入国再開の見通しを、諸説色々整理してみる…ホントにいつになったら技能実習生や特定技能は来日してくるのかなぁ。

レジデンストラック

まず、3月7日期限だった緊急事態宣言。
2週間の延長となり、3月21日まで。

あくまでも法務省の各公表資料には、
緊急事態宣言の解除の日までは入国制限(拒否)が続くと記載があります。

裏返せば、緊急事態宣言解除以降は、
入国再開とも読めるわけですね。

つまり、3月21日(22日)から入国再開の線
コレを信じる(この線で期待したい)方々は、
すでにエアチケットを予約したり、
陰性証明手配の段取りを進めていたりしているようです。

ただし、ご承知の通り、感染拡大は、
むやみやたらに外国人を入国させ、野放しにさせたからだと、
騒ぎ奉る方々がいます。
真偽はココでは議論せず、まったくのイチャモンなのですが、
ストレス圧にどこかへ矛先を向けたい方々の格好の餌食にもなっていて、
与党内にもパフォーマンス好きな方が吠えているようです。
ヤフーニュースのコメント欄など見れば、
他の誰かのせいにしたい非先進国民は少なくありません。
ポピュリズムの弊害の一つ。

よって、
世間の顔色を窺わねばならない政府としては、
そうはいっても、緊急事態宣言解除日=入国再開スタート日として、
ホントに門戸開放しても良いのかという意見を消化しきれてはいません。
(入国を許可しきたから感染大国になったのではないことを、わかっている方はたくさんいます)

よって、
・陰性証明不所持者は搭乗させないよう航空会社へ要請
・空港を出てから、どんな手段で移動するのかも明記を要請
・空港を出てからも連絡が取れる手段をその場で機能するかどうか確認手続き
・14日隔離期間中、毎日確認連絡を実施し、3日間音信不通者は業者が所在確認へ動く
・厳格化により入国ストレスが膨れ上がるので、1便100名以下を航空会社へ要請
 (検疫キャパや検査待ち時間、14日間隔離ホテル床数のキャパ問題などもあるでしょうし)

これらの単なる厳格化の1stステップを構えることで、
批判国民の留飲を下げ、受入へと舵を切る地ならしに励んでいるような印象です。

ただ、その地ならしが、3月21日までに間に合うかどうか。
整えきれるかどうか。
国民周知後、抑えられるかどうか。

あ、書いてるそばから一日上限2000人以下なんてニュースも…(3/12現在)

いや、オリンピック移動のボリュームを考えたら、
とてもじゃないですが、一日上限2000人以下の中に、
技能実習生や特定技能者など含まれるはずもない。

ということは、
いよいよオリンピック後なのかという声も、現実味を帯びてきました。

ただし、
本気で人手不足で事業閉鎖へ追い込まれていく先は増えていきます。
現在の人手不足先で、日本人が働こうとはしないから。
最賃に毛が生えた程度の給与設定で、
3k4k5k職場で単純労働ができる日本人はいないから。

春野菜はすでに収穫できずに、そのまま腐らせる先は少なくなく、
人手不足過ぎて稼働できず事業縮小/閉鎖へ追い込まれる先も少なくなく、
あぶれる日本人労働者を横目に、
働かない日本人が増えていく一方です。

こりゃいよいよ、インフレに入るのかもしれません。

お金を支払って買い物消費できない経済難民は、
悲しいかな、人として見てもらえませんので、
家を追い出され、奥さんにも見捨てられ、
生活保護のお世話になる人も増えていくのでしょうか。

ソコまで行っても、ゼイタク日本人は現場就労へはつけないのかもしれませんね。
そもそも、そんな日本人など経営側も雇う気にはなれないでしょうし。

話がそれた…

結果、政府も今度は経産省からの突き上げをくらって、
綱引きの均衡が崩れたならば、
オリンピックだろうが何だろうが、
いや、むしろオリンピックのどさくさに紛れて、
ヌルっと入国再開させていくのかもしれません。

それが、3月末、いや、4月初旬からとなるか、
それともGW明けまで引っ張られるか…

変異種ウイルスもまた、致死性が高い種類があることが分かったとか、
世界規模で、出来高の流れ…どの国の誰もがゴールが見えていない。

以上、ツラツラと3つくらいの諸説について、書いてみました。

3月22日…
3月末or4月初旬or 5月GW明け…
オリンピック後…

さてさて、アナタはどの馬券を買いますか?苦笑

オリンピック後となってからであっても、
アナタの所属先は、安定して事業運営を続けられそうですか?

追伸、
大穴は、来年以降でも安定した入国再開はないのではという最悪の線。
変異種ウイルスが、致死性も高いタイプが、色んな種類で出てくると、
とてもじゃないですが、全ウイルス対応ワクチンなどできるはずがない。
インフルエンザの種類関係なく効く?タミフルのような治療薬が、
町医者レベルで処方普及されるまでは、
ずっとずっとずっと今の状況が続く。

だとしたら、この業界も先はありません。
経営者なら、最悪のネガティブシュミレーションは間違いなく頭に入れて、
どう今後をポジティブシンキングしていくべきか。。。

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