしていて、
丁度良いからと、今回コチラでも少し詳しく取り上げてみます。

話の始まりは、コチラのニュース共有から。

ベトナム人労働者が日本への派遣に難色、新型コロナと円安で[社会]
ベトナム人労働者の日本への送り出しを行う多くの企業で、人材を確保できない状況が発生している。  ビエンドン労働輸出サービ...

この情報に、必要以上に一喜一憂する必要もないのですが、
個人的には、色んな国を体感してみたい好奇心を抑えられない私としては、
ついつい、過去⇔現在⇔未来をイメージして、
こんなコメントを返していました。


中国からベトナムへの大きな転換点もまた、
リーマンショックという世界の大きな出来事でした。
今回も、コロナやウクライナロシアなどが、
大きな転換点になっているように感じています。
当然、その数年前から兆候は出ていて、
先んじるコトができる方々は、
準備に余念なく、移り切った後からでした。

もちろん、手数料のための借金まで考えると
円安時期に行くのを躊躇するといった背景もあります。
つまり、ベトナム3600ドル、ミャンマー2800ドルといった、
手数料を取る国では、割高感は増しますよね。
*インドネシアも水面下では言われている場合もありますね。
*円安は賃金自体、出稼ぎ労働者にとって勝手に大きく目減りするので、
全ての送り出し国に当てはまるとも言えるんですが。

加えて…


ベトナムの次は、インドネシアが大半のようですが、
早い方はその次へと動いてます。
1993年から3年になった時点をスタートとしたなら、2008年のリーマンショックまで15年。
2008年から今の2022年までは、14年。
2000年代と2020年代とでは、時代のスピード感は控えめに見て数倍。
さて、インドネシアの次はどこでしょうか?

川上から川下へ。
ある意味、経済社会においては、キレイごと抜きに自然な流れです。
ただし…


30年たった今でも、中国からの受入を続けている先もあります。
時代のトレンドが移り変わる中で、変わるものもあれば、変わらないものもあります。
どの道を選択するか…の問題だと思います(⌒∇⌒)

…とも、触れておきました。

別にベトナムへのフォローでも何でもなく、
コレもまた事実・現実だからです。

以前、中国受入継続されてる方とお話したことを思い出します。
「国を変えるというのは、想像以上にストレスとリソースを費やすことになるので、
 中国で出来上がっている現状が続く限りにおいては、維持するのも選択肢の一つといえると思われます…」
なんてお話してました。

もちろん、
大企業ならぬお金とマンパワーと時間にゆとりのある大組合さんでは、
国のスイッチなどなんのその。
何ならコロナ前からずっと10カ国近くからの受入対応をこなしています。

どの道を選択するかは、本当にその当事者の判断です。
どちらも一長一短があるものですから。

さて、これらを踏まえて、
あえて次の国を言うならば、
ミャンマーが不安定な今、消去法的にも
インドネシアに集中してると感じるのが肌感覚です。
(カントリーリスクはともかくも、難民認定リスクをマネジメントできる先では、
 当然、ミャンマーもまた、当事者にとっては次の国になってますよね)

そして、同時に、
インドネシアの次の国へと動いている方々も少しずつ増え始めてる。。。

アーリーアダプターってワケじゃないほどに、
メディアや統計数字に表れ始めたなら、
もうその時点では、ピークを過ぎているのかもしれない。
時代のスピード感はそのくらい速いから。

定点観測による確認や、提携までの諸手続きの時間を考えれば、
今日の明日でスタートを切れないのが、この業界の常。

なるたけ同じ国で、長く安定した受け入れをしたいためには、
もう今から、インドネシアの次の国の答え合わせに動いていても、
遅いことはあっても、早いなんてことはないくらい。

インド、キルギス、ウズベキスタン…
パキスタン、バングラデシュ…
ちょっと戻って?タイ、モンゴル…
国は色々あるけれども、
インドネシアの次の主要となる国は、今のところまだ見えてきてはいません。
(あ、レッサーパンダが○○○ー!と叫んでいましたが😅)

はてさて、どのような答えになっていくのでしょうね。

追伸、
そういえば、少し前にブラジルも興味示すようなメディアニュースもありましたが…
近隣でペルーやアルゼンチン、コロンビア?
いやいや、本当に最後のフロンティア、アフリカ各国???

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、登録しとくと良いと思います。
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