世間様に出回る記事として、
両極端の記事がありましたので、
ご覧の皆様もどう思われるのか。
実習生の不正労働が横行する縫製業界のホワイト化を目指す監理団体の挑戦
ご覧の通り、健全な制度運営に向けて、地道にコツコツと取り組んでいる方々が、
確かにいらっしゃるという記事です。
徹底的に忠実に現場に赴いて、
一方的な位置立場からの意見だけじゃなく、
（受入側、監理団体側、実習生側全てからの意見を聞いて）
丁寧に寄り添い、場面場面を切り取って、
伝えてくれている記事です。
どんな業界にでも、ナニジンにでも、
良い人もいれば悪い人もいる。
悪い人しか取り上げられない中、
アクセスが伸びるかどうかだけをモノサシとせず、
苦労してこの問題に真正面から取り組んでいるジャーナリストのお仲間内の方の記事です。
（無論、この方、悪い面もちゃんと取り上げます。苦笑）
一方、
「この制度は危なすぎる」 五輪でも露呈した日本の人権意識の低さ、“ヒーロー” 弁護士が指摘する問題とは
なんか自分も否定的なコトは言いたくないので、
あえて簡潔にしか触れないけど、
いつものごとく、
アレはダメ、コレはダメ。
じゃあと代わりの特定技能なら大丈夫…的な主張は、
私みたいなネジレている人間には、響かない。
いったい、どっちが健全な社会へ、貢献していると思いますか？
反対反対はんたーい！
潰せ潰せつぶせー！
叫ぶだけならホントに簡単です。
私、弱者救済を掲げて、建設的な提案を投げられる方、
もっといえば、それらを自ら実行されていらっしゃる方、
そんな方々は、本当に尊敬しています。
現状否定にしか注力できない方々は、
どうしても好きにはなれない。
いや、こういったヒーローの方々がいらっしゃるからこそ、
世間に対しての一定の牽制になっている事実はあろうかと思いますし、
未だに残念極まりない、憎むべきバカッツラ経営者も業者もいるので、
ドハマりして転落した方々の権利保障、権利回復を支援する存在も、
必要だと思ってます。
少なくとも、私にはできないコトだから。
それでもヤッパリ、好きにはなれない。
むしろ、こういう方々とは何が何でもご縁を作らずに済むよう、
立ち振る舞わないとと、切実に願ってしまう。
それが彼らの狙いならば、
喜んで、乗っかりたい。
マジメか？！…とか、
健全化、適正化が大事！…とか、
そんな大上段に何かしらの社会正義を掲げて、
むきになって取り組むことがしたいんじゃない。
ただ、
自分にストレスのないような社会にしたい。
自分と家族、特に次世代の後輩たちや、その後の子供たちが巣立つ社会が、
より良いモノであって欲しい。
どうせなら、我々の世代でもまた、次のステージへと押し上げられた社会で、
もっと活躍して欲しい。
そんな社会人としてのささやかなプライドでもって、
どうせならば、お尻拭きテイストじゃなくて、
先頭に立って道を切り拓いていくテイストのほうが好きだってだけ。
結果、それが社会にも受け入れてもらえれば、
こんなに嬉しいことはない。
昔っから、こういう性癖は否めない。苦笑
人がやりたがらないコトに面白みを見つけ、
さすがに独りぼっちだとツマンナイからと、
同じ様なオタク仲間を集め、
人を巻き込み、好き勝手やってきた。
ミンナ失敗したくないから、
たいていは私が先走って取り組んでみた後から、
安易に真似して、突き進む方がいらしたり、
慎重に慎重に、石橋を叩いて渡るかどうかを決めていく。
まして能力の高い方々は、軽々と私なぞ飛び越えてご活躍されている。
それがフツー。
冒頭の記事の方々もまた、
実業の世界から、人が無理だと言って逃げてきた新たに道を切り開いてこられたそのご苦労は、
並大抵のものではなかったと思います。
私なんかがこう言うと上から目線で恐縮ですが、
こういう実業の世界で、誰の目にも止まらない中、
懸命に活動に取り組んでいる方々も、世の中にはたくさんいらっしゃると思う。
みなさんそれぞれに自負もあれば、
メンツも自信も実績もある。
マウントを取りたがる方々も多い中、
それでもそれぞれに、前向き、建設的に動いている。
そういう意味では、
「どこを目指しているのか」
ソコを互いにコミットできる仲間ってのは、
ホントに大事だと思う。
カワイソウなガイコクジンを救うことにこそ、
コミットして活動している方もいれば、
そもそもがカワイソウなガイコクジンを量産しないように取り組むことにこそ、
コミットして活動している方もいる。
まして、そんなレベルは当の昔に乗り越えて、
もっともっと高いレベルで、先のステージへの道を切り開いている方もいる。
色んなグラデーションがあるのが当然ですが、
どうせなら、より好ましいポジションで、
自分に合った取り組みに注力したいものですね。
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さてさて、次は何に取り組もうかなあ。苦笑
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