外国人労働者業界の方へ、課題という名のプレゼント(^^;)

問題解決

転職先を探さねば…
冗談でも日本側の監理団体など職員の方々も、いよいよ不安になってきているようです。

たまたま、こんな記事を見つけました。

人手不足だけど「50代は削減」日本企業のジレンマ
コロナ感染者数の減少で会社の業績が回復基調になったという会社もちらほら聞くようになりました。ところが、いいことばかりではありません。人手不足で業務に支障が出ている会社が増えているようです。たとえば、…

40代はもちろん、20代、30代の若い方々も、
コレは他人事じゃないので、
ちゃんとキャリアマップを考えて実行していかねばなりません。

私、ずっと前から、
『全社会人個人事業主化』 
をお伝えしてきています。

コレ、監理団体職員も、送り出し機関のスタッフも、
ナニジン問わず、誰も彼もが同様に当てはまるコトであって、
決してどこかの誰かのコトではなく、アナタ自身が向き合うべきコトです。

 
ナゼ、企業は若年労働者(外国人労働者だけの意味では決してない)が欲しいのか。
キレイごと抜きに、ひとえに、安く雇えるからであり、
誰でもできるけど、誰かにやってもらわねばならない仕事が、
どの企業にも必ずと言っていいほど、あるからです。

逆を言えば、
高給取りは、現時点で埋まっている席以上には、
要らないってコトなんです。

会社は組織な分、三角形のヒエラルキーを構成して成り立っているのは、
誰もがお分かりかと思いますが、

自身が、家庭を持ち、年を経て食事も住まいも着るものも、
たまの余暇もゼイタクになり、
親も介護が始まって、何かとお金がかかる世代は、
どれだけ仕事があったとしても、低賃金での雇用はできかねるのが、現実です。

かといって、
その会社で、どれだけの有用人財であるのかもはっきりわからないうちは、
最初っから高賃金設定できるなんて、ほぼあり得ません。
(例えば、自分の給与以上の新たな利益を手土産に転職してくるような人とかであれば、まだしも…)

 
一方、
この業界では、ラッキーなことに、
現場の現実から考えれば、
どうあがいても、『属人的』になる部分が多くあります。

もちろん、優れた代表が率いる団体では、
組織的役割分担による分業化や、
システム活用、組織運営上の様々な仕組み化を洗練させていると、
属人的な部分は薄れていくものですが、
受入先にとっては、窓口担当はアナタであり、
アナタが他ならぬ、より能力、スキルの高い人財であった場合、
頼るのはアナタであり、アナタが所属するその組織ではありません。
(組織の看板に負けるアナタなら、そうはなりませんけども)

そして、コレだけ不安定な世の中だと、
突然、色んな事が起きえます。

万が一、アナタが現在所属する会社、団体で、
青天の霹靂とも言える大変な労災事故が起こったり、
寝耳に水の様々な資格取り消しの憂き目にあったり、
はたまた、自身の生活上、急転直下、大金を稼がねばならなくなった場合など、
頼れる先は、アナタのチカラを頼りにしてくれている先にほかなりません。

それは、所属先以外のトラブルなら、所属先が可能な限りケアしてくれるでしょうけど、
じゃあと、個人的な事情を加味して、明日から給料10万増やすなんて、
出来るハズもありません。

トラブル元が所属先であったならば、
意図せずして、
いきなり翌日から外の世界へホオリ出されてしまうコトさえ…。

だから、
本当に自分自身が安定し充実した人生を謳歌したいのであれば、
ある程度、自分の人生の自由な生き方に対して、
イヤラシイ意味ではなくとも、
独立独歩がいつでもできるよう、
能力、スキル、経験、人脈、ノウハウ、などなど、
社会に対して、圧倒的に代わりのいない人財に成っている必要があります。
(または、経営レベルで自分の足で歩んでいく準備ができてる状態に…)

 
特に若いうちは、人を見る目も接し方も立ち回り方も、
全てにおいて未熟である場合は多く、
なにより自分自身の得手不得手や良し悪しの面が、
自分でわかっていない。

敵を知り己を知れば百戦危うからず…

なんて言いますが、世間様をわかっていないし、
自分自身も他の方々と比べて相対的に、どういう得手不得手、どういう特徴、個性があるのかについても、
わかっていないからこそ、
判断を見誤ったり、二の轍を踏むような失敗したりと、
そのまま社会に出ても、到底通用しないこと自体も、
わからないからこそ、百戦危うからずとなるまでには、人生経験が必要だってコトですね。
(私も未だにまだまだです。涙)

特にビジネス面から言えば、
どんなところに、どんなエッジを立てるべきか。
どうやって客先を探し、客先から信頼を寄せられ、
喜んでアナタにお願いしたいと言わしめられるチカラが自分にあるかどうか。

これらのチカラを総合的に身に付けられていればこそ、
社会人として、独立独歩できるんだと思います。

なので、今現在、所属している先が良い場所ならば、
正にその組織の中で、より、なくてはならない人であり続けるためには、
どうあるべきかについて、
個人個人で自分自身と向き合い続けなくてはならない。

結果として、
50代になった自分は、所属先がたとえおかしくなったとしても、
困らない自分に成れていれば、
自分の人生に、何ら不安もなくなることでしょう。
(正確には、どんな不安にさいなまれても、踏まえて乗り越えて行ける自分でいられるってこと)

混とんとした過渡期において、
唯一信じられるのは、自分の力。
お金も家も着るものも食べるものも、乗る車も、使うスマホも、
なくなったり、変わるものですが、
唯一消えてなくなってしまわないのは、自分が身に付けたチカラ。

世間様がどうなろうとも、
所属組織がどうなろうとも、
いつの時代であっても変わらないのは、
誰もが人は、ソコにある社会に所属し共存共栄しながら生きていくってこと。

ならば、その社会の中で、求められる自分でいればこそ、
50代になっても60代以上になっても、
困ることはなく生きて行けると思われます。

土台さえ強固であれば、
その上に、どんな建物だって何度でも築くことはできるのですから。

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